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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

平成25年度宮城県高等学校社会科研究会公民部会(巡検)が大河原管内で開催されました。

2013年11月25日 15時25分17秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

  当普及センターでは,放射性物質への理解度向上及び消費者への放射性物質の認知度向上に取り組んでおります。今回平成25年度宮城県高等学校社会科研究会公民部会(巡検)が当大河原管内で開催(平成25年11月8日(金))されることをきっかけに,将来消費者・生産者になるかもしれない生徒たちに対して,先生方から放射性物質への正しい情報を伝えてもらおうとこの巡検を受け入れ,協力支援しました。
 従来,公民の授業では,大震災に対する防災教育はしていたが,目に見えない放射能対策については深くは教えてこなかったらしく,今回大河原での取り組みを聞きたいという要望がありました。
 巡検では,はじめに,「仙南地区における震災後の農業の現状と変化及び今後の可能性について」というテーマで,普及センター鵜飼所長から講話を行い,普及センターで取り組んでいる地道な活動(放射能と戦っている実態等)について説明し,先生方からは「生徒たちに様々な視点で教えることのできる教材を講演及び資料から情報として提供をいただいた」という感謝の言葉がありました。
 次に,現地の生の声が聞きたいということから,丸森町大内など3か所の直売所に出向き,代表等から説明をしていただきました。丸森町大内の「いきいき交流センター大内」では,直売所の売り上げの変化・自然薯・えごま等の特産物の話を聞き,角田市毛萱の「産直広場あぐりっと」では,県と連携した新商品開発の取組等の話を聞き,蔵王町平沢の「産直市場みんな野」では,震災後のお客様の人数や売り上げの変化等詳しい資料により,説明をうけ,先生方からも,普段聞くことのできない放射性物質と農業との関係や地域の農業者の日々の努力について改めて学ぶことができたとの感想が寄せられました。
 普及センターでは、今後とも,生産者の農産物直売所を拠点にした商品開発,販売活動の展開に加え,消費者への放射性物質の認知度向上に対しても積極的に取り組んでまいります。


丸森町:生き生き交流センター大内での説明


角田市:あぐりっとでの説明


蔵王町:みんな野での説明

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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