<ワークショップの様子>
平成30年6月1日(金),今年度普及センタープロジェクト課題「中山間地域における小果樹類の加工品開発及び生産振興」の活動の一環として,花山コミュニティセンターにふさすぐりの栽培者,加工取組者及び関係機関の方々計9名を集めたワークショップを開催しました。この課題では,高齢化が進む中山間地の諸問題を解決するきっかけとして花山で古くから生産を振興していたふさすぐりに着目し,付加価値向上や交流人口活用により生産拡大を図り,地域の維持・活性化のモデルとすることを目指しています。
今回,アドバイザーをアサーティブ&シーエス代表の桜井真理子先生にお願いし,「ふさすぐりの加工」と「花山のブランディング」について,意見を出し合いました。加工については,ふさすぐりの鮮やかな赤色やかわいらしさを生かした既存商品の事例を参考に,次回までに各自で商品構想をまとめてくることになりました。また,ブランディングについてはSWOT分析を行い,花山のふさすぐりの強みや弱み等について皆で再認識しました。その後は栽培ほ場に移動し,生育状況等を確認しました。
桜井先生には,ふさすぐり加工品の開発や既存商品のブラッシュアップ,販路開拓等について継続してアドバイスをいただく予定で,普及センターでは,栽培者や加工取組者の個々の取組を支援していきます。
<ふさすぐりほ場の様子>
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-5795・6144