ノンフィクション専門の書評サイト「HONZ」の主宰者でもある著者が、20年の読書道楽人生から厳選した100冊を紹介している(まえがき)。
中には、「オオカミの護符」「最後の色町飛田」「縛られた巨人-南方熊楠の生涯」など読んだものもあるが、興味をそそられるものが多い。
例えば、「無人島に生きる16人」「ノアの洪水」「ヤクザと原発-フクシマ第一潜入記」等々である。
章建てもユニークで、1 ピンポイント歴史学 まじめにオーパーツ(発見された場所や時代と全くそぐわない考古学的遺物)の項では、「ワンダフル・ライフ」「イブの7人の娘たち「死海文書の全て」「ロゼッタストーン解説」…から始まり、現代日本民俗学の項目には「全国あほ・バカ分布考」「TOKYO STYLE」…
以下、2学べない生き方(項目は、破天荒すぎて学べない 脱力しすぎて学べない 転載過ぎて学べない) 3ヘビーなサイエンス 4シチュエーション別読書法(項目は、トイレット・ライブラリーのすすめ 電車の中では読んでいけない 子供と一緒に読む本 箸休め) 5嘘のノンフィクション 6大変な本たち 7金と仕事とものづくり 8事実は小説より奇なり 9鉄板過ぎて紹介するのも恥ずかしい本 と、なっている。
早速、「東海道五十三次 将軍家茂公御上洛図」をネットで注文した(中古)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます