ペレット工場内の視察
11月13日
昨日11月12日に平成22年度林業グループ地区交流研修会が行われました。今年は益田地区林業グループ連絡協議会の開催地で、ペレット製造工場の見学、ペレットボイラー施設の見学、萩原町地区の巨樹・古木めぐりの現地視察と美輝の里会議室での情報交換会が研修内容です。
下呂総合庁舎にて開会式が行われ、その後に「南ひだウッド(協)」へ移動し、ペレット製造工場の視察を行い、組合長の倉地さんより説明を受けました。この工場は昨年10月から稼働、この9月までに205tの生産販売を行い、計画では年間582tの生産を目指しているとのことです。自社や組合員企業から出る樹皮、端材、オガコ等の木屑を1500立米を原料を処理して、ペレットとして販売する計画となっています。
その後に馬瀬地区にある温泉施設「美輝の里」のペレットボイラー施設を視察しました。ボイラーはオーストラリア製で年間535tのペレットを使用する計画で、石油との併用使用しているそうです。現在でも灯油価格が60円以上なら採算が取れるとのことでした。環境省「オフセットクレジット(J-VER)」への取り組みを進めているそうです。
少し茶色の樹皮が入ったペレット
美輝の里のペレットボイラー ちょうど灰の清掃中