『バブルへGO！！～タイムマシンはドラム式』試写会

昨日は東宝本社の試写会に
こういう日に限って6時半近くまで会社でパタパタしながら、
6時40分ごろには入れました。広い席でゆっくりと鑑賞。

『ニッポンを救う！タイムスリップラブコメディ！！』
　　　　　　　　 　

タイムトラベルの大原則「過去を変えてはならない」を全く無視し
（『サウンド・オブ・サンダー』では、たった一匹の蝶のせいで
タイムウェーブが起こり地球が崩壊するという設定でしたが）
『1990年に戻ってバブルの崩壊を止める為にタイムスリップする』という、
ホイチョイ・プロダクションらしい映画でした。
　　　　　　　　　　　
見覚えのある『タクシー券の束』や『ボディコン』『森永ラブ』（懐かしい！）や
『スクエアビル』『ディスコ』『ＭＯＦ』『大きくて重い携帯電話』etc・・・・
そういう時代だったのねえ。
何となく過ごした17年間でこんなに変わっていたんだわと再確認。
映画の中の『前髪ロール』や『肩パッド』を見ると、押入れにある古い洋服を
取っておいてもダメだと確信し捨てようと決心。

役者さんでは三変化をする劇団ひとりさんが頑張っていました。
カメオ出演者の中では飯島直子さんがあの頃のままでびっくり！！
広末涼子さんはとっても一児のお母さんには見えない瑞々しさ
ダンスシーンも良かったです。
阿部寛さんはあの頃もトレンディードラマ（死語ですね）に出演していたせいか
全く違和感なし、というより当時のドラマを見ているようでした。

真っ只中にいる時は気づきもしなかったことが、時間が経ってみると
よくわかります。
日経平均が3万を超え長銀の利息８％に人が並び、地上げで事件が起きたり、
会社員が銀行に進められてゴルフ場の会員権やマンションを買ったり、
不思議な時代。『遠い目』になってしまう。
バブルが崩壊して地価も下落し、ゴルフ場も倒産し、銀行は統廃合を
繰り返しながらメガバンクへと。
忘れていた事をいろいろな事を思い出したりも・・・。
知らない世代はまるで想像つかないかもしれませんが、確かに知っている
世代なのでちょっとほろ苦い気持ちになりました。
Hanakoが創刊されたり、J-waveが開局されたり、大昔の話みたい。（苦笑）

最後がどうなるのかは、見てからのお楽しみということで。

『バブルへGO！！タイムマシンはドラム式』オフィシャルサイト