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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「いしのまき和牛改良推進組合」設立総会が開催されました

2014年07月17日 14時32分50秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 和牛繁殖農家戸数が減少する中,管内の子牛生産,肉牛生産における生産性を高めるためには,管内で統一した改良方針を決めて育種に取り組む必要があります。そのために「いしのまき和牛改良推進組合」の設立を目指し,昨年から7回に渉る設立準備委員会を開催してきましたが,平成26年7月3日,みやぎ総合家畜市場(美里町)で「いしのまき和牛改良推進組合設立総会」が開催されました。当日,管内の和牛繁殖農家,関係機関併せて約100名の方々が出席されました。
 設立総会の前に現地検討会が開催され,管内の優良繁殖雌牛を審査し,良い点や今後改良すべきポイントについて公益社団法人 全国和牛登録協会宮城県支部審査員に説明していただきました。
 総会は原案どおり承認され,組合員数134名の和牛改良推進組合が設立しました。組合では,自ら定めた厳しい育種牛選定基準により,地域の雌牛の調査と選定を行い,地域特有の優秀な系統の雌牛群の整備,種雄牛づくりを目指していきます。
 総会終了後,公益社団法人 全国和牛登録協会会長から平成29年度に開催される第11回全国和牛能力共進会宮城大会に向けて,どのような方向性で改良をすすめたらよいか講演を頂きました。
講演後,宮城県肉用牛改良推進石巻地域対策会議を開催し,第11回全国和牛能力共進会出品対策基本計画を説明し,宮城大会の目標と各区の出品条件と改良方針について説明し,指定交配の協力を繁殖牛農家に要請しました。
 現在,宮城県基幹種雄牛6頭のうち,3頭が石巻市産地の種雄牛です。普及センターでは,今後も関係機関と連携を図りながら和牛産地としての生産基盤づくりを継続して支援していきます。

 
         【現地検討会の様子】 
      
 
         【設立総会の様子】


<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
 TEL:0225-95-7612  FAX:0225-95-2999

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登米アグリビジネス起業家育成塾の開校式が開催されました

2014年07月17日 14時16分00秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 昨年度から運営されている「登米アグリビジネス起業家育成塾」の開講式が7月8日に登米市内のホテルで開催されました。
 経営体育成のセミナー等は既に仙台市内等で多く開催されていますが,遠距離のため参加が困難との声を受けて登米市が独自に育成塾を開講したものです。
 若手農業者を中心に18名の塾生が受講し,塾長の東北大学大学院伊藤房雄教授から「これだけの内容の講義を自己負担なしで受講できる機会はない。この塾で学んだことを自らの経営に生かし,市へ貢献してほしい」と訓示を受けました。
 開講式には,市内の農業関係者を中心に企業,産業支援機関,教育関係者,金融機関など100名を超える多くの出席者があり,アグリビジネスへの強い関心や第2期生に対する期待が感じられました。
 また,農業経営者の育成に定評のある(有)トップリバー代表取締役の嶋崎秀樹氏が記念講演を行い,農業や人材育成に対する熱い思いが伝わる内容で参加者一同は熱心に耳を傾けていました。
 育成塾は,「経営実践編(全5回)」と「財務・会計,事業プロセス編(全7回)」の2コースで設定され,来年1月まで開催されます。
 普及センターではこれからも登米市などと連携して,地域農業を支える担い手育成を支援してまいります。

〈連絡先〉
 宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-8603
   FAX:0220-22-7522

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仙南地区生活研究グループの移動研修会が行われました

2014年07月17日 13時17分17秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
仙南地区生活研究グループ連絡協議会の移動研修会が7月8日に開催され,管内各市町のグループ役員と関係機関職員合わせて28名が参加しました。この移動研修会は,会員の地域理解と今後のグループ活動のヒントを得ることを目的として,各市町持ち回りで行われており,今年は大河原町内にある食品製造や農業関係の企業の見学が行われました。

 午前中は株式会社菓匠三全の大河原工場を見学し,会社の歴史や地域活動の紹介のほか,菓子の製造から販売の過程で,食品ロスを少なくするための工夫や取り組みについての説明を聞きました。また,研修後には食品ロスに係る経費負担軽減の取り組みの一環として行っている,パンク品の販売会もあり,参加者の注目を集めていました。




午後は株式会社ヒルズ(もちぶた館)へ会場を移して,企業の概要や地域に密着したアグリビジネスへの取り組みについての話を聞き,直売所の見学をしました。




研修会後には続けて役員会も開催し,今後の活動についての意見交換が行われました。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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