宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

栗原農業を牽引する「栗原農業士会」の通常総会・研修会が開催されました

2015年04月23日 14時47分30秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  4月17日(金)に,平成27年度栗原農業士会(白鳥一彦会長,会員24名)通常総会及び研修会が開催されました。
  総会では平成26年度事業報告並びに収支決算,平成27年度事業計画並びに収支予算案等が協議され,27年度事業計画については「青年農業士同士の独自の情報交換の場も必要では」という前向きな意見があり,今後検討していくこととしました。役員改選では,新会長に大内一也氏(瀬峰地区)が選任され,新役員体制のもと農業士相互の連携強化と地域農業への貢献について改めて確認しました。
  また,研修会では,「平成27年度普及指導計画」「栗原の新規就農者の現状と支援制度」「農地中間管理事業の活用」について,栗原農業改良普及センターより説明し,青年就農給付金や機構集積協力金などに関する活発な質疑応答が行われました。
  今回,指導農業士の白鳥一彦氏(志波姫地区),氏家広也氏(築館地区)の2名が定年により退任され,新たに指導農業士として大場照彦氏(築館地区),青年農業士として佐藤聖氏(瀬峰地区)の2名が仲間入りしました。総会後の歓送迎会では退任される農業士を励ますとともに,新しい仲間を交えてさらなる懇親を深めました。
  普及センターでは今後も栗原農業士会と連携し地域農業の振興と農村青少年等の育成に取り組んでまいります。


                 平成27年度通常総会       

宮城県栗原農業改良普及センター  地域農業班 
TEL:0228-22-9404
FAX:0228-22-5795・6144


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今年も丸森町農業チャレンジ研修(初級編)がスタートします

2015年04月23日 10時28分11秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 丸森町では毎年,農業に関心がある方や定年後に就農を考えている方を対象に野菜作りに必要な知識や技術の習得を支援することを目的として,「農業チャレンジ研修(初級編)」を毎年開催しています。当普及センターでは,野菜や農業全般に関して専門的な知識や技術の指導を行い,受講生を応援しています。

 今年度は13組の応募があり,抽選により10組(合計15名)が選ばれました。ほとんどが今年初めてこの研修に挑戦する方たちです。また2組は仙台からの参加者です。

 研修がスタートするにあたって,開講式が開催されました。オリエンテーションのあと,普及センター職員が講師となり,「春からの計画的な野菜づくり」をテーマに,野菜作りと栽培上注意すべき点について,研修会を行いました。研修生はメモをとるなど熱心な様子で研修を受講していました。

 開講式終了後,さっそく1回目の作業実習として,じゃがいもの植え付け,ねぎの播種を行いました。研修は全部で8回講義が行われ,講義,実習をとおして今年1年間野菜づくりについてスキルアップを図っていきます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター   

       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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震災後初の入牧式を開催

2015年04月23日 09時30分09秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

気仙沼市営放牧場モーランド・本吉で,4月16日に5年振りとなる入牧式が行われました。モーランドは昭和44年の開牧以来,気仙沼・本吉地域の酪農,畜産振興の拠点施設で,放牧は重要な事業の一つでしたが,東日本大震災に起因する東京電力福島第一原子力発電所の事故によって草地が汚染されたため,乳牛の受け入れを自粛してきました。その後,関係機関(市,家保,普及センター)と共に草地の除染に取り組み,牧草中放射性セシウム濃度の測定や個体の衛生検査時にサーベイメータによる生体検査を繰り返し行って安全性を確認し,今般準備が整ったことから,乳牛の受け入れを再開することになったものです。

今回は気仙沼市,南三陸町,登米市,栗原市の酪農家12戸から51頭を受け入れました。今後,追加を含め全体で70頭の牛が放牧される予定になっており,よりよい牛を農家に返せるよう大事に管理していくことにしています。

普及センターでは,今後とも安全な畜産物生産を支援していきます。

<連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班

〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2

電話 0226-29-6044


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いしのまきの春祭りが開催されました!

2015年04月23日 08時30分45秒 | その他

4月12日(日)に,石巻青果花き地方卸売市場を会場として,石巻管内の旬の食材が味わえる,
「いしのまきの春祭り」が開催されました。例年行っていた「いちご祭り」と産直市の同時開催で,旬のいちごを中心に,黒毛和牛や水産物といった石巻圏域産の旬の食材が販売されました。

管内で栽培されている,もういっこ・とちおとめ・紅ほっぺの3品種のいちごの食べ比べ,野菜の模擬せり体験のほか,いちごのお絵かきコンクールなど各種イベントなども催されました。普及センターからは,石巻のいちご栽培についてパネル展示や,顕微鏡を使ったハダニと天敵ダニの展示,完熟いちごの糖度測定体験などを行いました。

参加者からは,食べ比べたいちごの糖度の高さや,顕微鏡をのぞいて見えるミクロの世界に関心する声が聞かれたほか,いちごの直売では長蛇の列が途切れないなど,盛況のうちに閉会となりました。

石巻普及センターは,今後も石巻圏域の地域活性化の取組について支援していきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター      先進技術第二班  
TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

     


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登米市産キュウリ「サイボーグ009(キュウ)リ」出発式

2015年04月22日 09時04分10秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 JAみやぎ登米では胡瓜生産者連絡協議会を組織し,会員数約120名できゅうりの生産を行っています。国の指定産地にも定められており,近年では仙台,東京市場を中心におよそ3,000トン以上のきゅうりを出荷し,県内一の生産量を誇っています。
 昨年度までは登米市産きゅうりのPRとして,登米市出身の漫画家である石森章太郎氏の代表作「仮面ライダー」を出荷箱にあしらっていましたが,今年度からは同じく代表作である「サイボーグ009」のオリジナルイラストを掲げ,登米市産のきゅうりをPRしていきます。
 来る4月6日,生産者などおよそ30名の関係者が集まるなか新デザインを冠したきゅうりの出発式が行なわれました。数ある園芸品目の中でも,生産者,出荷数量が特に多く,地域の園芸生産の中心ともいえるきゅうりの新しい取り組みは,地域の発展の期待を背負い,出発していきました。
 今後も普及センターでは,安定供給を支える生産技術,経営改善の支援を行い,地域の発展に寄与していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 
宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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大崎地域農村生活研究グループ連絡協議会総会並びに研修会を開催

2015年04月16日 16時38分01秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
平成27年3月26日に大崎合同庁舎において,大崎地域農村生活研究グループ連絡協議会の「平成27年度通常総会・研修会」が開催されました。
 初めに,平成26年度の事業報告が行われ,平成27年度の事業計画として,昨年度に引き続き地場産食材の活用推進や食の情報発信等を行うことが承認されました。また,役員改選が行われ,新たな体制のもと新年度の活動が開始されました。
 総会終了後の研修会では,NPO法人日本セラピー普及会の代表である東順子氏をお招きし,ウォーキングから姿勢を見直し,健康になるための研修を受けました。参加した会員からは,「本日の内容を実践し,健康に気をつけていきたい」などの意見がありました。
 普及センターでは,活き活きと活動する農村女性への支援を継続していきます。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

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美里地区生活研究クラブ員等の参加による,「第2回技術向上講座」として飾り巻き寿司の調理研修会を開催

2015年04月01日 13時54分35秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成


美里地区生活研究クラブ連絡協議会と普及センターの共催による,「第2回技術向上講座」を,クラブ員及び女性起業農業者19名の参加により開催しました。
 第1回技術向上講座は,美里地区生活研究クラブ連絡協議会主催により,平成26年6月に「直売所向け新野菜」の栽培技術習得をメインに,(株)渡辺採種場瀬峰研究農場において開催されました。
 第2回技術向上講座は,平成27年2月20日美里町北浦コミュニティーセンターにおいて,みやぎ食育コーディネーター「千石めぐみ」氏を講師に,「飾り巻き寿司」2品の調理・実習について開催しました。
 はじめは,寿司酢の調合,そして寿司飯を作ってから,飾り巻き寿司を作り始めました。 最初に,「四海巻き」について実演・実習を行いました。「四海巻き」は千葉県の郷土食で,「四海波」を表し,お祝い食として広まったそうです。
 続いて,ひな祭りをイメージして「桃の花」を作りました。花びらの「おぼろ」は,桜でんぶでは甘いので,甘さ抑え目の白身のでんぶも良いとのことです。具材のチーズかまぼこ,野沢菜はお好みに応じて,色々と組合せができます。
 調理後に,ねぎ,大根,玉ネギ,人参,セロリ等を材料とした野菜だし(ベジブロス)のお吸い物と一緒に,実食しました。巻き寿司は2品とも彩りも良くとても美味しく,食後には,豆乳ベースのスイーツ(パンナコッタ)もいただきました。
 参加者からは,これから季節料理として,自分で工夫して巻き寿司ができると好評でした。皆さん興味がわいて,色々な巻き寿司を作りたくなったようです。
 普及センターでは,今後も生活研究グループの活動を継続支援いたします。

              <問い合わせ先>
              宮城県美里農業改良普及センター先進技術班・地域農業班
              TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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農林産物等販路開拓支援研修会について

2015年04月01日 09時08分56秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
農林産物等の需要に見合った生産の推進など経営の高度化に向けた支援の一環として,農林産物等販路開拓支援研修会を平成27年3月9日に開催しました。
研修会は,大和町まほろばホール大会議室を会場にして,宮城大学の堀田准教授の「外食中食事情と販売戦略」と題した講演と,農林産物の生産者と実需者をつなぐ流通のシステムに関する情報提供を内容として開催いたしました。
参加者は,近年のライフスタイルや嗜好の変化により,中食・外食企業が使用する米の消費量が消費全体の1/3に増加するなど食の外部化に留意した販路開拓の必要性や,流通現場で活用されている配送,決済の新しいサービスの情報に熱心に耳を傾けていました。
今後も,生産者自らの農林産物の販路開拓や販路拡大に向けた取り組みについて研修会等を通じて支援して参ります。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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