宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

りんご加工講習会でサワールージュのスイーツづくりを行いました

2015年10月21日 16時17分15秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
平成27年10月14日,気仙沼市内のクッキングスタジオで,JA南三陸果樹生産部会主催のりんご加工講習会が開催され,当日は部会員6名とJA南三陸気仙沼農産物直売所「菜果好(なかよし)」の加工部会員3名が参加し,サワールージュのスイーツづくりを行いました。
サワールージュは,10月上旬に食べ頃になる,赤色で酸味が強く,スイーツ材料に最適な宮城県オリジナルりんご品種です。JA南三陸果樹生産部会員13名が,平成23年から栽培に取り組み,本年の収量見込みは260kgほどです。すでに,仙台市内の県キャンペーン参加洋菓子店や気仙沼生まれのコーヒーショップに提供されています。
今回は,本吉農業改良普及センター職員が講師となり,アップサイドダウンケーキ,スムージー,焼きりんご,ジャムを使った料理などを紹介しました。参加者は,サワールージュの魅力をおなかいっぱい味わうことができました。今後,数量は限られますが,直売所でサワールージュのスイーツが並ぶことが期待されます。
普及センターでは,今後もサワールージュの栽培と加工品づくりを支援していきます。

りんご加工講習会

サワールージュのアップサイドダウンケーキ

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044


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農事組合法人平貫ファームの創立総会が開催されました。

2015年10月21日 11時42分02秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
角田市の平貫下集落では,地域の担い手組織として水稲・麦等の作業の共同化や農業機械・施設の集約化に伴うコスト削減,生産性向上などを図りながら農業経営を展開し,集落内の農地の保全に貢献していくために,既存生産組合を統廃合して農業生産法人の設立を検討しており,去る10月18日に「農事組合法人平貫ファーム」創立総会が行われました。



農事組合法人平貫ファーム(構成員38名,耕作面積約36ha)では,平成27年3月に集落内でのアンケートで持続可能な経営体を創るため法人化を望む声が多く出され,平成27年春以降農地中間管理事業を活用した農地の集積や機械の集約化によるコスト削減に向けた法人化計画作成のため関係機関や税理士等の専門家の指導を受けながら,発起人会や設立準備委員会を十数回開催して集落内で合意形成を図り,準備をしてきました。
当日は,構成員のうち37名(委任状9名)及び来賓として普及センター,角田市役所やJAみやぎ仙南,平貫上集落から計13名が出席しました。



当日提案された事業目論見書・定款,役員選出(理事7名+監事2名)が原案どおり承認され,法務局へは11月2日(月)に登記申請を行う予定です。
直後に開催された第1回理事会で代表理事に発起人代表であった後藤義行氏が選任されました。



当普及センターでは,プロジェクト課題対象である当法人に将来的に渡って安定的で活力ある集落農業が営まれるよう支援していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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鳥獣害被害対策展示実証ほのサツマイモ収穫作業を行いました

2015年10月21日 09時18分08秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 イノシシの被害に悩まされている丸森町峠集落では,集落ぐるみでイノシシによる被害を少しでも減らすため,集落の方々の協力のもと,イノシシ対策の展示実証ほを設置し,鳥獣害被害対策に関する知識・技術習得を行いました。
 
 今回の実証ほの一つとして設置したサツマイモの竹マルチ栽培では,竹を畝に敷き詰め,しっかり固定してマルチのように使いました。竹の隙間からサツマイモのつるが伸び,イノシシに掘られないような形になっています。この方法により,イノシシの被害がなく,効果があることが実証されました。しかし,竹マルチの設置には竹の切り出しから設置まで労力がかかることが今後の検討課題となりました。
 今回はサツマイモの収穫ということで,集落の子供たちにも参加してもらい,和やかな雰囲気で集落住民のみなさんにもお手伝いいただきました。収穫したサツマイモは参加者に持ち帰っていただき,一部は11月に行われる峠集落の収穫祭で焼き芋として集落のみなさんに召し上がっていただくことになりました。
 普及センターでは,今後も研修会や現地検討会等を通じて,イノシシ被害防止のための技術習得を支援してまいります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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石巻4Hクラブが「みやぎまるごとフェスティバル」で直売を行いました

2015年10月21日 08時18分32秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 石巻地区4Hクラブ連絡協議会(会長:庄司正博,会員数:18名)では,消費者との交流活動として直売活動を積極的に行っており,今年度も10月17日(土)と18日(日)に仙台市で開催された「みやぎまるごとフェスティバル2015」の宮城県農村青少年クラブ連絡協議会ブースに出展し,野菜等の直売を行いました。
 今年は両日とも天候に恵まれ,17日は大崎地区4Hクラブと,18日は栗原地区4Hクラブと共同出展し,石巻地区からは両日ともきゅうりやトマト等を出品し,産地PRも行いながら,多数のお客様と交流を図りました。また,隣のブースでは宮城県農業大学校も農産物を販売していましたので,農業後継者の先輩としてのプライドを持ち,直売活動に励みました。
 石巻合庁での青空市(あおぞらいち)での直売活動は,今後も毎月1回程度行う予定なので,販売品目の充実に取り組んでいきます。
 普及センターでは関係機関と連携して,若手農業者や新規就農者等への支援を継続し,地域農業の復興に取り組んでいきます。


<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-1435  FAX:0225-95-2999

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