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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙南和牛改良推進組合が設立されました

2014年07月28日 16時13分37秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 平成26年7月4日に仙南の4つの和牛改良組合(丸森,角田,白石,柴田蔵王)を束ねる組織として「仙南和牛改良推進組合」が発足しました。
仙南地域において,肉用牛は米に次ぐ基幹的な部門となっており,平成25年12月には県種雄牛「仁美桜(ひとみざくら)」号を生み出すなど和牛改良の意識や技術が高い地域です。このような中,平成29年度に和牛のオリンピック「全国和牛能力共進会」の当県での開催が決定し,出品牛の生産意欲が芽生え始めたことが弾みとなり,組合設立の動きが一気に加速しました。そして昨年度末から関係者が目的や方針,体制,スケジュール等について慎重に検討を重ね本組合の立ち上げに至りました。
 当日,設立総会と併せて和牛改良への理解を深めるため,各改良組合から選ばれた優良基礎雌牛の展示や全国和牛登録協会の向井会長よる記念講演,全農宮城県本部畜産部より全共の概要,出品対策についての研修会も行われ,約100名の参加者は熱心に聞き入っていました。
普及センターでは,3年後の宮城全共に向けて1頭でも多く仙南地域から出品できるよう肉用牛改良への支援を今後とも継続していきます。


        
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第一班 
       TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

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JAみやぎ仙南夏秋きゅうり全体で本格的出荷にむけた出荷目揃い会を開催しました

2014年07月28日 15時19分34秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 7月16日(水)にJAみやぎ仙南夏秋きゅうり部会の全体出荷目揃い会が蔵王梨選果場で開催されました。生産者60名が参加し,市場関係者(全農みやぎ,築地市場等),JAみやぎ仙南,普及センターの各担当者が出席しました。

 開会挨拶では,亀谷部会長より「仙南夏秋きゅうりはどれをとっても良い物だといわれるように,選果をきちんと行っていきたい」との抱負が述べられました。

 市場情勢については,全農みやぎと2市場より報告があり,価格は平年並(A品1,100~1,400円/5kg)。これから本格出荷となるので,高温による品質低下,特に老け果やとろけ果に注意してもらい,これまでのJAみやぎ仙南ブランドを保っていただけるようなきちんとした選別での出荷を期待するとのお話がありました。出荷規格,及び臨時出荷日程についてJAの担当者より説明があり,再度良品出荷について確認を行いました。その上で,本日出荷する現物を全員で確認しました。

 最後に今後の管理,病害虫防除と農薬危害防止について普及センターより説明しました。今年は根の張りが弱い傾向のため,薬害が発生しやすいので注意することや,管内で発生が確認されているホモプシス根腐病,アザミウマの多発生傾向について情報提供を行いました。

 部会員から,出荷規格の確認や病害防除の質問が出され,活発な意見交換も行われました。ほとんどの部会が参加し,また本日から部会員全員出荷とのことで,有意義な研修会となりました。
 今後とも普及センターでは,きゅうりの良品生産を支援していきます。

   
夏秋キュウリ部会全体での検討

   
相互に出荷品の確認

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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JAみやぎ仙南花卉部会がお盆菊出荷査定会を開催しました

2014年07月28日 15時11分04秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 7月22日(火)にJAみやぎ仙南花卉部会お盆菊出荷査定会が柴田花卉選花場で開催され,生産者40名が集まり,菊のお盆出荷に向けて出荷規格や切り前の確認を行いました。

 査定会では,市場や全農からの情勢報告や農協担当者から検査配送体制や出荷方法についての注意事項(箱詰めの仕方,個選理由の記載など)が説明された後,現物を見ながら出荷規格や切り前の確認を行いました。参加した生産者も,実需の求める規格で出荷したいと,病害虫の痕跡の程度,花の開き具合など市場担当者等に積極的に質問していました。

 最後に普及センターから今後の管理として開花前の病害虫防除の徹底と農薬の危被害防止について説明しました。
 普及センターでは,今後も信頼される菊産地の良品生産を支援していきます。

   
  熱心に市場の説明を聞く生産者

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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平成26年大崎地域認定農業者連絡協議会通常総会及び研修会が開催されました

2014年07月28日 12時54分47秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 大崎地域認定農業者連絡協議会の平成26年度通常総会及び研修会が7月18日に開催されました。佐々木郁郎会長から「県内約5,000の認定農業者のうち,大崎管内でその約3分の1を占める。我々の中で意見を取りまとめ,発信していく責任がある」という挨拶がありました。
 総会終了後の研修会では,東北大学大学院の冬木勝仁先生による「農政改革と認定農業者の役割」と題する講演を頂きました。また,みやぎ農業振興公社から「農地中間管理事業」についての情報提供がありました。
講演では,復興途上の宮城県は国が掲げる「攻めの農林水産業」の一つのモデル地域になっており,他県に比べ特に「農業の産業化」の影響が強いが,地域の生業としての農業と産業としての農業を上手く結合する「地域農業」をイメージすることが重要で,それを担う認定農業者の役割は大きいとのお話がありました。参加した認定農業者は真剣に聞き入っており,その後の懇親会でも様々な意見交換がありました。
 普及センターでは今後も認定農業者と一体となり,地域農業の振興に努めてまいります。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班 TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910

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第9回栗原市畜産共進会開催

2014年07月28日 10時15分50秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成26年7月5日(土),栗原市築館のJA栗っこ畜産センターにて第9回栗原市畜産共進会が開催され,肉用牛の部79頭、乳用牛の部30頭が出品され,日頃の飼養管理の成果が競い合われました。
 肉用牛繁殖農家は種雄牛「茂洋」を中心に改良を積極的に行っており,今回の共進会でも「茂洋」の産子が多く出品され,全国和牛能力共進会に向けて盛り上がっている様子がうかがえました。肉用牛部門の名誉賞は花山の佐藤利郎さんが,団体賞は瀬峰和牛改良組合が受賞しました。
 乳用牛の部では若い後継者の方が多く参加され,出品頭数が前年の倍近くになり熱気が感じられました。乳用牛部門では名誉賞,ベストアダー賞(注)ともに花山の野村泰仁さんが受賞しました。
 普及センターは,今後も農家や関係者とともに栗原の畜産の発展を推進していきます。

(注)優れた乳房を持つ牛に与えられる賞



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター
先進技術班   
TEL:0228-22-9437
FAX:0228-22-6144

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