宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA加美よつば管内の和牛成牛審査が行われました

2018年06月20日 08時00分15秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年6月8日に加美町の旧大崎西部家畜市場を会場として,和牛繁殖雌牛の成牛審査が行われ,JA加美よつば管内の生産者38名が飼養する45頭が受審しました。
 成牛審査は,公益社団法人全国和牛登録協会が定める「登録規定」に基づき行われており,黒毛和種の能力向上等のために,血統,体型や繁殖能力を審査した上で登録証明書が発行されます。
 審査開始前には集合した生産者に対して,大崎農業改良普及センターより本年度の新規基幹種雄牛の紹介を行うとともに,農作業事故防止等を呼びかけました。また,全農みやぎ畜産部からは,子牛市場の市況や出荷前子牛の手入れについて説明がされました。45頭の雌牛は,体重測定,体高,胸囲などの体型測定を行われた後,全農みやぎ畜産部職員が審査を行いました。
 JA加美よつば管内の成牛審査は2ヶ月ごとに開催されます。今後も,和牛改良や飼養管理の技術向上のために情報等を提供していきます。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

 


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JAみどりの青ねぎ現地検討会の開催

2018年06月19日 13時06分26秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成30年5月31日(木)に,JAみどりの管内の青ねぎ生産者による現地検討会が開催されました。参加者13名で,鹿島台地域,松山地域,小牛田地域,涌谷地域の7ほ場を回り,それぞれの生育状況をお互いに確認し,今後の栽培管理について意見交換しました。
 JAみどりのは,平成26年度から加工・業務用野菜として「青ねぎ」の栽培を推進しています。また,平成29年度から,青ねぎ集出荷調製施設を通じて全量加工業者に販売するなど生産振興に取り組んでいます。
 普及センターでは,平成30年から青ねぎの生産性向上をプロジェクト課題として,適正施肥や効果的な病害虫防除対策を生産者へ周知普及するために取り組んでいます。
 実需からは,品質及び数量等に一定の評価が得られてますが,今後とも定時・定量・高品質の周年出荷が求められており,これらに対応する必要があります。
 普及センターでは,JAみどりのと連携し,青ねぎの安定生産に向け,土壌診断に基づく適正施肥や適切な病害虫防除等を継続して支援していきます。

 

<JAみどりの青ねぎ栽培講習会>

 

 <問合せ先>
 美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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道の駅かくだ出荷者協議会第1回定期総会が開催されました

2018年06月19日 09時17分18秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

来年4月にオープン予定の「道の駅かくだ」直売施設に出荷を希望する生産者で構成する「道の駅かくだ出荷者協議会(今年2月設立)」で第1回の定期総会が6月7日に開催されました。今年度の事業計画は主に、来年開設に向けて出荷量を確保するための農産物栽培や加工品販売に関する研修、市内のイベントを活用したPR活動、施設運営の準備などが盛り込まれ承認されました。普及センターでは協議会の事業活動が円滑に進み、オープンまでの準備が着実に行われるよう支援をしていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

総会の様子


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「駒」が見守る夏山放牧。足腰強健で長命・連産!

2018年06月18日 16時47分29秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

<パドックの様子>

 5月29日,今年も「栗原市営 深山牧野」で開牧式が開催されました。
 ブナの森を吹き抜ける爽やかな風と晴天の下,放牧期間中の牛の安全を祈願する神事が厳かに執り行われ,列席した畜産関係者は11月上旬までとなる放牧期間中の安全を祈念しました。
 栗駒山に残る「駒」の雪形が見守る中,当日は110頭の黒毛和種繁殖雌牛が緑の草原に放たれました。牛たちは牧野内を駆け回り,待ちかねたように青草を食んでいました。
 放牧期間中は病気や寄生虫の有無等の定期検査を実施し,牛の健康管理に万全を期しており,生産者も安心して預けることができます。
  栗原市営深山牧野は栗駒高原文字地区に位置し,昭和45年に開牧した歴史ある牧野で,標高は545m,面積は約120haで,県内でも有数の公共牧場です。昨年度は延べ100頭が放牧され,繁殖機能の回復や栗原市の繁殖牛飼養農家の生産コスト低減等に大きな役割を果たしています。
  現在,子牛の価格は高値圏で推移しているものの,円安の影響で飼料や資材が高騰しています。また,飼養農家の高齢化や担い手不足などの経営環境の変化に伴う問題が顕在化してきている状況にあります。
 繁殖牛飼養農家の皆様はこのような施設を積極的に活用しながら,経営の安定を図っていただきたいものです。

<「駒」の雪形>

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班     
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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大河原町で春まきたまねぎの現地検討会が開催れました

2018年06月18日 10時49分26秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年6月14日,大河原町で春まきたまねぎの現地検討会が開催され,東北農業研究センター,岩手,秋田,宮城,山形,福島県の農業試験研究機関及び宮城県内生産者,県内JA職員,市町村職員等,140名が参加しました。
 始めに50aの現地実証ほ場で,播種から現在までの栽培管理状況について説明があり,続いて,播種及び定植時期を変えた,それぞれの作型におけるたまねぎの肥大状況について検討をしました。
 出席した参加者からは,たまねぎ栽培における作業機械や今後の乾燥,調整作業についての質疑応答があり,新しい栽培法について情報交換もでき,有意義な検討会となりました。

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

現地検討会の様子  播種,定植時期の検討


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柴田町女性地場産振興会総会開催

2018年06月18日 08時10分49秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成30年6月12日,柴田町女性地場産振興会(以下「振興会」)の平成30年度通常総会が開催されました。
 振興会のメンバーは,町内で農産物直売所や農村レストランを運営している女性達で,農村振興やアグリビジネスの牽引役となっています。
 振興会では毎年,先進地視察やフードコーディネーターを講師とた調理研修会を行っており,学んだ知識や技術はそのまま,直売所のお弁当やレストランのメニューで発揮されています。
 振興会は昨年の農業・農村活性化女性グループ等表彰で優良賞を受賞し,会長から受賞報告をしたところ全員大喜びしており,今後の更なる活動の励みになったようでした。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
 TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

 

水戸会長の挨拶   柴田町長の祝辞


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そらまめの本格出荷に向けた出荷販売会議及び現地検討会への支援

2018年06月15日 18時24分27秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 5月22日から28日にかけて,みやぎ仙南農業協同組合そら豆部会の主催により,丸森・角田,白石,村田,柴田,蔵王の各地区において,出荷販売会議及び現地検討会が開催されました。
 そらまめは,4月上旬に鹿児島県や長崎県等の九州地方から出荷が始まり,産地を北上しながら出荷され,宮城県は,6月上旬から下旬にかけて本格的な出荷時期を迎えます。本県のそらまめ生産は,栽培面積が全国第6位,出荷量が第5位(平成28年産実績)で,国内有数の産地であり,その中でも当仙南地域は,主産地になっています。
 出荷販売会議の中では,適期収穫や出荷規格の確認が行われました。当普及センターは,本格出荷に向けて,病害虫防除を中心に今後の管理について講習を行いました。今年のそらまめは,ウィルス病や赤色斑点病等の被害が少なく,春先の開花時期頃に適度な降雨もあったことから,高収量・高品質出荷に期待が高まっています。
当普及センターでは,栽培講習会等を通じて,今後もそらまめ生産を支援していきます。

〈連絡先〉 大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0224-53-3496  FAX:0224-53-3138


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「2018大崎市鹿島台デリシャストマトまつり」今年も大盛況!

2018年06月15日 09時12分44秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

  鹿島台地域特産のデリシャストマトのPR及び同地域の地域振興の活性化を目的に,「2018大崎市鹿島台デリシャストマトまつり」が,6月3日(日)に大崎市鹿島台『鎌田記念ホール』にて開催されました。
 昨年も講評だった「トマトもぎ取り体験」は今年も大人気で,オープニングセレモニーが始まる前から,参加希望者の受付ブースでは長蛇の列ができていました。また,メインイベントについては,昨年の早食い競争から糖度当て大会に変わり,大人から子供まで楽しむことができ,トマトの糖度による味の違いを知ることのできる内容ということで,非常に盛り上がりました。
 普及センターでは「トマト栽培講習会」の講師として,参加者の皆さんにおいしいトマトの栽培方法について講義をしました。30分を目安とした計2回の講義で1回目は30名,2回目は44名と多くの参加がありました。
 今後も普及センターでは鹿島台地域の農業生産と地域振興を支援していきます。

 

                      

 <トマト栽培の講義をする鈴木技師>          <大人気「トマトもぎ取り体験」の受付ブース>

 

 <問合せ先>

美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225
 


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そら豆部会 出荷説明会及び現地検討会の開催!

2018年06月15日 09時02分23秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

宮城県内のそらまめの生産量の割合は、471トン(平成27年)で,47都道府県中6位と全国的に多い生産量を誇っています。
 JAみどりのそら豆部会では,そらまめの安定した出荷を実現するために,出荷前の管理と生育状況を確認することを目的として,そら豆部会員を対象に,出荷説明会及び現地検討会が5月29日(火)に開催されました。現地検討会では,それぞれのほ場を実際に見ることで,栽培管理に関する改善点や見習うべき点を発見し,意見交換を行いました。また,JAみどりの職員と普及センター職員の指導を基に,今後の栽培管理について検討し,出荷予定の6月中旬まで,病害虫防除対策の徹底をすることになりました。
 今後も普及センターでは「そらまめ」の生産振興を支援していきます。

                          

<出荷前の管理指導をする西條技術主幹>           <ほ場を見学する部会の皆さん>

 

 <問合せ先>

 美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225
 

 

 


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亘理町で自動運転田植機の実証試験が行われました

2018年06月15日 08時49分29秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年5月17日,亘理町内の1ha区画ほ場において,自動運転田植機を用いた現地実証試験が行われました。

 自動運転田植機は農研機構農業技術革新工学研究センターで開発され,自動操舵システムにより自動運転で直進と旋回ができ,往復の植え付け作業を無人で行うことができます。従来,オペレーターと苗補給者2名以上で行われていた田植え作業を,1名で行うことが可能になります。作業者は外周だけ手動で田植えをする必要がありますが,それ以外の部分はリモコン操作による指示で自動往復運転を行う事ができ,作業者は苗補給さえ行えば良く,非常に省力的・効率的に田植えを行う事ができます。実証試験では1haほ場を,作業者1名,2時間30分で田植えを完了することができました。

 現在,農地集積が進み農業経営の規模拡大がさらに進むことが予想されますが,同時に農繁期の労力確保が問題となり,対応策としてロボット農機の開発が進んでいます。普及センターでは,農業経営の省力化・労力削減,ひいては収益性向上に向けた新技術について,今後も情報収集・発信に努めてまいります。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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