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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

新規就農者が米国の非営利団体から資金援助を受けました

2018年07月23日 15時23分32秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成30年7月18日,山元町役場会議室において「内藤ファーム支援活動キックオフイベント」が開催されました。 

 このイベントは,米国カリフォルニア州の非営利団体ワークザファームが東日本大震災の被災地を支援する活動を行っていますが,その活動の一環として,今回,山元町内で5年前から農業経営を始めた内藤靖人さんが支援対象に決まったことから開催されたものです。

 支援元の非営利団体ワークザファームは,同州で農園を経営されている日系3世のグレン タナカさんが中心になって主宰している団体で,これまで被災3県(宮城県、岩手県、福島県)のいちご農家への支援金や大学生への奨学金などを贈呈する活動を行ってきています。

 また,今回支援先になった内藤さんは,埼玉県の出身で地元で会社員をしていましたが,大震災のボランティア活動を山元町内で行ったのが縁で,平成25年に脱サラして山元町内に移住,その後,新規就農者として農業経営を開始しています。

 イベントではグレン タナカさんの挨拶,ワークザファームの支援活動の紹介などがあった後,支援金目録の贈呈が行われました。また,内藤さんからは,支援に対するお礼の言葉とともに就農した動機やこれからの経営目標などについて挨拶がありました。

 内藤さんは今回の支援金をもとにして,トラクターなどの農業機械や栽培施設を導入し,新規の雇用者を増やすことにより,地域農業を活性化したいと考えています。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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環境保全型農業に取り組む農業者等がGAP(農業生産工程管理)を学ぶ

2018年07月23日 15時17分55秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 県では「第2期みやぎ食と農の県民条例基本計画」に基づき,消費者が求める安全・安心な食料の安定供給に向けて,GAP(農業生産工程管理)の推進に取り組んでいます。また国では平成30年度から「国際水準GAPに取り組むこと」を環境保全型農業直接支払交付金の要件としました。このため,農業現場において食品・労働の安全,環境保全,人権保護,農場経営管理の課題を農業者が理解し,課題解決に向けた実践を支援するためのGAP研修会を7月11日に開催しました。
  普及センターからは,GAPの内容や具体的な取組方法,効果等を説明しました。研修会には200人近くの農業者が参加し熱心に聞き入っていました。
 普及センターでは,安全・安心な農産物の生産供給や経営改善のための支援を引き続き行っていきます。

 


<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127
FAX:0220-22-7522


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ねぎ防除栽培講習会が開催されました

2018年07月23日 11時19分05秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

平成30年6月22日,JA南三陸歌津支店においてJA主催のねぎ防除栽培講習会が開催され,多数の栽培者が熱心に耳を傾けました。

管内では,ねぎの栽培面積の拡大に伴い,ベと病や軟腐病などの発生が目立ってきていることから,今回は病害虫防除をテーマに開催され,薬剤の特長,効果的な使用方法等について農薬メーカーから講習を受けました。生産者の質問にも丁寧な回答があり,今後の栽培管理に向けて充実した講習会となりました。

普及センターからは,今年度に取り組む復旧農地における緑肥試験や春ねぎの晩抽性比較試験を紹介し,その成果を随時,情報提供していくこととしました。

<連絡先>                                                           宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班・先進技術班                                    〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階                               TEL:0226-25-8068・8069   FAX:0226-22-1606 E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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農産加工ステップアップ講座(こんにゃく編)が開催されました

2018年07月23日 10時13分40秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

南三陸町の「ばっけの会恵工房」では,自ら育てたこんにゃく芋を使用してこんにゃく製造に取り組んでおり,平成30年7月3日,こんにゃくの製造技術の確認を目的に,農産加工ステップアップ事業を活用して「農産加工ステップアップ講座(こんにゃく編)」を開催しました。講師には,多方面で活躍されているフードコーディネーターの早坂具美子氏をお招きしました。

実習は,従来の方法でこんにゃくを製造し,講師から指導を受ける形で進められましたが,特に製造方法に指摘はなく,これまでの手づくりこんにゃくに自信を持つことができました。さらに,こんにゃくの加熱時間や昼食時間を利用して,講師から「ヒット商品を生み出す秘訣」と題してお話をいただきました。会員からは「活動のヒントや提案をたくさん頂いた」との感想が出され,活動の弾みに繋がる充実した機会となりました。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班・先進技術班
988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階
TEL:0226-25-80688069   FAX:0226-22-1606
E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp


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露地なす現地巡回指導会が開催されました

2018年07月23日 08時37分04秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成30年7月5日にJA古川主催の露地なす現地巡回指導会が開催され出席しました。大崎市内の生産者11名のほ場を巡回し,生産者の栽培管理の状況を共有するとともに,講師として株式会社渡辺採種場の他,普及センターの担当者が今後の管理について指導しました。
 ナスの定植は例年よりやや遅れ気味でしたが生育は順調で,今後の管理として,株式会社渡辺採種場の担当者から追肥や整枝・誘引の仕方について説明がありました。
 普及センターからは,巡回の際にアザミウマ類やハダニ類が散見されたため,これらの害虫を重点的に防除するよう呼びかけ,さらに登録のある薬剤について情報提供しました。
 生産者からは農薬の種類や追肥の時期について質問があり意気込みが伝わってきました。露地なすの本格的な出荷は7月中旬頃から始まる見込みです。普及センターでは今後も露地なすの安定生産のため継続して支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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