平成30年5月17日に豊里町転作集団連絡協議会主催による平成30年産麦類赤かび病防除打合せ会議が開催されました。はじめに,普及センターから麦類の生育状況や病害虫発生予察をもとに麦作技術情報を説明し,無人ヘリの防除実施日と薬剤選定など適期防除を指導しました。
登米市では,麦類が約200ha作付されており,そのうち豊里町は大麦4ha,小麦36haで約2割を占めています。
農産物検査基準で大麦・小麦とも赤かび粒の混入が0.05%以上あると規格外となるため,赤かび病防除は,等級を左右する重要な作業となります。
麦類は,水田フル活用の推進や食糧自給率向上を図るためにも安定生産・高品質が求められています。普及センターでは,今後も関係機関と連携しながら支援していきます。
<連絡先> 宮城県登米農業改良普及センター先進技術班
TEL:0220-22-6127,FAX:0220-22-7522