宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

せりの現地検討会が開催されました

2018年11月20日 17時00分05秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年11月2日,JAいしのまきセリ部会の現地検討会が開催されました。宮城県は,せりの生産量が日本で一番多く,石巻市河北地区は名取市に次ぐ産地となっています。
 現地検討会には部会員12名が参加し,各ほ場を巡回しながら栽培管理,病害管理について検討を行いました。現在は9月半ばに播き付けられた,「島根みどり」,「みやぎVWD-1号」の収穫,出荷が始まっています。今年は10月の気温が高く推移したため,茎葉の伸長が旺盛であることから,収穫が早まっています。また,病害の発生も散見されたため,普及センターからは,薬剤による適期防除を指導しました。
 年末の需要期に高品質なせりを出荷できるよう,参加者達は積極的な意見交換を行い,いっそう気を引き締めていました。


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JA栗っこいちご部会の現地検討会が開催されました!

2018年11月20日 13時44分17秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

<いちご現地検討会の様子> 

 

 平成30年11月9日(金)に,JA栗っこいちご部会によるいちご現地検討会が開催されました。今回の検討会には生産者9名と,JA栗っこ,農業・園芸総合研究所(以下「研究所」)及び普及センターから5名の合計14名が参加しました。

 検討会では,参加者全員のほ場を巡回し,定植後の生育状況を確認しながら今後の栽培管理と病害虫防除のポイントについて,研究所と普及センターから説明を受けました。

 栽培管理について,各ほ場により定植時期がまちまちで生育状況にも差が見られたことから,ほ場ごとに温度管理や電照方法について検討が行われました。

 研究所からは,本格的な寒さが来る前の対策として,温度管理やかん水及び電照を上手に行うことで株の充実を図り,収穫開始までに十分な樹勢を確保するようアドバイスを受けました。また,普及センターからは病害虫防除について,定植前やハウスを閉め込むとき,暖房を入れるとき,開花始め等のハウス内の環境が変わるタイミングを逃さずに防除すること,ハダニ類に対する天敵導入と天敵に影響のある農薬について注意することなどを説明しました。

 今回の検討会では,生産者同士で今後の栽培管理や病害虫防除の方法などを確認し情報交換する場面が多くあり,生産者一人一人が刺激を受け,今後の出荷開始へ向けての栽培管理に対する意識が高まりました。シーズン初めから高品質ものが生産されることを期待します。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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