令和３年１１月１６日(火)，ＪＡ新みやぎ栗っこいちご部会によるいちご圃場巡回指導会が開催され，生産者９人が参加し，ＪＡ新みやぎ栗っこ，農業・園芸総合研究所，普及センターの担当者とともに各生産者の圃場を巡回しました。
各圃場では，いちごの生育状況と定植後の管理を確認しました。いちごは開花期から果実肥大を迎えており，温度管理や電照方法，病害虫防除について生産者が相互に意見交換を行いました。
農園研からは，今後の栽培管理として，栄養生長に傾くよう温度設定やCO2施用等を行うことや，これから発生が多くなる生理障害の種類と対策について説明がありました。普及センターからは，病害虫防除として，薬剤の抵抗性発達を防ぐためにRACコード(農薬の作用機構分類)を参考に，系統の異なる薬剤をローテーションで散布するよう説明しました。
普及センターでは，今後ともいちごの安定生産に向け支援を行っていきます。
＜連絡先＞
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL：0228-22-9404 FAX：0228-22-6144
