名取市下余田地区は古くからせりの栽培が盛んに行われています。芹出荷組合では毎年8月に,年末に植え付けるせり種田の出来を調査することにしています。今年の種田調査には組合員,JA,普及センター担当者が参加し,各ほ場を回って生産者自ら調査を行いました。今年は天候に恵まれたことからせりの伸び,ランナーのふき具合がよく,どのほ場の種も良好な生育となっていました。午後は検討の場として,組合長をはじめ,各組合員から,感想や意見が多数出されました。
各ほ場を巡回する中で,今年から作付けされた新品種「Re14-4」の生育についても確認することができました。本年産の年末せりの出荷に期待し,調査会は終了となりました。
普及センターはこれからも新品種導入を含め,せりに関する支援を継続していきます。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143