平成30年4月13日及び14日に静岡県御殿場市で,5年に一度の「第9回全日本ブラックアンドホワイトショウ」が
開催されました。本共進会は,酪農家の全国組織が主催し,
・乳牛の体型や資質を比較審査して改良を進めることにより,酪農生産基盤を強化すること
・高校や農業大学校が出品してその飼養管理技術を競うことにより,酪農後継者を育成すること
・全国の酪農家が一堂に会して交流親睦を図ること
を目的に開催されています。
全国35都道府県から12部門に206頭,うち宮城県からは6頭(大崎市2頭,加美町2頭,角田市1頭及び丸森町1頭)が
出品され,審査の結果,加美町高橋真さんが出品した「インデシブル フイーバーイレブン」が見事に第9部のチャンピオンを
獲得しました。宮城県の出品牛が部門別チャンピオンを受賞したのは,大会史上初のことです。さらに,同牛は第6部から
第9部を総合したインターミディエイトクラスでもリザーブチャンピオン(第2位)に選ばれました。
今回出品した酪農家の皆さんは,乳牛の遺伝的改良や飼養管理技術の改善に積極的に取り組み,その成果を競う場として
共進会を目標にしています。
平成32年10月31日から11月2日には,同じく5年に一度の「第15回全日本ホルスタイン共進会」が宮崎県都城市で
開催されます。同大会でも宮城県出品牛の上位入賞や日本一獲得が期待されます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910