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古田肇知事あいさつ
7月19日
昨日(18日)に岐阜市、長良川国際会議場のメインホール「さらさーら」で「清流の国ぎふづくり県民大会」が行われ、、「木の国・山の国1000人委員会」の委員として参加しました。
「清流の国ぎふ」づくりは、昨年行われた海のない岐阜県で行われた「第30回全国豊かな海づくり大会」を契機として、多くの県民の皆さんが森と海をつなぐ清流の大切さを認識し、森林と川と海の保全への意識が大きくなり、県民と環境保全に取り組む団体、行政とが協働し、清流を「守る」、「活かす」、「伝える」活動を推進するために行われたとの趣旨が、古田岐阜県知事のあいさつのなかで話されました。
パネルディスカッションでは、「森・川・海の連携(つながり)を活かした清流の国ぎふづくり」をテーマに、東京都市大学教授の涌井雅之さんをコーディネーターとして、オークヴィレッジ代表の稲本正さん、先日の「森林と市民を結ぶ全国の集いin裏木曽」でお世話になったフリーアナウンサーの草野満代さん、NPO法人森と水辺の技術研究会理事長の野村典博さん、岐阜経済大学教授の森誠一さんをパネリストとして、「人間と自然との関係をもう一度問い直し、多様な生態系が共存するこの岐阜県から全国へ広げる活動を」「地域の子どもが、川で泳いだり、山で遊んだり地域の自然と関わり続ける機会を大人が一緒になって多くつくることが大切」など・・・それぞれの立場からのお話がありました。
最後に「清流の国ぎふづくり宣言」として、詩人高橋睦郎さんが活動理念をわかりやすく監修されたものを発表されました。
良い文面ですので、全文を記載します。
【清流の国ぎふづくり宣言】
「清流」は、私たちと自然をつなぐいのちのメッセージ。「清流の国ぎふ」は、いのちのメッセージをいきいきと体感できる大地。私たちは、ここに暮らし、清流を守り、活かし、伝えていきます。
「清流」は、森から生まれ、川となり、里や街を潤し、遠く海へ向かいます。さらに海から大空へ昇り、雨となり、緑豊かな森へ帰ります。自然はときに厳しさを見せますが、私たちはいつもその一部です。すべてのいのちの源であり、人の身体と心を育みます。「清流」は、私たちと自然をつなぐメッセージ。
「清流の国ぎふ」は、「ぎふ」と名付けられた大地をめぐる「清流」を中心に、美しい自然や歴史ある文化が根付いた暮らしの中で、生きる幸せを感じることのできるわたしたちのふるさと。
私たちのふるさとには、清流を「守る」暮らしがあります。清流を「活かす」暮らしがあります。清流を「伝える」暮らしがあります。「清流の国ぎふづくり」とは、「清流」といういのちのメッセージを「守る」、「活かす」、「伝える」という暮らしの営みを常に一体として、私たち一人ひとりが実現していくこと。
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清流の国ぎふづくり宣言