大崎市や大崎地域3農協などで組織する「大崎の米『ささ結』ブランドコンソーシアム」は,平成28年1月25日に宮城県古川農業試験場において,『ささ結』栽培講習&ブランド化研修会を開催し,農家や関係機関など30名が参加しました。なお,『ささ結』は「東北194号」に対する大崎市の商標です。
栽培講習の講師として古川農業試験場の永野副場長より,『ささ結』栽培のポイントや今後の展望などが示されました。ブランド化研修会の講師として,月間「食糧ジャーナル」編集部長の鶴田氏が,全国の米ブランド化競争について説明され,ブランド化に成功している地域では基本技術を徹底し,生産者がブランド化に対する高い意識を持つことが大事であるとの話がありました。
休憩時間には,東北194号対応スイッチがある三菱電機「本炭釜KAMADO」による『ささ結』の試食会が催され,参加者から美味しいと評判で,今後の販路拡大に繋がるものと期待されます。
普及センターでは,今後ともコンソーシアム活動を通じて栽培技術の支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター
地域農業班 TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910