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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

平成30年度石巻地域肉用牛共進会が開催されました

2018年07月09日 17時59分51秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 石巻管内の市・JA・畜産関係団体で構成する石巻地域畜産振興協議会主催による「平成30年度石巻地域肉用牛共進会」が,7月4日に美里町の「みやぎ総合家畜市場」で開催されました。
 東日本大震災前までは,石巻市内で開催されていましたが,震災後は石巻管内での開催場所の確保が難しいため,昨年に続き管外での開催となりました。会場が遠距離にもかかわらず,3部門21頭の肉用繁殖牛が出品され,約100名の方々に来場いただきました。
 出品された繁殖牛は,日頃の改良・飼養管理の成果により状態も良く,ハイレベルな審査となりました。本共進会の上位入賞牛は,石巻地域の代表として「宮城県総合畜産共進会」(9月14日・15日)への出品を予定しており,上位入賞を目指して飼養者の一層の研鑽が期待されます。
 昨年,5年に1度開催される「全国和牛能力共進会」の宮城大会が夢メッセみやぎで開催されましたが,残念ながら石巻地区から出品することができませんでした。その雪辱を果たすため,次期開催の平成34年「全国和牛能力共進会鹿児島大会」への出品に向けた石巻地区のウシづくり,ヒトづくりが進められています。今後の活躍にご注目ください!
  

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


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「村田ファーミーズ」が岩手県内のアグリビジネス関連施設を視察研修しました。

2018年07月09日 16時24分32秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 7月2日(月)に「道の駅むらた」に出荷している生産者団体「村田ファーミーズ」の会員35名が岩手県内で視察研修会を実施しました。

 移動車中で普及センター職員から,生鮮野菜の衛生管理の必要性について注意喚起を行いました。また普及センターが昨年度から提案している「アスパラガス」栽培について講義を行いました。生産者からは栽培体系や株の掘り上げ等についての質問もあり関心の高さが窺えました。

 最初の視察先の道の駅「雫石あねっこ」は,物産コーナーや温泉施設,蕎麦打ち体験等を併設した大規模施設で,産直コーナーでは生産者は野菜や加工品の品揃え等に関心を持って見学していました。

 2カ所目の視察先盛岡手づくり村では加工品の他,手芸品といった多様な特産品があり,参加者は村田でも特産品を開発したいとの声がありました。

 最後の研修先の岩手県農業研究センターでは,環境制御の実証トマトハウスを見学し,設備投資の金額等の質問がありました。

 参加者からは,ライバル直売所の良いところや多様な特産品,最先端の技術などを学ぶよい機会であり今後もこのような企画を続けて欲しいといった意見が聞かれました。

 「村田ファーミーズ」ではこの研修を糧とし、よりよい直売所作りを進めてゆく予定です。 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班

 TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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東北194号・まなむすめの現地検討会が開催されました。

2018年07月09日 08時34分51秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

  平成30年6月27日にJA加美よつばによる東北194号・まなむすめ現地検討会が,色麻町ほ場ほか3地区のほ場で開催されました。検討会には生産者の他,関係者としてJA加美よつば,住友化学株式会社及び普及センターの担当者が講師として出席しました。
 普及センターからは,ほ場で水稲の生育を確認した後,東北194号及びまなむすめの特性を説明するとともに,今後の中干し及び肥培管理について指導を行いました。中干しは,有効茎が確保されしだい速やかに行うとともに,肥培管理については,東北194号は幼穂形成期1kg/10a+減数分裂期1kg/10a,まなむすめは幼穂形成期2kg/10aを基本とし,それぞれ葉色を見ながら追肥量を調整するよう指導しました。
 住友化学株式会社からは,除草剤の使用方法・使用上の注意点などについて説明がありました。
 普及センターでは今後も関係機関と連携を図りながら,品質の高い水稲の安定生産のため継続して支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

 


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環境保全型農業直接支払交付金に係るGAP研修会in丸森町

2018年07月09日 08時07分44秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体

 平成30年7月4日丸森町役場を会場に,「環境保全型農業直接支払交付金に係るGAP研修会」が開催しました。
 主催は,大河原地方振興事務所農業振興部と丸森町の共催で,講師は大河原農業改良普及センターのJGAP指導員資格を持っている職員が行いました。
 今回の研修会は,環境保全型農業直接支払交付金(以降「交付金」)の支給要件が一部変更となり,国際基準GAPに取り組むことが必要となったため,これまで交付金を受けていた農業者団体及び個人を対象に行いました。
 参加者は,初めて聞くGAPという言葉にとまどっている様子でしたが,自分が今年取り組む内容を決める演習では,食品安全,環境保全,労働安全,農場経営管理の各項目について,隣の人と相談しながらも,参加者全員が記入することができました。
 大河原管内では丸森町の他,角田市と白石市内で取り組みがあり,近々「研修会in角田」が開催されます。今後も市町と県で協力し,環境保全型農業に取り組む農業者を支援していきます。

(GAP研修会風景)

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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