美里農業改良普及センター管内は,水田転作として小麦と大豆の生産が盛んな地域です。 平成23年の大豆栽培面積は1,168ha,県内の約12%を占めており,平均収量は185kg/10a,1等と2等を合わせた上位等級比率は72.5%と,県内でもトップレベルの成績で,
今年度も高品質・高収量の大豆生産を目指して栽培前の講習会が6地区で開催され,約70名の生産者が参加しました。
講習会では,基本技術に加え前年産の落等要因を踏まえた病害虫及び雑草防除対策を説明したほか,問題となっている放射性物質吸収抑制対策についても説明を行いました。
4月から放射性物質の基準値が引き下げられ,大豆においても放射性物質の影響が心配されることから,JAみどりのと当普及センターでは講習会前に60ほ場の土壌分析と放射性物質の簡易測定を実施しました。その結果などから,①15cmを目標とした深耕の実施,②基肥として塩化カリを10a当たり1袋を散布する,③倒伏防止,収穫時の土の掻き込み防止に努める,を徹底することにしました。
今後とも普及センターでは,現地検討会や情報の発行等により,高品質で安全な大豆栽培を支援していきます。
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班
TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225
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