令和4年8月31日にJAいしのまき転作部会において令和5年度産に向けた麦類栽培講習会が開催されました。JA全農みやぎからは,麦類の情勢について,当普及センターからは,麦栽培管理のポイントと肥料高騰対策についてそれぞれの担当者から説明を行いました。
麦類の情勢では,JA全農みやぎより外国産小麦の高騰で価格の引き上げを見越した販売が例年より早く進んでいること,小麦品種「夏黄金」のタンパク含有率の向上や出荷に際しての異種(ソバ等),ガラス,金属等の異物混入防止の徹底などが実需から要望されている等の説明がありました。令和4年産麦類の作柄は,大麦,小麦ともに好天により適期播種や収穫ができ,概ね良好であったことを報告し,麦栽培管理のポイントは,播種,麦踏み,施肥,排水管理,病害虫・雑草管理などの基本技術の励行であることを伝えました。肥料高騰対策では,支援の対象となる期間,肥料の種類,支援額の算出方法,申請に必要な書類,今後のスケジュール等について紹介を行いました。質疑応答では,補助の対象となる肥料や肥料の価格変動,手続きなどに関する質問が出され,肥料高騰の問題に対する関心の高さがうかがえました。当普及センターでは,令和5年産麦類の高品質・安定生産に向けて引続き支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999
麦類の情勢では,JA全農みやぎより外国産小麦の高騰で価格の引き上げを見越した販売が例年より早く進んでいること,小麦品種「夏黄金」のタンパク含有率の向上や出荷に際しての異種(ソバ等),ガラス,金属等の異物混入防止の徹底などが実需から要望されている等の説明がありました。令和4年産麦類の作柄は,大麦,小麦ともに好天により適期播種や収穫ができ,概ね良好であったことを報告し,麦栽培管理のポイントは,播種,麦踏み,施肥,排水管理,病害虫・雑草管理などの基本技術の励行であることを伝えました。肥料高騰対策では,支援の対象となる期間,肥料の種類,支援額の算出方法,申請に必要な書類,今後のスケジュール等について紹介を行いました。質疑応答では,補助の対象となる肥料や肥料の価格変動,手続きなどに関する質問が出され,肥料高騰の問題に対する関心の高さがうかがえました。当普及センターでは,令和5年産麦類の高品質・安定生産に向けて引続き支援を行っていきます。
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宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999