5月22日から28日にかけて,みやぎ仙南農業協同組合そら豆部会の主催により,丸森・角田,白石,村田,柴田,蔵王の各地区において,出荷販売会議及び現地検討会が開催されました。
そらまめは,4月上旬に鹿児島県や長崎県等の九州地方から出荷が始まり,産地を北上しながら出荷され,宮城県は,6月上旬から下旬にかけて本格的な出荷時期を迎えます。本県のそらまめ生産は,栽培面積が全国第6位,出荷量が第5位(平成28年産実績)で,国内有数の産地であり,その中でも当仙南地域は,主産地になっています。
出荷販売会議の中では,適期収穫や出荷規格の確認が行われました。当普及センターは,本格出荷に向けて,病害虫防除を中心に今後の管理について講習を行いました。今年のそらまめは,ウィルス病や赤色斑点病等の被害が少なく,春先の開花時期頃に適度な降雨もあったことから,高収量・高品質出荷に期待が高まっています。
当普及センターでは,栽培講習会等を通じて,今後もそらまめ生産を支援していきます。
〈連絡先〉 大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138