宮城の農業普及現地活動情報

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大豆実績検討会を開催しました

2023年02月01日 14時59分42秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
 1月25日(水)に栗原市若柳地区の農事組合法人ふくおかを対象として,令和4年産大豆の作柄を振り返る実績検討会を開催しました。普及センターでは,本年度から2年間,農事組合法人ふくおかを対象とし,大豆の収量・品質向上を目的として重点的に指導を行っています。
 実績検討会は全3回の開催予定で,今回が2回目の開催となり,大豆の摘芯技術と雑草防除をテーマに検討を行いました。
 農事組合法人ふくおかでは,ミヤギシロメを栽培していますが,蔓化・倒伏による,収量・品質低下が問題となっています。摘芯技術は大豆の主茎を切断し,生育を制御する技術で,蔓化・倒伏の抑制が期待できます。令和4年は生育が旺盛なほ場を中心に摘芯を行った結果,蔓化・倒伏を抑制することができました。
 また,雑草防除については,ほ場巡回で見られた雑草を確認し,効果的な防除体系について検討しました。ほ場毎の雑草に対して, 除草剤の種類や散布適期に関する理解を深めることができました。
 来月には3回目の検討会開催を予定しており,次作に向け,さらなる収量向上を目指していきます。

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9404  FAX:0228-22-6144
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