昨年度は副議長のために一般質問は控えてきましたが、令和元年6月定例議会において、1年3ヶ月ぶりに一般質問をさせていただきました。質問項目は今年度より始まる「森林経営管理制度と森林環境譲与税について」です。
内容については・・・
今年度より、森林環境譲与税、森林経営管理制度が始まります。経営管理が行われていない森林について、森林所有者と経営管理を行う「林業経営者」をつなぐシステムとして期待されていますが、その一方で、制度の運用に向けて、様々な課題も明らかになっています。特にこの制度の主役となる市町村側にとって今後の進め方や制度の実効性をどう高めていくかが問題となってきます。このことについて「森林環境譲与税について」3項目、「森林・林業担当職員や林業技術者の不足について」7項目、「森林情報の整備について」2項目、「中津川市の林業振興について」4項目の合計16項目について執行部に質問をしました。まだまだ、中津川市としても踏み込んだ答弁は控えられている感じがしていました。しかし、森林経営管理法は森林所有者が積極的に管理しない(できない)森林に対して市町村が「経営管理権」を設定し、さらに「経営管理実地権」を設定した業者に委託することで、簡単に言えば所有権と管理(利用)権を分離して所有者に代わって森林を整備しようするまったく新しい取り組みだと理解します。
森林環境譲与税については多くの金額の使途が地方自治体に任されるということであり、森林面積が非常に高い中津川市として、森林整備のために積極的かつ有効に活用していくかが大切になると思われます。最大限の有効活用を塾考していだきたと思います!
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