宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

女性農業者のための農機具研修会を開催しました!

2023年11月24日 09時10分21秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和5年11月16日(木)に、登米管内で女性農業者のための農機具研修会を開催し、管内女性農業者8人が参加しました。

 株式会社丸山製作所宮城営業所の山内康弘氏を講師に迎え、農作業安全の基礎知識について講義いただくとともに、刈払機の安全な使い方、メンテナンス方法について実演していただきました。研修会後半では、女性農業者のほ場に移動し、参加者全員が刈払機の実習を行いました。女性向け刈払機の他、排気量の異なる2種類の刈払機を実際に操作し、作業性や使いやすさの違いなどを体験しました。研修会には初心者からベテランまでの女性農業者が参加し、参加者同士が教え合う場面もみられるなど、賑やかな雰囲気での実習となりました。

 当普及センターでは、今後も研修会等を通じて、女性農業者を支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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東松島市産業祭「農産物展示品評会」が開催されました。

2023年11月22日 10時33分46秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年11月12日(日)に、東松島大曲地区体育館において、第三回東松島市産業祭「農産物展示品評会」が開催されました。今年は、夏の猛暑の影響により、特に果菜類、ねぎ、葉物類で生産量が落ち込み、昨年の約三分の二の出品数にとどまりましたが、32人の生産者から選りすぐりの43点が出展されました。そのうち、トマト、いちご、ねぎ、きゅうりなど、東松島市の主要な園芸作物を中心に、金賞10点、銀賞10点が授与されました。

 農家の皆さんは、今年の猛暑により、栽培管理や病害虫防除に大変苦労されたかと思われますが、特に受賞された出品物は、いずれも品目特有の大きさ、形、色などの品質を有する高品質なものであり、生産者の日頃からのたゆまぬ努力が感じられる品評会となりました。

 受賞された皆さん、おめでとうございました。普及センターでは、気象変動にも負けない農産物の安定生産に向けて支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999

 


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利府梨部会で土壌・肥料設計に関する研修会を開催しました!

2023年11月22日 09時06分50秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 JA仙台利府支店を会場に、利府梨部会員を対象とした土壌と肥料に関する勉強会を開催しました。研修内容をしっかり理解してもらうため、研修会を2回に分けて開催しました。

  10月26日に開催した1回目は、「肥料や土壌に関する基礎的な知識を学ぶ」というテーマで、朝日アグリア株式会社の鈴木秀輔氏を講師にお招きし、13名が参加して研修しました。2回目は11月17日に開催し、個々の土壌診断結果をもとに、施肥設計に関する考え方と肥料計算について当普及センターの職員が講義を行いました。こちらも13名出席し、最近の肥料高騰に伴う肥料費節約にも役立つ内容ということもあって、参加者は熱心に研修を受講されている様子でした。質疑応答や生産者同士でも意見交換が行われるなど、和気あいあいとした雰囲気での研修会となりました。

 今後も普及センターでは、利府梨の生産振興に向けて支援を継続してまいります。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374、FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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河北せりの現地検討会が開催されました!

2023年11月21日 17時13分31秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年11月1日に河北せり振興協議会の現地検討会が開催されました。石巻市河北地区で生産されるせりは「河北せり」として、青果物では県内初のGⅠ(地理的表示)登録をされています。

 現地検討会では協議会員12人が参加し、各ほ場を巡回しながら、生育中の冬せりの栽培管理、病害虫管理について検討を行いました。

 今夏の高温により、種田において葉が焼けるなど被害をがあり、冬せりへの影響が心配されましたが、順調に生育し、すでに出荷が始まっています。12月の最盛期に向け、出荷量も増加する見込みです。

 普及センターでは今後も、ほ場の巡回等を行いながら、良品質なせり生産を目指して技術指導を行っていきます。


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若手農業者を対象とした経営管理講座を開催しました

2023年11月21日 15時52分19秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 大河原農業改良普及センターでは、新規就農者を含む若手農業者が、経営の計数化を通して経営改善を図るよう、みやぎ農業未来塾「若手農業者経営管理講座」を開催しました。

 講座は11月9日、20日の2回行い、職員を講師に、簿記記帳の目的や複式簿記の仕組み、日常の仕訳、簿記特有の会計処理について講義を行い、毎回8名程度の農業者が参加しました。

 農業特有の勘定科目や消費税の複数税率、補助金を受けた場合の圧縮記帳など、難しいところもありましたが、参加者は説明を熱心に聞き入っていました。

 参加者の中には令和5年から青色申告制度を利用する方もいて、今後はそれぞれの状況に合わせて個別に支援していきます。

 普及センターでは会計管理を通して経営改善につなげる農業者が増えるよう、引き続き支援を行ってまいります。

 

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班

TEL:0224-53-3591 FAX:0224-53-3138


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令和5年度ルーラルガイド講習会が開催されました

2023年11月21日 10時37分27秒 | ②新たな担い手の確保・育成


 令和5年11月14日(火)に、県栗原合同庁舎会議室で、令和5年度ルーラルガイド講習会が開催され、20人が参加しました。
 はじめに、株式会社WATALIS代表取締役引地恵氏より、「アップサイクルで創る懐かしくて新しい未来」と題して、東日本大震災の被災地である亘理町で、農村に古くからあるものを素材に新しい価値を生み出し、伝統文化の伝承と発信を行っている同社の活動について講話がありました。
 続いて、実習では、蜜蠟キャンドルリース作りが行われました。初めての体験に苦戦しながらも、各々の個性が輝いた作品が生まれていました。
 参加者からは、「人と人とのつながりや出会いの大切さを学んだ。」、「自分の家に眠っている着物の活用について考える良い機会になった。」等の声が聞かれました。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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令和5年度宮城県農林産物品評会(うるち玄米)を開催しました

2023年11月20日 18時21分25秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和5年11月13日、14日に、宮城県庁1階ロビーにて、県内農林産物の生産振興と県民の皆様に知っていただくため、農林産物品評会(うるち玄米の部)を開催しました。今年度の農林産物品評会は、より多くの生産者が農林産物を出品できるよう、品目ごとに旬の時期に開催しています。

 うるち玄米の部では、134点の玄米が出品され、品質や外観が最も優れた農事組合法人北向結ファーム(村田町)の「つや姫」に農林水産大臣賞が授与され、他の入賞品やすべての出品玄米とあわせて、県民の皆様にお披露目しました。

 

〔農林水産大臣賞受賞者〕

 村田町 農事組合法人北向結ファーム (きたむきゆいふぁーむ)

 品種:つや姫

 

 その他の入賞者は、こちらの県のウェブページ<外部サイトへのリンク>をご確認ください。

〈連絡先〉

宮城県農業革新支援センター (農政部農業振興課普及支援班)

仙台市青葉区本町3-8-1

TEL:022-211-2837

FAX:022-211-2839

E-mail:gbfs@pref.miyagi.lg.jp


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第2回気仙沼地区みやぎ農業未来塾(学生コース)を開催しました

2023年11月20日 11時45分57秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和5年11月16日、宮城県本吉響高校2年生の農業専攻7名を対象に、農業への理解・関心を深め、職業選択の一助とすることを目的として、今年度2回目の「気仙沼地区みやぎ農業未来塾」を開催しました。

 今回は、当普及センター管内の主要品目であるいちごをテーマに取り上げ、普及センターから生産状況や栽培管理について講義し、その後、生産者である階上いちご第2復興生産組合の佐藤友耶氏から実習の説明を受けてランナーを取る作業を行いました。実習では、ランナーがうまく取れずに戸惑う生徒がいましたが、コツを覚えると作業スピードが上がり短時間で終了しました。

 今回の研修会場は、高校の先輩に当たる佐藤氏のいちご施設であったため、就農した経緯や農業経営について直接話を伺う機会にもなり、有意義な研修となりました。

 普及センターでは、今後も教育機関と連携し、担い手の確保に努めていきます。

 

 

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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JA新みやぎ南三陸地区JAまつりが4年ぶりに開催されました。

2023年11月20日 10時10分28秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和5年11月12日に「JA新みやぎ南三陸地区JAまつり」がJA新みやぎ気仙沼支店構内の特設会場で4年ぶりに開催されました。当日は肌寒い天候でしたが、「餅まきイベント」や地域の農林産物や加工品等の販売ブースには大勢の来場者がつめかけ、大盛況でした。

 JAまつりの一環として開催された「農産物共進会」には、JA新みやぎ南三陸地区管内から野菜,果実,穀類の部で合計291点が出品・展示され、いずれも甲乙付けがたい出来栄えでした。前日の11月11日に行われた審査会では、当普及センター職員も審査にあたり、金賞5点、銀賞7点、銅賞15点が選定されました。午後には出品物の販売会があり、地場農産物の質の高さを地元消費者等に広く知っていただく良い機会となりました。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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造成された高収益作物試験ほ場で、初めてたまねぎ定植が行われました。

2023年11月20日 09時26分35秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

   栗原市金成津久毛地区では、ほ場整備に伴う高収益作物試験ほ場が造成され、この度、初めて高収益作物の取組が行われることから関係機関と連携し、地区の担い手や関係者を対象とした、たまねぎ定植現地研修会を開催しました。

 研修会では、関係機関等から、試験整備ほ場の概要や専用定植機の説明が行われました。普及センターからは、土壌診断に基づく施肥設計や栽培に関する情報提供を行いました。

 参加者からは、加工用と生食用の違いや、定植機に関する質問が寄せられました。また、定植作業を行った生産者からは、初めて使用した定植機などの感想がありました。

 管内の生産面積は近年増加傾向であり、普及センターでは関係機関と連携し、引き続き定着や生産拡大に向けて支援していきます。


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