宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

そらまめの本格出荷に向けた出荷販売会議及び現地検討会への支援

2018年06月15日 18時24分27秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 5月22日から28日にかけて,みやぎ仙南農業協同組合そら豆部会の主催により,丸森・角田,白石,村田,柴田,蔵王の各地区において,出荷販売会議及び現地検討会が開催されました。
 そらまめは,4月上旬に鹿児島県や長崎県等の九州地方から出荷が始まり,産地を北上しながら出荷され,宮城県は,6月上旬から下旬にかけて本格的な出荷時期を迎えます。本県のそらまめ生産は,栽培面積が全国第6位,出荷量が第5位(平成28年産実績)で,国内有数の産地であり,その中でも当仙南地域は,主産地になっています。
 出荷販売会議の中では,適期収穫や出荷規格の確認が行われました。当普及センターは,本格出荷に向けて,病害虫防除を中心に今後の管理について講習を行いました。今年のそらまめは,ウィルス病や赤色斑点病等の被害が少なく,春先の開花時期頃に適度な降雨もあったことから,高収量・高品質出荷に期待が高まっています。
当普及センターでは,栽培講習会等を通じて,今後もそらまめ生産を支援していきます。

〈連絡先〉 大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0224-53-3496  FAX:0224-53-3138


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「2018大崎市鹿島台デリシャストマトまつり」今年も大盛況!

2018年06月15日 09時12分44秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

  鹿島台地域特産のデリシャストマトのPR及び同地域の地域振興の活性化を目的に,「2018大崎市鹿島台デリシャストマトまつり」が,6月3日(日)に大崎市鹿島台『鎌田記念ホール』にて開催されました。
 昨年も講評だった「トマトもぎ取り体験」は今年も大人気で,オープニングセレモニーが始まる前から,参加希望者の受付ブースでは長蛇の列ができていました。また,メインイベントについては,昨年の早食い競争から糖度当て大会に変わり,大人から子供まで楽しむことができ,トマトの糖度による味の違いを知ることのできる内容ということで,非常に盛り上がりました。
 普及センターでは「トマト栽培講習会」の講師として,参加者の皆さんにおいしいトマトの栽培方法について講義をしました。30分を目安とした計2回の講義で1回目は30名,2回目は44名と多くの参加がありました。
 今後も普及センターでは鹿島台地域の農業生産と地域振興を支援していきます。

 

                      

 <トマト栽培の講義をする鈴木技師>          <大人気「トマトもぎ取り体験」の受付ブース>

 

 <問合せ先>

美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225
 


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そら豆部会 出荷説明会及び現地検討会の開催!

2018年06月15日 09時02分23秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

宮城県内のそらまめの生産量の割合は、471トン(平成27年)で,47都道府県中6位と全国的に多い生産量を誇っています。
 JAみどりのそら豆部会では,そらまめの安定した出荷を実現するために,出荷前の管理と生育状況を確認することを目的として,そら豆部会員を対象に,出荷説明会及び現地検討会が5月29日(火)に開催されました。現地検討会では,それぞれのほ場を実際に見ることで,栽培管理に関する改善点や見習うべき点を発見し,意見交換を行いました。また,JAみどりの職員と普及センター職員の指導を基に,今後の栽培管理について検討し,出荷予定の6月中旬まで,病害虫防除対策の徹底をすることになりました。
 今後も普及センターでは「そらまめ」の生産振興を支援していきます。

                          

<出荷前の管理指導をする西條技術主幹>           <ほ場を見学する部会の皆さん>

 

 <問合せ先>

 美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225
 

 

 


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亘理町で自動運転田植機の実証試験が行われました

2018年06月15日 08時49分29秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年5月17日,亘理町内の1ha区画ほ場において,自動運転田植機を用いた現地実証試験が行われました。

 自動運転田植機は農研機構農業技術革新工学研究センターで開発され,自動操舵システムにより自動運転で直進と旋回ができ,往復の植え付け作業を無人で行うことができます。従来,オペレーターと苗補給者2名以上で行われていた田植え作業を,1名で行うことが可能になります。作業者は外周だけ手動で田植えをする必要がありますが,それ以外の部分はリモコン操作による指示で自動往復運転を行う事ができ,作業者は苗補給さえ行えば良く,非常に省力的・効率的に田植えを行う事ができます。実証試験では1haほ場を,作業者1名,2時間30分で田植えを完了することができました。

 現在,農地集積が進み農業経営の規模拡大がさらに進むことが予想されますが,同時に農繁期の労力確保が問題となり,対応策としてロボット農機の開発が進んでいます。普及センターでは,農業経営の省力化・労力削減,ひいては収益性向上に向けた新技術について,今後も情報収集・発信に努めてまいります。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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