宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

【ふさすぐりプロジェクト】第1回アドバイザー派遣を行いました!

2018年06月14日 15時40分58秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

<ワークショップの様子>

  平成30年6月1日(金),今年度普及センタープロジェクト課題「中山間地域における小果樹類の加工品開発及び生産振興」の活動の一環として,花山コミュニティセンターにふさすぐりの栽培者,加工取組者及び関係機関の方々計9名を集めたワークショップを開催しました。この課題では,高齢化が進む中山間地の諸問題を解決するきっかけとして花山で古くから生産を振興していたふさすぐりに着目し,付加価値向上や交流人口活用により生産拡大を図り,地域の維持・活性化のモデルとすることを目指しています。

  今回,アドバイザーをアサーティブ&シーエス代表の桜井真理子先生にお願いし,「ふさすぐりの加工」と「花山のブランディング」について,意見を出し合いました。加工については,ふさすぐりの鮮やかな赤色やかわいらしさを生かした既存商品の事例を参考に,次回までに各自で商品構想をまとめてくることになりました。また,ブランディングについてはSWOT分析を行い,花山のふさすぐりの強みや弱み等について皆で再認識しました。その後は栽培ほ場に移動し,生育状況等を確認しました。

 桜井先生には,ふさすぐり加工品の開発や既存商品のブラッシュアップ,販路開拓等について継続してアドバイスをいただく予定で,普及センターでは,栽培者や加工取組者の個々の取組を支援していきます。

<ふさすぐりほ場の様子>

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    

TEL:0228-22-9404  FAX:0228-22-5795・6144


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GAP(農業生産工程管理)の視察研修会を開催しました

2018年06月14日 09時07分47秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 近年,安全・安心な農作物への関心が高まる中,それぞれの生産工程を「みえる化」して第三者機関に審査してもらう「GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)認証」取得が進められています。美里農業改良普及センター管内では,既に2法人で第三者認証GAPを取得しており,さらに新規に取得を目指す経営体がいるなどGAPに対する関心が高まっています。
 そこで,平成30年6月5日(火)にJAみどりのと共催でGAP研修会を開催し,いちごでJGAP認証を取得している山元町の(株)一苺一笑を視察し,生産者や関係機関職員など合計31名が参加しました。
 (株)一苺一笑では,人材育成のために社員主導でGAP取得に取り組み,併せてICT化も積極的に進めており,GAP記帳のデータ化やタブレットを使った選果作業の把握によってGAP取得後は労働時間が大幅に削減されて社内整備や清掃に時間を使えるようになったとの説明がありました。
 実際に整理整頓された施設やGAP導入の効果を目の当たりにした参加者からは,自分の経営に取り入れられることはないか真剣に施設を見学するとともに積極的に質問をしていました。
 普及センターでは,GAPの取得拡大と定着をプロジェクト課題として位置付け,新規に取得を目指す経営体には施設管理や書類作成などを中心とした支援を,取得後の経営体には適切な運用管理やランクアップに向けた継続支援を行っていきます。

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

 


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栗原のズッキーニがテレビで生中継されました

2018年06月14日 09時02分29秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体

 平成30年6月5日,在仙のテレビ局により,栗原市金成地区のズッキーニほ場と生産者が調理したズッキーニ料理が生中継されました。
 ほ場では,生産者から,栗原市が県内一のズッキーニ生産量であり,地域をあげて生産拡大を進めていることや,ズッキーニの特徴・栽培方法について説明されました。また,リポーターによるズッキーニ収穫体験も行われ,光沢のある新鮮なズッキーニに感動した様子でした。
 続いて,生産者が調理したズッキーニのチーズ焼き,ズッキーニの肉まき,ペペロンチーノ風サラダ,ズッキーニの浅漬けの4種類のズッキーニ料理が紹介されました。生産者からはズッキーニがどんな料理にも使いやすい食材であることが説明され,試食したリポーターは高く評価していました。
 最後に,7月14日(土)から7月29日(日)に仙台市と栗原市の飲食店21店で開催されるズッキーニ料理フェア「くりはらズッキーニウィーク」を普及センター職員が紹介しました。当イベントについては,下記ウェブサイトで詳しく説明しています。
 栗原産ズッキーニの出荷ピークは6月から7月になります。ぜひ旬の野菜をご賞味ください。

※くりはらズッキーニウィーク紹介ウェブサイト
 http://www.pref.miyagi.jp/site/khnokai/event.html

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班     
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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「石巻市北限オリーブ1500本記念植樹が行われました」

2018年06月13日 17時43分20秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 平成30年6月2日に石巻市北上地区で,石巻市北限オリーブ研究会主催によるオリーブの記念植樹が行われました。北上地区においてこれまで合わせて商品化の最低ラインとされる1500本のオリーブが定植されることを記念したものです。当日は子供たちを含む120人が参加し定植を行いました。
 オリーブの栽培は,北上,雄勝,河北,網地島の各地区で,農業法人,市や復興庁,石巻専修大学等で構成される同研究会が実証試験として取り組んでいます。オリーブは将来的に石巻市の特産品として期待されており,普及センターでは,病害虫の防除を中心に栽培を支援しています。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第1班
  TEL:0225-95-1435 ,7612   FAX:0225-95-2999

 


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東松島市小松地区に新たな担い手法人が創立!

2018年06月13日 17時08分46秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成30年5月26日に農事組合法人鷹来の創立総会がJAいしのまき矢本支店で開催されました。農事組合法人鷹木は東松島市西小松地区の転作組織として活動していましたが,現在計画されている小松西地区圃場整備事業地区の担い手組織として構成員7名で法人化したものです。
 地域においても,担い手の高齢化や耕作放棄地の増加が課題となっており,今後,農事組合法人鷹来の活動が期待されます。当面,飼料米と大豆の栽培を中心とし,普及センターにおいても関係機関ともに栽培や法人経営を支援して参ります。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-1435 ,7612   FAX:0225-95-2999


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「花のみち45」花壇管理講習会が開催されました

2018年06月13日 16時36分23秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年6月5日,気仙沼市主催の「花のみち45」花壇管理講習会が気仙沼市民健康管理センター「すこやか」で開催され,市民ボランティアなど約30名 が参加しました。「花のみち45」は,国道45号線気仙沼バイパスを花で彩る取組みで,平成7年から始まったものです。
 普及センターから,サルビア,ジニアなど各品目の特徴・管理方法について説明しました。草丈が高く,茎や枝が乱雑に伸びてくる8月ごろに,切り戻し作業(生育のよい葉の上あたりで茎を切る)を行うと,再びわき芽が伸びてきて,こんもりとしたきれいに整った姿になることや,草丈の大きいサルビア等に,草丈の低いジニア等が隠れてしまわないよう,栽植位置にも注意するよう説明しました。
 今年も「花のみち45」はきれいな花で彩られます。気仙沼にお立ち寄りの際はぜひご覧ください。

<連絡先>宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階
TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606 
E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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スターチス出荷査定会・現地検討会の開催

2018年06月13日 09時29分46秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 スターチス・シヌアータの出荷最盛期を前に,5月31日(木)にJAみやぎ登米花き部会のスターチス専門部で出荷査定会と現地検討会が開催されました。
 出荷査定会は,大瀬集出荷場で仙台市場の株式会社仙花から助言指導を受けながら,出荷規格について,長さ,曲がり,ボリュームの有無による,秀・優クラスの格付けや箱詰めなど,熱心に話し合いが行われました。
 現地検討会では,迫町の圃場2カ所を巡回し,灰色かび病への対応や生育状況について検討し,確認しました。
 市場からはスターチスの販売状況について,普及センターからは梅雨入り後の栽培管理について説明しました。
 普及センターでは引き続き産地発展に向けた支援を行って参ります。

写真 「出荷規格によると…」

<連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター  地域農業班
 〒987-0511 
 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-8603 
  FAX:0220-22-7522


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ハウスなす現地検討会が開催されました。

2018年06月12日 18時07分07秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成30年6月7日にJA古川によるハウスなす現地検討会が,大崎市古川敷玉地区のほ場で開催されました。検討会には生産者25名の他,関係者としてJA古川,株式会社渡辺採種場,普及センターの担当者が参加しました。
 現地検討会では,ほ場でなすの生育状況を確認した後,株式会社渡辺採種場の担当者から潅水や追肥,整枝方法など今後の栽培管理について説明がありました。
 普及センターからは,今後梅雨入りし灰色かび病やすすかび病が発生しやすくなるため予防散布を行うこと,薬剤抵抗性の発達を防ぐためIRAC,FRACコードなどの作用機構分類を活用した薬剤ローテーションを実施するよう指導しました。
 栽培管理や病害虫防除の話以外でも,参加者が情報交換する機会となり,有意義な検討会となりました。普及センターでは今後も関係機関と連携を図りながら,ハウスなすの安定生産のため継続して支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター   先進技術班
 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


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「美里町北浦梨ブランド化研究会」の設立!

2018年06月12日 16時34分10秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年6月3日(日),みどりの農協会館において,「北浦梨ブランド化研究会」の設立総会が開催されました。総会には,設立時の会員6名と来賓として,美里町長,JAみどりの小牛田営農センター長や当普及センター所長が出席し,研究会の設立を祝いました。 研究会は,美里町北浦地区を中心に栽培している「北浦梨」を県内外の消費者に広くPRするためのブランド化に関する活動を行うために設立されました。
 平成30年度の事業計画は,商品開発,パッケージデザインの制定,高品質梨の栽培研究や賛同会員の募集等を予定しており,関係組織との活動連携をより一層強化していくことを確認しました。
 普及センターでは,これまでも,梨ジョイント栽培技術の普及や「北浦梨」を使ったスイーツ開発や地元菓子店との連携を支援してまいりましたが,今回の研究会立ち上げにあたって,その運営方法や活動方法などについて助言をしてきました。
 今後も「北浦梨のブランド化」に向け,果樹生産拡大と6次産業化を支援していきます。

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225
 

 

 


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女性対象の「北浦梨」摘果講習会開催!

2018年06月12日 14時33分55秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 美里町特産の「北浦梨」は,大正時代に産地化され,現在,栽培者42名,栽培面積10haで幸水,あきづき等,様々な品種を栽培しています。
 JAみどりの北浦梨部会では,5月17日(木)に梨の摘果作業の中心を担う女性生産者を対象とした摘果講習会を開催しました。講習会では「そもそもなぜ摘果するのか」という基本から,どの位置のどの果実を残すかなど,具体的に幼果の間引きを実演しながら説明しました。
 普段の講習会は男性中心で,女性は基本的なことを聞く機会がなかなか無いと言う声が多かったのですが,女性限定としたことで質問しやすいと大変好評でした。
 冬には女性を対象としたせん定講習会も実施する予定です。

熱心に説明を聞く梨農家の奥様方 


<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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