東北各県及び北海道地域の農業士が一堂に会し,資質向上や情報交換,相互交流等を目的に,平成29年度東北・北海道地域農業士研究会宮城大会が8月23日~24日にかけて,仙台市太白区秋保及び県内5地区の現地視察コースにおいて開催されました。
第1日目は,ホライズンコンサルティンググループ(株)代表取締役の庄司和弘氏から基調講演をいただき,その後,「人材育成」「利益追求」「地域農業の持続」をテーマにワークショップが行われました。
第2日目は,県内5コースに分かれて現地視察が行われ,当地域は「復興・土地利用型コース」として27名の参加がありました。視察先は,当時30代前半と若い被災農業者4名により震災した年に法人化した(株)イグナルファームと,震災後,地域の水田を借受け大規模法人経営に取り組んでいる(株)ぱるファーム大曲で行われました。
(株)イグナルファームにおいては,若い農業者による積極的な経営展開に対する取組姿勢,販売先に合わせた品種の導入とその品種に合わせた栽培方法,また新たな栽培方法の取組等について関心が寄せられていました。
また,(株)ぱるファーム大曲においては,被災農家等から地域の水田を借受け,その経営規模の大きさや復興交付金事業で導入された機械施設に関心を示した一方で,震災復興からの経営安定にエールが寄せられていました。
本研究会を通じて,各道県農業士の方々の知見の向上と相互交流が図られた2日間でした。
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