同シリーズの7冊目(添乗員・騒動記、奮戦記、狂想曲、世界遺産旅ガラス、激沈記、疾風録-残念ながら読んだのは、狂想曲のみ)が本書。
顔もでかけりゃ、身体もでかい。おまけに態度も大きい(本書裏表紙から)ハチャメチャ大五添乗員、またまた抱腹絶倒のツアーだ。
格安香港ツアーでは、現地ツアーが香港マフィアの系列らしい雰囲気に怯え、宝石店には閉じこめられ、挙げ句の果て、翌日からは遊覧バスを止められたり、怖そうな事務所へ呼び出されたり、もう大変…。
チュニジアツアーでは、客の若い女性から片思いを寄せられ、とんでもない事態に…。ポルトガルツアーでは、客の若い女性に添乗員の職務ジャックに遭ったりと、そのハチャメチャぶりに、呆れたり感心したりと、時間の経つのを忘れる、楽しい本だ。
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