はっちゃんの活動日誌 Blog

岐阜県中津川市議会議員、三浦八郎です。
市議会や議員活動のこぼれ話から、趣味の事まで綴っています。

静岡県藤枝市議会を視察しました。

2020年02月08日 | 議員活動
 2月6日には静岡県藤枝市議会に議会改革特別委員会として視察をしました。
藤枝市は早稲田大学マニフェスト研究所議会改革調査部会の議会改革度調査2018ランキングでは104位にランキングされ、なかでも機能強化では50位になっています。視察内容は「予算・決算、提言の審査サイクルと常任委員会による予算執行チェック」として行いました。
 藤枝市の決算審査は執行部が作成し7月に提出される「全事業の総点検シート」にある全事業1,077事業(平成30年度)から、会派の意見も反映しつつ、各委員が問題意識をもってピックアップした事業数(186事業)から3人以上の委員が選択した事業数(25事業)に抽出して事業評価を行います。そのため決算審査は実質には7月中旬から始まっています。選択された事業については8月下旬までに担当課より「事業評価決算審査用調書」を提出させ、決算審議の中で通常の審査をしながら、抽出した25事業も集中審査します。事業評価の方法については、数値による評価は行わず、各委員個々の意見・考え方を記載し、拡大・継続・縮小・その他の区分別評価を行い、新年度に向けた予算に対する考え方もふまえて決算審査終了後に「事業評価決算審査用調書」へまとめて記載し執行部へ提出します。
 執行部では決算特別委員会からの提言をふまえて翌年度戦略方針として反映させ、2月には対応の説明があり、翌年度予算書が提案されます。
 常任委員会による予算執行のチェックも行われています。6月定例会で、各部局課の主要事業等の取組状況について、報告を受けて議論し、11月定例会で、予算執行状況等について、執行部より調書の提出を求め、議論をします。
 藤枝市では事業評価・決算審査・予算審査をサイクルと捉え、審査結果を執行部へ提言を行って見えます。さらに、主要事業の予算の執行状況も常任委員会で調査されていました。このように議会閉会中に行う審査も多いことから通年議会を取り入れられたそうです。
 中津川市議会も執行部の行う主要事業の事業評価から提言、新年度予算のチェック、さらに常任委員会での主要事業の施行状況評価など政策チェックサイクルとして前向きに検討してはと思います。とりあえずは,決算審査のあり方等はすぐにも検討できると思います。



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愛知県岩倉市議会を視察しました。

2020年02月08日 | 議員活動
 2月5日に議会改革特別委員会として愛知県岩倉市議会を視察しました。
岩倉市議会は早稲田大学マニフェスト研究所議会改革調査部会の議会改革度調査2018ランキングでは4位にランキングされ、なかでも住民参加では1位になっています。視察の内容としては「委員会代表質問と政策提言について」「議会基本条例の検証および見直しについて」「住民参加における取組みについて」として説明を受けました。
 委員会代表質問は平成30年12月定例会にて委員会代表質問を行っています。政策提言についてはそれ以前から委員会ごとにまとめ上げて執行部に提言しています。また、委員会として要望も行っています。
 議会基本条例の検証と見直しについては全議員による議会基本条例推進協議会において、岩倉市議会基本条例の検証シートを活用して毎年行われ、検証結果に基づいて見直しを行い、それに基づいて各種取組みを実施しています。
 住民参加の取り組みについては市民の多様な意見を把握し市政に反映させるため議会報告会だけでなく「ふれあいトーク」として、各種団体、各地区との意見交換会を積極的に開催されています。平成30年度は議会報告会を含めて年間15回開催されています。平成30年4月からは「議会サポーター制度」を設置し市民から要望、提言その他の意見を広く聴取し、議会運営に反映させています。
 岩倉市議会では議会報告会や市民との意見交換会、さらには市議会サポーター制度などを活用し、市民からの要望や政策提言等を聞きだす機会を設けています。中津川市でも市民との意見交換会や対話集会の開催方法や回数を検討するべきだと思います。そこでの政策提案、質疑、要望等を各常任委員会で検討し、本会議の中で委員会としての代表質問を行っている点も参考にするべきだと思います。


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中津川市長選挙 青山節児さん3選されました。

2020年02月08日 | 議員活動
 任期満了に伴う中津川市長選が19日投票、即日開票され、現職の青山節児氏(68)が3選を果たした。青山氏は7年後に予定されるリニア中央新幹線岐阜県駅開業の効果を市全休の持続的な発展につなげるまちづくりを訴え、「リニア市政の中止」を掲げる対立候補を圧倒しました。
残念ながら投票率は前回2016年の59.51%を17.59ポイント下回る42.32%となり、50%を切り、晟去最低となってしまいました。





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