和牛繁殖農家戸数が減少する中,管内の子牛生産,肉牛生産における生産性を高めるためには,管内で統一した改良方針を決めて育種に取り組む必要があります。そのために「いしのまき和牛改良推進組合」の設立を目指し,昨年から7回に渉る設立準備委員会を開催してきましたが,平成26年7月3日,みやぎ総合家畜市場(美里町)で「いしのまき和牛改良推進組合設立総会」が開催されました。当日,管内の和牛繁殖農家,関係機関併せて約100名の方々が出席されました。
設立総会の前に現地検討会が開催され,管内の優良繁殖雌牛を審査し,良い点や今後改良すべきポイントについて公益社団法人 全国和牛登録協会宮城県支部審査員に説明していただきました。
総会は原案どおり承認され,組合員数134名の和牛改良推進組合が設立しました。組合では,自ら定めた厳しい育種牛選定基準により,地域の雌牛の調査と選定を行い,地域特有の優秀な系統の雌牛群の整備,種雄牛づくりを目指していきます。
総会終了後,公益社団法人 全国和牛登録協会会長から平成29年度に開催される第11回全国和牛能力共進会宮城大会に向けて,どのような方向性で改良をすすめたらよいか講演を頂きました。
講演後,宮城県肉用牛改良推進石巻地域対策会議を開催し,第11回全国和牛能力共進会出品対策基本計画を説明し,宮城大会の目標と各区の出品条件と改良方針について説明し,指定交配の協力を繁殖牛農家に要請しました。
現在,宮城県基幹種雄牛6頭のうち,3頭が石巻市産地の種雄牛です。普及センターでは,今後も関係機関と連携を図りながら和牛産地としての生産基盤づくりを継続して支援していきます。
【現地検討会の様子】

【設立総会の様子】
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999
設立総会の前に現地検討会が開催され,管内の優良繁殖雌牛を審査し,良い点や今後改良すべきポイントについて公益社団法人 全国和牛登録協会宮城県支部審査員に説明していただきました。
総会は原案どおり承認され,組合員数134名の和牛改良推進組合が設立しました。組合では,自ら定めた厳しい育種牛選定基準により,地域の雌牛の調査と選定を行い,地域特有の優秀な系統の雌牛群の整備,種雄牛づくりを目指していきます。
総会終了後,公益社団法人 全国和牛登録協会会長から平成29年度に開催される第11回全国和牛能力共進会宮城大会に向けて,どのような方向性で改良をすすめたらよいか講演を頂きました。
講演後,宮城県肉用牛改良推進石巻地域対策会議を開催し,第11回全国和牛能力共進会出品対策基本計画を説明し,宮城大会の目標と各区の出品条件と改良方針について説明し,指定交配の協力を繁殖牛農家に要請しました。
現在,宮城県基幹種雄牛6頭のうち,3頭が石巻市産地の種雄牛です。普及センターでは,今後も関係機関と連携を図りながら和牛産地としての生産基盤づくりを継続して支援していきます。

【現地検討会の様子】

【設立総会の様子】
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999