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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

カルビーのポテト品種選定現地試験

2018年05月14日 09時57分56秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
JAみどりのポテト部会は宮城県ポテト生産者協議会(会長 有限会社イーストファームみやぎ 代表取締役 赤坂芳則 氏) に加盟し,カルビーポテト(株)にポテトチップス用のジャガイモを契約販売している。
 栽培している品種は北海道で実績のある,トヨシロ,オホーツクで,この2品種はポテトチップス向け品種として北海道を代表する品種です。宮城県ではこれまで,本県の気候風土に適した加工用ジャガイモの品種選定をされたことがなかったことから,名取市にある宮城県農業・園芸総合研究所が試験場内で8品種,現地試験として美里町内1か所で3品種(対象品種トヨシロを入れて4品種)について選定試験を実施することになりました。
現地試験は美里町二郷(旧南郷町)で,雪ふたば(カルビーポテト(株)育成品種,長期貯蔵がきき,線虫の抵抗性有り),C-0838(カルビーポテト(株)育成品種,打撲にとても強い),ぽろしり(カルビーポテト(株)育成品種,線虫,そうか病に抵抗性有り)の3品種に標準品種としてトヨシロが4月9日に定植されました。
 今後,早期に有望品種が選定されるよう農業・園芸総合研究所と協力し現地試験を進めて参ります。



<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター   TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225



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