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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAみやぎ登米なす部会の現地検討会が開催されました

2022年07月26日 17時40分26秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
令和4年7月12日,JAみやぎ登米なす部会の現地検討会が開催され,生産者のほか,種苗会社や関係機関を含め21名が参加しました。
検討会では,部会で試験的に導入している新品種の生育や品質について,従来品種と比較しながら検討を行いました。新品種は従来品種と比較して,収量や品質は劣るものの,単為結果性で受粉作業が無くとも実が実る性質で着果処理作業が不要なことや樹勢が穏やかで整枝作業の負担が小さい特性があるとの評価がありました。生産者からは,省力化を優先する場合には導入する価値は高いとの感想が寄せられました。
普及センターでは,土壌診断による肥培管理指導など,新品種の品質向上に向けた支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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水稲乾田直播栽培の現地検討会が行われました

2022年07月26日 17時34分57秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化


             


令和4年7月15日にJAいしのまき主催の水稲乾田直播現地検討会が開催されました。石巻管内では,直播栽培面積870haのうち約95%で乾田直播栽培が行われており,面積は年々増加傾向にあります。当日は生産者ら約45人が集まり,関心の高さを伺わせました。検討会では,乾田直播栽培ほ場4か所(桃生,河北,河南,赤井)を巡回して,葉色値や幼穂長を測定しながら,追肥の要否や出穂日について検討しました。講師の東北農業研究センター研究員からは,葉色値が35以下と淡くなっているほ場に対しては,出穂10日前の減数分裂期に窒素成分で1kgの追肥をしてはどうかや幼穂長が5~10mm程度なので出穂期は8月上旬になるだろうといったアドバイスがありました。当普及センターでは,今後とも水稲乾田直播栽培の普及と技術支援に取り組んでいきます。




 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第一班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


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金のいぶき・だて正夢の現地検討会を実施しました。

2022年07月26日 16時37分57秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
 7月13日にJA加美よつばで「金のいぶき・だて正夢現地検討会」が開催され,大崎普及センター職員が講師として出席しました。米価が下落している情勢下で,需要のある売れる米として宮城県が推進している品種です。
 まずは座学での研修で今年度の稲作の生育状況や,両品種の特徴に応じた栽培管理について説明しました。現地のほ場では,幼穂の発育状況や葉色などの生育状況を見ながらの追肥など,適切な管理の徹底をお願いしました。参加者からは,「品種ごとに特徴が異なり栽培は難しいが,管理をしっかり行い,収量・品質ともにいいものを収穫したい」との意気込みが聞かれました。普及センターでは引き続き需要のある売れる米づくりを支援してまいります。



<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

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いちじく栽培研修会が開催されました

2022年07月26日 14時37分48秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
山元町の農水産物直売所「やまもと夢いちごの郷」では,山元町内で生産されているいちじくが販売されています。多くは甘露煮などの加工向けですが,一部,生食向けも販売されています。一方,山元町内のいちじく園地では難防除病害であるイチジク株枯病が広く発生しており,その対策に苦慮しています。そこで,イチジク株枯病対策をテーマとした栽培研修会が,令和4年7月19日木曜日に山元町ふるさとおもだか館を会場として「やまもと夢いちごの郷」主催で開催され,町内のいちじく生産者12名が参加しました。
研修会では,当普及センターからイチジク株枯病の特徴や現在取組可能な対策について解説しました。併せて,(国研)農研機構育成のイチジク株枯病抵抗性台木「励行台1号」を紹介しました。

当普及センターでは,今後も管内のいちじく生産の支援を行っていきます。

亘理農業改良普及センター先進技術班 TEL0223-34-1141,FAX0223-34-1143


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雇用を目指し,管内農業法人を視察しました

2022年07月26日 10時08分27秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化
令和4年7月11日(月)に,仙台市内で土地利用型農業を営む「農事組合法人あきう生産組合」の役員7名が,大郷町の「みどりあーと山崎株式会社」を視察しました。
あきう生産組合は構成員の高齢化に伴い,従業員の事業継承も視野に入れ,従業員の雇用を検討してきましたが,諸般の事情により,なかなか実現できない状況が続いています。そこで,経営規模等が似ている土地利用型法人「みどりあーと山崎株式会社」を視察し,雇用を導入するきっかけや,実際に雇用するにあたって注意すること,従業員募集の方法,冬期間の作業などについて話を聞きました。参加者は熱心に質問し,活発な意見交換がされました。
 普及センターでは,今後も農業法人等の経営安定に向けた支援を継続していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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