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(ススキ)
9月11日
秋の七草の第2段、薄(すすき)の写真を付知川の河川公園で撮影をしてきました。
ウィキペディアを参考にして、薄(すすき)を調べました。
ススキは株が大きくなるには時間がかかり初期の草原では姿を見ることができませんが、年々に草丈が大きくなり、やがて草原全体を覆いつくすススキの草原になります。その草原がやがて、アカマツなどの森のパイオニア的な樹木が生え付き、次第に森林へと変化していきます。昔の農家の住まいでは茅葺(かやぶき)屋根が主で、ススキはその茅葺きの材料として使われたり、馬や牛など家畜の餌として利用されていました。そのため集落の近くに定期的に刈り入れをするススキ草原があり、これを茅場(かやば)と呼んでいました。茅場は草刈りや火入れを定期的に行うことで、ススキ草原のままの状態を護ってきましたが、現在では、そのような利用がされていないので、その多くは遷移が進んで、雑木林となっり、今では荒れた森林になっています。
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(実りの秋 頭を下げた稲穂)