はっちゃんの活動日誌 Blog

岐阜県中津川市議会議員、三浦八郎です。
市議会や議員活動のこぼれ話から、趣味の事まで綴っています。

総務企画委員会 滋賀県甲賀市を行政視察しました。

2017年10月13日 | 議員活動
 昨日は滋賀県甲賀市を行政視察しました。視察内容は「光ファイバー網を活用した情報サービス」についてです。
 甲賀市では市内全域に合併特例債を活用して、光ファイバーを敷設し、情報化社会におけるライフラインとしてのインフラ整備を進められています。
 甲賀市における光ファイバー網の活用については、災害が予想されるような場合に市民のみなさまの生命・暮らしを守るための緊急通報手段として、音声放送端末機を全戸に設置し、市内各所に屋外拡声器を設置されています。また、災害時だけでなく普段においても、地域情報ネットワーク網により、暮らしの情報、学校からのお知らせ、催しもののご案内、おくやみ情報、営農情報など、暮らしに役立つ生活情報を、定時放送として有料ですが放送されています。
 中津川市の光ファイバーを活用した情報通信ネットワーク整備事業との違いがハッキリしているのは、甲賀市においては、どのように活用をするかを決めてからの整備事業であることです。中津川市においては活用方法を決めずに情報通信格差を解消だけを目指したことにより、いまだに地域コミュニティ活動の充実に結びついていないのが現状です。
 中津川市、甲賀市ともに毎年の維持管理に1億円ほどかかっていますが効果を考えれば「ワイズ・スペンディング」(賢い使い方)はどちらかはハッキリしています。







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総務企画委員会 大阪府泉大津市を行政視察しました。

2017年10月12日 | 議員活動
 昨日は大阪府泉大津市を行政視察しました。視察内容は「泉大津市総合計画条例」についてです。総合計画とは、策定する自治体のすべての計画の基本となる、最上位計画として位置づけるもので、市の将来のあり方とその実現に向けた基本的な方向性を示すとともに、市民と行政が市の将来像を共有し、まちづくりを進めていくための計画です。
2011年に地方自治法が改正されて、地方自治体の基本構想の策定義務なりましたが、泉大津市では「泉大津市総合計画条例」を制定し、その条例を根拠として基本構想を策定されています。また、策定に当たってはおおむね10年間の地域づくりの方針を示す「基本構想」を受けて、5年の行政計画を示す「基本計画」を合わせて総合計画としています。
泉大津市の総合計画の大きな特徴としては、中学生会議や大学生会議、市民会議など開催され、幅広く市民の皆様のご意見をうかがいながら平成27年度を初年度とする「第4次泉大津市総合計画」を策定されています。中津川市でも同じように「中津川市総合計画」を平成27年度よりスタートしていますが、審議会には各種団体の推せんする方と識見を有する方がほとんどで、多くの市民が関わったとはいいがたいと状況です。







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総務企画委員会 兵庫県たつの市を行政視察しました。

2017年10月11日 | 議員活動
 昨日は兵庫県たつの市を行政視察しました。視察内容は「自立のまちづくり」についてです。この事業は、市民の皆さんが自主的に行う「まちづくり活動」に対する支援を行うことにより、市民が自ら考え自ら行動する「自立のまちづくり」を推進することを目的として平成23年から行われているそうです。
 内容としては公共施設の補修等活動、美化等活動、。空き家対策事業、地域のまちづくり振興活動、女性コミュニティ活動、里山整備活動、農業施設の災害復旧活動など地域の身近な公共施設を自分たちの手で守る活動、地域の活性化を図る活動などに対して現物支給や補助金を交付する事業です。
 10年ほど前にお話を伺った伊藤喜平村長の長野県下條村の材料支給制度や中津川市で行われている「がんばる地域サポート事業」と共通した事業だと感じました。
 この事業を行うことにより、行政のスリム化が計られることになりますが、行き過ぎると行政の下請化されることも考えられます。それと人件費が考慮されないとのことですが、これからはボランティア活動であっても無償ではなく有償を考えることが必要であり、最低限の人件費は補助すべきだと思います。



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