![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/cb/31e40c56fa1ee1bc81a3ec0714cfb24d.jpg)
9月10日
9月7日は24節気での白露でした。「野の草に露が降りて白く見え、秋の趣がひとしお感じられるころ」という意味があります。たしかに朝はめっきり涼しくなり布団に潜り込まなければ眠れません。ただ、日中はまだ夏のなごりが強く、暑いです。
付知川の河川に葛(くず)の花が咲いていました。付知では「ごぞば」とよばれています。ツルで繁殖力があり小さな木ならすぐ覆い尽くしてしまい、嫌われものです。しかし、昔はツルから根まで生活にたいへん役だった植物だそうです。根は多量のでんぷんを含んでいて、風邪薬の「葛根湯」や葛餅(くずもち)になります。
葛は秋の七草の一つです。春の七草は食を楽しむものですが、秋の七草は花を観ることを楽しむもののようです。七草は萩(はぎ)、薄(すすき)、桔梗(ききょう)、撫子(なでしこ)、葛(くず)、藤袴(ふじばかま)、女郎花(おみなえし)です。