8月13日に第4回中津川市議会(臨時会)が会期を1日間として開催しました。議題は補正予算が1件「令和元年度中津川市一般会計補正予算について」です。
補正予算の内容ですが、文化会館改修事業の増額補正16,242 千円と6月30日~7月19日の豪雨により被災した施設等を復旧する事業の増額補正42,250 千円の一般会計58,492 千円です。債務負担行為の補正として令和2年度にかけて実施する文化会館改修事業の債務負担行為の限度額 524,225 千円を変更するものです。債務負担の増加分37,713千円を合わせると53,955千円が追加予算となり文化会館改修事業の総工事費が766,664千円となります。
文化会館改修事業の増額補正の原因については「工事の入札を実施しましたが、応札者がなく不調となり、工事内容などの原因を調査したところ設計価格のうち鋼材加工単価がオリンピック関連工事などの影響で高騰するなど、設計価格と乖離が生じたため、増額補正します。」との説明がありましたがオリンピック関連の影響については以前から解っていることであり、鋼材加工単価の相違との説明でしたが鉄骨工事の人件費なのか鋼材費なのか曖昧なままの説明でした。過去にも市役所庁舎の改修工事でも応札がなく補正予算を増額したこともあり、議会として全会一致で、今後の工事等の設計にあたっては適正な積算に努めることなどの附帯決議を附けました。
災害に対する事業への補正金は6月30日~7月19日の豪雨により被災した農地・農業用施設、林業施設、河川災害を早期に復旧する事業のためのものです。その後の豪雨によって発生した災害については現在調査中だそうです。