宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

環境制御セミナーの開催

2018年07月27日 18時21分53秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

平成30年7月25日にJAいしのまき農業情報センターで石巻地域「環境制御セミナー」を開催しました。研修会には,生産者をはじめJAや県の関係機関等約50名の参加者があり,環境制御への関心の高さがうかがえました。
  最初に基調講演として「環境制御の実践と栽培管理」と題し,大阪府立大学名誉教授の池田英男氏から,高収量を達成するためには何が重要かという観点から,苗作り,栽植密度,受光体勢,光合成促進といった多岐にわたる内容で講演頂くと共に,他県での先進的な環境制御への取組みの紹介を頂きました。
 次に,静岡県菊川市の三倉農園代表三倉直己氏から「いちごの環境制御における取組み」として,独自に工夫されている栽培体系やハウス内環境の考え方について講演いただきました。
 参加者からは,「実際の栽培管理の話が聞けて勉強になった」「湿度管理の話が参考になった」などといった意見が多数聞かれ,好評でした。この研修会をきっかけに,環境制御技術への取組みがより広がることが期待されます。

宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第2班  TEL:0225-95-1435


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JA仙台根白石果樹生産組合のりんご現地検討会が開催されました

2018年07月27日 17時40分38秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成30年7月17日に仙台市西部でりんごを生産している根白石果樹生産組合で,現地検討会が開催されました。当日は普及センター職員を講師に参加者6名のほ場を巡回し,各々の管理状況や病害虫の発生状況の確認を行いました。
 普及センターからは,これまでの生育状況や今後発生が懸念されるハダニ類に対する防除について説明を行いました。また,宮城県オリジナル品種「サワールージュ」の省力栽培技術について情報提供をしました。
 根白石果樹生産組合では,先進地視察研修会や「サワールージュ」の販売会を開催する予定です。そのため,普及センターでは研修会等の開催支援や巡回指導によるりんごの安定生産支援をしていきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
   TEL:022-275-8374


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第三者認証JGAPの新規取得を目指して指導研修会を開催しました

2018年07月27日 09時56分45秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 GAP(農業生産工程管理)とは,食品安全,環境保全,労働安全等に関する点検項目を定め,その実施,記録,点検,評価を繰り返しつつ生産工程の改善を行う取組のことです。GAP を導入することで,農産物の安全性向上,環境の保全,労働安全の確保,資材コストの低減など経営改善や販売力の強化等の効果が期待されています。
  有限会社グリーンウェーブ南郷は,新規にGAP取得を目指しており,普及センターでは帳票の整備や現場改善の支援を行っています。平成30年7月5日(水)には,株式会社アースコーポレーションから講師を迎え,従業員向け説明会とコンサル指導会を開催しました。
 従業員向け説明会では,GAPの基礎知識や安全・安心な農作物を生産するためには,農場で働く従業員全員の協力が重要であることを講演いただきました。その後,GAP新規取得に向けて農場や帳票を確認いただき,現場の3S(整理・整頓・清掃)をもう一度見直すことや,帳票は自分たちに必要なルールを矛盾点がないように作成するよう指導いただきました。
 普及センターでは,今回指導された内容をふまえた現場改善や帳票整備を支援し,GAPの新規取得を推進していきます。
 


  <問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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