『夢見る黄金地球儀』(海堂尊:著)
現在公開されている映画『チーム・バチスタの栄光』作者の2007年10月作品。
ところどころにチーム・バチスタで見かけた人や地名が見受けられますが、田口&白鳥シリーズとは全くの別物。
30代の主人公たちのやり取りがかなり古典ギャグぽいところは伊坂幸太郎に似たセンスを感じますがくどい部分もありました。
『螺鈿迷宮』に登場した小夜ちゃんが登場するあたり、サービス精神もありますが、東京創元社にしてはちょっと軽いかも。
内容紹介
首都圏の端っこに位置する桜宮市に突如舞い込んだ一億円。その名も「ふるさと創生基金」。だがその金は黄金をはめ込んだ地球儀に姿を変え、今では寂れた水族館にひっそり置かれているだけとなった―はずだった。が、ある日を境にトラブル招聘体質の男・平沼平介の日常を一変させる厄介の種へと変貌する。八年ぶりに現れた悪友が言い放つ。「久しぶり。ところでお前、一億円欲しくない?」かくして黄金地球儀奪取作戦が始動する。二転三転四転する計画、知らぬ間に迫りくる危機。平介は相次ぐ難局を乗り越え、黄金を手にすることができるのか。『チーム・バチスタの栄光』の俊英が放つ、抱腹絶倒のジェットコースター・ノベル。
ジェットコースターノベルというほどではありませんでしたが、サクサク読めて笑える内容だったので3.5(5つ星評価)
現在公開されている映画『チーム・バチスタの栄光』作者の2007年10月作品。
ところどころにチーム・バチスタで見かけた人や地名が見受けられますが、田口&白鳥シリーズとは全くの別物。
30代の主人公たちのやり取りがかなり古典ギャグぽいところは伊坂幸太郎に似たセンスを感じますがくどい部分もありました。
『螺鈿迷宮』に登場した小夜ちゃんが登場するあたり、サービス精神もありますが、東京創元社にしてはちょっと軽いかも。
内容紹介
首都圏の端っこに位置する桜宮市に突如舞い込んだ一億円。その名も「ふるさと創生基金」。だがその金は黄金をはめ込んだ地球儀に姿を変え、今では寂れた水族館にひっそり置かれているだけとなった―はずだった。が、ある日を境にトラブル招聘体質の男・平沼平介の日常を一変させる厄介の種へと変貌する。八年ぶりに現れた悪友が言い放つ。「久しぶり。ところでお前、一億円欲しくない?」かくして黄金地球儀奪取作戦が始動する。二転三転四転する計画、知らぬ間に迫りくる危機。平介は相次ぐ難局を乗り越え、黄金を手にすることができるのか。『チーム・バチスタの栄光』の俊英が放つ、抱腹絶倒のジェットコースター・ノベル。
ジェットコースターノベルというほどではありませんでしたが、サクサク読めて笑える内容だったので3.5(5つ星評価)