今日は何をしようかな?

いつの間にやら13年経ちました。
いろいろ忘れないように、書き留めておきます by nori    

読書メモ

2008年02月08日 13時16分54秒 | 本のこと
今日は

 『2007 ザ・ベストミステリーズ』
(日本推理作家協会編)

15編のミステリーが収められた短編集。
印象に残ったのは

『あなたにあいたくて』不知火 京介
今までの作品とは趣がちがう、優しいお話でした。
初春の優しい光のよう。

『標野にて 君が袖降る』大崎 梢
早速『配達あかずきん』を予約。
昔の北村薫氏の作品を彷彿とさせる後味の良い日常ミステリー。

『未来へ踏み出す足』石持 浅海
地雷除去をテーマに短編ながら余韻の残る良作。

『ラストマティーニ』北森 鴻
お馴染みの『香菜里屋シリーズ』
こういうバーが身近にあれば・・・と毎回羨ましくなります。

『エクステ効果』菅 浩子
面白い着眼点。

『落下る』東野 圭吾
ドラマ化された『ガリレオ』シリーズ。
なので、どうしても福山さんと柴崎コウが浮かんでしまいました。

『早朝ねはん』門井 慶喜
キャラクターが出来ているので、シリーズを読みたくなります。

『オムライス』薬丸 岳
人の心の微妙な揺れ動きが秀逸。

『熊王ジャック』柳 広司
設定が面白いので、単純に楽しく読めました。

その他横山秀夫 桜庭一樹 蒼井上鷹等充実したラインナップ。
3500円なのでちょっと購入は出来ませんが、良い本でした。

 『ヴィラマグノリアの殺人』(若竹七海:著)
以前読んだ『猫島ハウスの騒動』と同じく架空の町で起きる殺人事件。
好きなテイストのミステリーです。

 『妖怪アパートの幽雅な日常』(香月日輪:著)
こちらはタイトル通り、妖怪の住むアパートで暮らす高校生の成長物語。
登場するキャラクターの性格描写がしっかりしているので、一気に読める作品。

両方ともドラマ化orアニメ化したら面白いと思います。