デマンド交通システムの説明
7月30日
新政会では上田市武石地区に続いて佐久穂市のデマンド交通システムの行政視察を行いました。平成17年3月に佐久町と八千穂村の2町村が合併し、12,980人の佐久穂町になりました。合併前からそれぞれ運行していた廃止路線代替バス路線、巡回バス、福祉バス、スクールバス、社協による福祉有償運送などの生活交通を地域住民の要望に応えられる生活の足として総合的に新交通システムを構築されました。運営主体は佐久穂町商工会で10人乗りの車両4台とNECの運行システムを導入し、運行業務を地元の2社のタクシー業者に委託。平成19年4月よりふれあいタクシー「げんでる号」として運行を開始しています。この「げんでる号」名前はを一般公募から決まりましたが、「元気にまちへ出かけましょう!」との想いからきているそうです。また、料金は大人300円、子ども150円になっています。オペレーターは商工会が2名のベテラン職員が配車業務を行っています。利用者の自宅戸口から目的地まで、目的地から自宅戸口までの乗り合いで送迎をしています。平均、毎日100人程度がご利用しているそうで、やはり上田市武石地区のデマンド交通システムと同じで、駅や病院への高齢者の利用が多いそうです。中津川市でも旧町村の中山間地への利用が可能ではないかと思っています。
デマンド交通システムの説明
システムとオペレーター
ジャンボ運行バス