大崎市の富永小学校では,宮城県子ども農業体験学習地区推進事業のモデル校として,5年生の児童を対象に大豆の栽培・加工等の農業体験学習を行っています。本年度で2年目を迎えるこの取り組みは,学校が中心となり,農業改良普及センターや地域農家と協力して子どもの農業体験を支援するものです。
これまで,普及センター職員が大豆栽培の講話(5月),肥料散布と大豆の播種作業(6月上旬),除草や追肥などの管理作業(6月下旬),収穫作業(11月)の講師を務め実施してきました。
今回はこの取組の締めくくりとして,12月9日に豆腐作り名人岡本氏の指導の下,豆腐づくり体験を行いました。体験後,児童たちは大豆について調べてきたことをパソコンのスライドを使って発表しました。給食の時間には栄養士の先生から大豆の栄養について話を聞きながら,できあがった豆腐を試食しました。児童は皆熱心に活動に取り組み,大豆についての理解を深めることができました。
普及センターではこれらの活動を継続し,食育や地域の担い手確保・育成に努めてまいります。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910
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