クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

小川山 2005/09/19 Mon

2005-09-19 23:59:59 | ChapⅢBigRock2005
今日は、阿部ちゃん、林ダ君が登場!「どこ行くの?」「今日はレスト。」「えぇぇぇぇ!ついて行こうと思ってたのに。」、だって、今回の合宿は2日登ってレスト、3日登ってレスト、2日登って終了の予定なんだもん。あのね、休息って大切なのよ!私ってば大人だァ。
コーヒーを飲みながら、「天気はどうだったの?」「昨日はどこに行ったの?」等々、話していると、昨日、アバタもエクボ(5.10c)のRPを私が逃した話に、二人は食いついた。「水晶、行きたいよな。」「水晶にしよう!」、いつも通りの毒舌大合戦である。いいもん、いくはレストだもん。お休みも大切だもん。合宿中に、きくともう一回行くもん・・・。そんなに大人でいられるはずが無い。「二人じゃ、可哀相だから冷やかしに行ってあげるよ(^O^)/」、靴も持っていくけどね。

テン場をちょっと片付けて、水晶スラブへGo!到着すると、丁度、阿部ちゃんが越境者(5.10a)をアップでOSした所。林ダ君も、アップなのに、10aなのに、リードで行っちゃうの?全く、強気なオヤジである。心配して見上げていると、そつなくFL。えらい(^_^)
次は、阿部ちゃんがアバタもエクボ(5.10c)にOSトライ。下部、いきなりビックリ。そこに立つんだ。きくと私はスメアリングでクリアした場所だ。得意なスタイル、体型etc.で、登り方はそれぞれだ。核心部、私とは全然違う場所だけど、阿部ちゃんならきっとあそこだ!と思った箇所に、予想通り足をあげようとした。けど、失敗!阿部ちゃん、きく、いくで、意見交換会。そして我々の意見を取り入れた阿部ちゃんは、あっさりトップアウト。憎たらしいオヤジだけど、流石だァ。
次は、林ダ君、こちらのオヤジも流石、しっかり話を聞いている。情報収集の達人である。だけど、話を聞いているのと登れるのは別の話。しっかりと、核心部で落ちてくれた。よかったよかった(^。^;)ホッ!
うちの可愛い林ダ君のために、こんな感じよ!と、アップもかねてTRでアバタもエクボ(5.10c)を登る。と、Nooooooo!核心部の凹みに掛けた左右の中指に激痛が走った。痛ぁぁぁい。連日、同じルートを同じ手順で登ろうとする事は、つまり、こういう事なんだ。昨日、アイシングをサボっちゃったしなァ。林ダ君に、「こんな感じ!」と動きと、ホールド・スタンスの位置だけ示して、ロープを張ってもらいまくりのなんちゃって登りにする。
結局、阿部ちゃんはアバタもエクボ(5.10c)をきっちりRP、私は一便だけリードしてみるがやはりホールドが持てず、明日以降に持ち越し、林ダ君は・・・。

阿部ちゃんときくはノイズ(5.11a)をTRにして遊んでいる。林ダ君はアバタもエクボ(5.10c)に遊ばれ中。私は、林ダ君の専属ビレイヤー。ちょっと思った。これで、いいのかなァ?多分、今の林ダ君にはアバタもエクボ(5.10c)は登れない。そう思う理由は色々あるが、んと、とにかくまだ取り付くのは早いと思う。彼に、アバタもエクボ(5.10c)の核心を何度もTryさせるよりも、他のエリアで5.9や10aをいっぱい触れさせてあげる方がいいんじゃないかなァ?でも、本人は、何とかしようとがんばっている。んと・・・、ほっとくかぁ!結局、自分で考えるしかないのだ。私も色々考えて、どうすればいいのかわからなくなって、「ママァ!」と泣きついた頃がある。そして、悩み事の内容は変わったが、今もずっと迷いながら考えながら、相変わらず「ママァ!」と甘えているのだ。あるルートを登りたい気持ちは、そして、もっともっと能力を高めてまだ見ぬルートを登りたい気持ちは、誰も同じだ。その気持ちを現実のものにする為に、何をするべきかは、自分で考えるしかない。

今日の林ダ君、越境者(5.10a)をFL、朝からスゴイ気合だね。見習わないと。アバタもエクボ(5.10c)をリード、TRでいっぱいトライ。何か見えた?
今日のきく。アバタもエクボ(5.10c)をTRでアップ。ノイズ(5.11a)をTRで・・・。ねぇ、今日、レスト日だよ!いいの?そんなに、真剣に登っちゃって!明日から知らないんだからね!
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