クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

BigRock 2005/08/31 Wed

2005-08-31 23:59:59 | ChapⅢBigRock2005
気迫が通じたのか本日は18:40に会社脱出!BigRockへGo!

先日の、レギュラー(5.10b/c)以来、ちょっと指を大切に月間に突入してる私は、かぶったボルダー壁のガバガバ課題で遊ぶことにする。プラプラと登っていると、ウッチーさんが課題を作ってくれた。喜んで登っていたら、皮が痛い。全く、あれをやったらあっちが痛い、これをやったらこっちが痛い。我ながらなんだかなァ。
この壁ばっかりを登るのもなんだか久しぶりである。しばらく登っていると、また、あの感覚だ。そう、私の頭が認識しているより、現実の私は力持ちだ。試してみよう!と、足を上げる。正対で登る。力持ちになったなァ。どうして、指は強くならないんだろう。急激に強くならなくてもいいから、せめて、痛くならないようになればいいのに。なぁんて、タソガレながら登っていたら???足が訳のわかんない事になっていた。指を鍛える前に、脳みそ鍛えろ!って感じである。本当に久しぶりにキョンを使ってしまった。私がキョンを使う時、頭の中は大パニックなのだ!休憩室のテーブルの上、鬼っ子マークのついたボルダー課題がいっぱいクリアファイルに入ってほったらかされている。もしかすると、置いてあるのかも?ママの作ったニューボルダー課題だ。しかし、これはまだ非公開。来月、ママがヨセミテ出張に出かけている間の子供達の宿題である。「なんかさぁ、小川山に行っても宿題がいっぱい。BigRockに来ても宿題がいっぱい・・・。」、きくにポソッと言ってみる。が、きくは我関せずと、自分の課題を登っている。その時、私の脳裏で悪魔が微笑んだ。登っちゃおっ!やっぱり、夏休みの宿題は、夏休みが始まる前から手をつけ始めないと???コソコソと、ニュー課題を覚えて登ってみる。終了点遠いなァ、ホールドこれであってたっけ?足、上げないと。「ガンバ!イケェ!」、うっうん。「次のホールドどれなの?」、と、ヤケさん。ホヘッ?取り合えず、イケェ!って言ってただけなのね。「終了点だと思うけど。」「どれ?」「あれ。」「えぇぇ、あれなの?」、遠いよね、変だよね。やっぱり私、何か間違えてるの?考えてたら、フニャフニャとなってしまった。降りて来て、もう一度ファイルをコソッと。終了点であってるじゃん!って、人の言うことに惑わされる、私の脳みそのちっちゃさが恨めしい。

きくがアイシングを始めた。どうしたんだ?なんでも、手首が痛いらしい。いくも、お終い!懸垂してアイシング。
「ママと、週末の時間決めなきゃ!」、いつも思うのだが、ママとの約束はいつもとても適当だ。だからと言って、今まで100%会えているので、まぁ、要件は満たしている必要最小限の同意はしているのだが。ママと私の会話は約束じゃない普通の会話で十分に頓珍漢である。が、意思の疎通ははかれるのだ(^o^) 今度も、きっと会えるだろう。
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小川山 2005/08/28 Sun

2005-08-28 23:59:59 | ChapⅢBigRock2005
さ~て、今週の小川山は、久しぶりにきくさんと二人ぽっちである。林ダさんはついに帰ってこなかった。なんか、ここに書き込んでグズグズ言っていたが、そんな話は知らなぁい。来ない人が悪いのである。と、言うことで兄岩。きくは前回やられた三日月のピン・クリップ(5.10b)にリベンジ、私は先日TRで登って行けるな!と思っているG'day mate(グダイマイト)(5.10c)狙いである。

今回のきくは慎重である。タジヤンⅣ(5.10a)で、アップ兼三日月のピン・クリップ(5.10b)へのヌンチャクのセットとTRセット。「トラバースってここ?」「・・・。」聞くかね、私に?私はこのルートをOSの1度しか登っていない。更に、その時、左にルートを外してしまい、とんでもない所で決死のトラバースを試みたのだ!更に純一氏にキツイ一言を喰らったルートだぞ!きくは、ルートを外しこそしなかったが、本当にそこ?って所をトラバースし、怪しくFL。私は、TRで復習。トラバースはどこだ?噂によると遠い一手に届けばお終いのはず。ここか?げっ、違う、「きく、張って!」。ロワーダウンしてきてもう一度。この辺のはずなんだけどなァ。ここ?トラバースしてみる。ん、ここだ、きっと当り。今度、きちんと試してみよっと。

「行く?」と声を掛けると「うん。」と、あっさりのきく。こういう時のきくは、本当に思い切りがいい。三日月のピン・クリップ(5.10b)をTRで核心まで。この前のは何だったんだ???と言うほどアッサリである。「行っちゃう?」、降りてきたきくに声を掛けると「今すぐでも行けるよ!」。すばらしいモチベーションである。どうぞお行き下さいませ。RPトライもアッサリ。ねぇねぇ、この前のあの腑抜けぶりは何だったの?

どうしようか?G'day mate(グダイマイト)(5.10c)をとっととやっつけて、あわよくば三日月のピン・クリップ(5.10b)もと、考えていたのだ。今なら、三日月のピン・クリップ(5.10b)に漏れなくTRが付いてくる。こっちを先にする?イヤイヤ、欲を出してはいけない。狙い通り、G'day mate(グダイマイト)(5.10c)で行こう。

G'day mate(グダイマイト)(5.10c)、ヌンチャク掛け便だが、もしかすると行けちゃうかも!と登り始める。と、怖い。イメージしていたMOVEが起こせない。一度、怖いと思い始めるともうダメダメだァ!敗退してしまった。きくに泣きついてTRを掛けてもらう。
G'day mate(グダイマイト)(5.10c)、TRで無理矢理トップアウト。ロワーダウンの途中で、MOVEを確認。TRでも、前回、イメージしていたMOVEが起こせない。どうしよう?他に何かMOVEはないのか?何パターンもMOVEを試す。確実にこなせるMOVEは決まった。けど、前回のイメージに近い。やっぱり怖い。きっと、このMOVEはリードでは起こせない。でも、他のMOVEは不安定だ・・・。

ランチ。きくを相手に久しぶりに愚図る。こんなに愚図るのって久しぶりだなァ。ジャーマン・スープレックス(5.10b)以来か?「あの時は、凹むというより八つ当たりしてたよね。」と、きく。んじゃ、小川山ストリート(5.9)で、大石君にグズって以来か?参ったなぁ。自信満々だったんだけどなぁ。

待ちになっちゃったきくがトポを眺めて「俺、この10d登ろうかなぁ?」と、ヌメラン(5.10d)。1ピン目の上できくが動かなくなった。長いぞぉ。「動く時言って!」と、ビレイヤーは座り込みである。「なんかさぁ、いかにもって手が右にいっぱいあるんだよね。でも、違うよね。」と、ブツブツ言いながらきくが登りはじめた。きく、絶対違うよ、だってきくがそんなにツンツンでクリップするなんて・・・。私ならそのホールドは絶対使えない。ルート外してるよ!きく、怪しくOS。

きくがヌメラン(5.10d)を登ってる間に、G'day mate(グダイマイト)(5.10c)に割り込みが入った。彼らを見てたらモチベーションがあがってきた。さっきあんなに泣きが入ったMOVEに強い心で突っ込める。当然、ガバGetである。ガバを掴んだ私は、ニヤニヤ笑いが止まらない。きくは、ガバを掴んだまま動かない私を見て、えっ、いく、クリップも出来ないほど力尽きちゃったの?と、思っていたらしい。「いく、まだ、終わってないよ!」、心配そうに声を掛けるきくに、ヘラヘラしている私である。クリップして、散々、ニヤニヤして、いいかげん疲れたなぁと、体をちょっとしたテラスに引き上げそこで更にヘラヘラ。きくはまだ何か言ってるが、私の耳にはもうきくの声は届かない。ここから先は、絶対落ちない。いただいた!RP。

今日のきく。タジヤンⅣ(5.10a)をFL、三日月のピン・クリップ(5.10b)をRP。G'day mate(グダイマイト)(5.10c)を正規のラインでRP(先日はラインを間違えながらOS)。ヌメラン(5.10d)をOS?きくの弁、ルートをはずした???
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ストーンマジック 2005/08/27 Sat

2005-08-27 23:59:59 | ChapⅢBigRock2005
私はBlog以外に、HomePageも立ち上げている。が、HomePageからリンクされているこのBlog以外は更新されないと評判である。本当は、Blog以外にも、スケジュールカレンダーと、登ったルートリストは地味に更新されているのだ。それからそれから、トップページの流れる文字も数ヶ月に1回くらいは更新されている。だからと言って、わざわざ見に行くほどの価値はない(ー_ー)!!
ある日、家に帰ると、そのスケジュールカレンダーの8/27に「ストマジ」と書かれていた。ストマジ?確かに、私のスケジュールを抑えたい人は書き込もう!と言った事は書いてあるが、私のクライミング仲間は、パソコンよりもメールよりも電話が好きな人が多く、今まで私にアポを入れると言う意味で活用されたことは一度も無い。私の予定ではなく、BigRockアウトドア会員のスケジュールとして活用している人はいるようだが。。。
さて、「ストマジ」である。ストマジに行くと何か良い事があるんだろうか?ストマジといえば・・・。誰だ?思い当たる人は数人。と、ちっちゃい脳みそ大爆発中だった私に、答えが示された。風来坊さんである。クライミングをしてみたい後輩がいるので付き合えとのこと。ホォイ!にしても・・・。初めっから電話にしてよ!って、私が一番アナログ人間なのか?

さて、淵野辺駅で待ち合わせ。風来坊さんは見慣れているので、姿を見かけても「ヨッ!」てな、もんである。の後輩は、デカッ!身長は180cmOVERとの事。最近、周りの男共があっさりと手にするホールドにいつも泣かされている私は、意味なく敵意を燃やす。この人が登れるようになったら、あのルートも、あのルートもあっさり上のガバを掴みやがるに違いない!キィィィィ!
ランチを食べて、いざ、ストマジへGo!まずは、ストマジのお兄さんに、道具の使い方講習をしていただく。「お姉さん、ビレイをお願いできますか?」「はい(o^o^o)。」。お姉さん、お嬢さんでもよかったんだけど・・・満面の笑みである。が、すぐに後悔した(-_-;)。グリグリ(なのか?)って、どうやって使うんだっけ?確か・・・。ATCをこよなく愛する私は、他の確保機に滅法弱い。ずっと以前、「色々、覚えた方がいいのかなぁ?」「ATCが使いこなせるようになってからにしなさい!」と、ママにちっちゃい脳みそ扱いされ、それっきりである。でも・・・多分・・・こんがらがっちゃって・・・無理。が、今日は、ストマジのお兄さんもいるし、門前の小僧攻撃である。おっ!知ってるじゃん!使える使える(^o^)。が、次の後悔がやってくる。ひょぇぇぇぇ!身長180cmOver、体重80kg+α、止められるのか?って、言うか、降ろせるのか?無事登りきり、テンションを掛けた彼は・・・重くない?って、オ~イ、テンションかかってないよぉ。ホールドを離せない正しい初心者である。ストマジのお兄さんにテンションの掛け方を指導され、あっ、重くなってきた、って言うか、予想通り持っていかれる私である。
さて、風来坊さん、半年ほど前にストマジでクライミングデビューしたはずだが、見事な忘れっぷり!と、思ったんだけど、ちょっとづつ、思い出してきているような気がしないでもないような・・・。

今夜、いつも通り、小川山へ出発の予定。きくのお仕事が終わる時間まで、二人に潰れられると困るのだが。。。二人は正しい男性初心者だ。正対で引き付けまくりで常に腕はパワー全開!「こんな感じで・・・。」「カウンターって技なんですけど・・・。」、まぁ、決して教え方が上手くは無いが、二人とも私の言うことなんか完全無視である。イヤ、んと、聞く気はあるけど体が無視する!って感じか?そりゃ、疲れるさ。腕も張るさ。
二人は「もう、お腹いっぱいだ!」といいつつ、あるルートにへばりついて離れない。そろそろ、お茶にでもしようよ!二人を壁から引き剥がし(あっさり剥がれたけど)、本日、終了。

クライミング、いかがでしたでしょうか?楽しかった?風来坊さんの後輩の彼は、ストマジまでバイクで10分。スクールにも興味ありありのようだ。ストマジのスクールって矢崎さんかなァ?いいなぁ、カッコいいし(うちのママは意味は違うが当然かっこいい)。あぁぁ、私のストレスのもとを作る人が、また、一人増えるのかなァ。リーチ差30cmを埋める技術は付くんだろうか?って???30cm?それって、彼が一手飛ばしで登るだけ?
風来坊さんは、相変わらず継続して続ける気はなさそうである。「天気の悪い週末なら・・・。」だそうだ。
今度、機会があれば、きくさんを連れて行きます。多分、私の登りよりは、二人と身長が近い分、参考になるでしょう?なるかな?奴の登り方にはとっても癖があるからなぁ???
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BigRock 2005/08/24 Wed

2005-08-24 23:59:59 | ChapⅢBigRock2005
なんと、私の反対空しく、定例の会議が今日から水曜日17:00にスケジューリングされてしまった。いつもなら、会議で難癖をつけまくる私だが、無口に徹する。ちょっと、議論が白熱しそうになると、「持ち帰って検討ということで・・・。」、なのに、会社脱出は19:00、BigRock到着は20:00過ぎである(ー_ー)!!

更衣室に向かうと、世界災難のじゃなかった、最難の扉に手がかかっている男、小山田さん発見!登る彼をチラッと見るつもりが、じっと見てしまった。この人の体はいったいどうなってるんだろう?ピロさんは、普段、とっても気さくで親しみやすくて、もちろんとっても上手で・・・、でも、小山田氏と一緒に登ってるピロさんは別人のようだ。別の世界の人のようである。

レストをしていると、つい、小山田氏に目が行ってしまうがそれはそれとして、自分も登らなくっちゃ!だけど・・・。実は、週末のレギュラー(5.10b/c)で私の手は使い物にならなくなった。どうしようか?スラブや垂壁のボルダーでチョロチョロ遊ぶ。「痛いんだよねぇ(-_-;)」と呟く私に、「登らない方がいいのよ!」と、ママ。「だって・・・。」「ストレッチでもしてなさい!」「でも・・・。」「スクワットでもする?」「・・・。」、会話不成立である。しばらく調子よかったのになぁ(×_×;)

久しぶりにルート5往復でもするかぁ!と、でも、登るのは5.8と5.9、降りるのは5.7、つまりガバガバ5往復である。3往復はどうにかなる。4往復目もなんとか。5往復目は一手づつ手をシェイクしながら。締めて15分弱。15分でこのガバガバルートで両手はパンパンだ。持久力かぁ。難しいのぉ(ー_ー)!!
こういう地味ぃなことをしていると、退屈になってくる。登っちゃおうかなぁ。たまには行っちゃう?と、ボルダー垂壁のシルバー課題に手を出す。と、ゲッ!ちっちゃい。手は何故かジプスが続く。いいのか?いいや、登っちゃえ!終了点を掴んで、反省(-_-;) アイシングしてこよっと。

懸垂をして、アイシングして、で荷物に向かうと机の上の雑誌が目に付いた。クワガタ?ピロさんだ。パラパラとページをめくる。「これってロクスノとどっちが売れてるんだろ?」と、ポソッと呟くと「クワガタらしいよ。」と前にいたカズミ姉ちゃん。既にピロさんに聞き込み済みらしい。やっぱりみんな気になるんだ。ん~、そうかぁ(-_-)。でも、本屋でこんな雑誌、見たこと無い。大体、何コーナーに売ってるんだ。でも、ロクスノより売れてるって事は・・・。そりゃロクスノを会社に持って行くと「何?それ?」って、言われる訳だ。にしても、チラッと値段を見ると1380円だぁ(?_?)え? マジで?だって、クワガタの写真ばっかりだよ!見開きにクワガタが50匹とか写真が載ってるんだよ!しかも、美形のクワガタがどうしたこうした・・・。わからん。世の中は、まだまだ知らない事がイッパイだ。よくわかんないけど、取りあえず私は登ろう。色んな世界はわからないけど、せめて、クライミングの世界は隅から隅まで覗けるようになろう。
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小川山 2005/08/21 Sun

2005-08-21 23:59:59 | ChapⅢBigRock2005
今日はマラ岩!いつも通り、アプローチで皆から大きく引き離され、3足くらい遅れて屋根の上のタジヤン(5.9)に到着。すると、「いく、レギュラー(5.10b/c)か、イレギュラー(5.10d)が空いてたら登ってきて!ダメなら卒業試験(5.10a)見てきて!」とママ指令。ほぉい。
レギュラー(5.10b/c)イレギュラー(5.10d)では、ウッチーさんが待ち中。待ち人数は少ない。登れそうだ。きくと私は卒業試験(5.10a)に向かうが、着いた所は崖。なんでだ?ママの所に戻って、「卒業試験(5.10a)って、こっちからでも行けたよね?」「上からよ!」「・・・」役たたず娘である。

ママが「レギュラー(5.10b/c)に行ってくる、いく、見ててね!」って、言われても・・・。TRだし、大丈夫!が、屋根の上のタジヤン(5.9)と戦い中の中野さんにアドバイスは出来ない。ん~、テン場の後片付けの為遅れていた純一さん登場!よかった。アップで屋根の上のタジヤン(5.9)をやっつけて、順次、上に。私も1年ぶりに登ってみる。楽勝!良い気分だ(^○^)。
上に行くと、なんと、レギュラー(5.10b/c)イレギュラー(5.10d)がダブルで空いていた。珍しい!阿部ちゃんがレギュラー(5.10b/c)にRPトライ、きくちゃんがイレギュラー(5.10d)にOSトライで取り付く。二人共ワンテン、おしい!降りてきた二人そろって、手はパンパン。朝一パンプだ!
私はレギュラー(5.10b/c)にFLトライ。が、登り始めてすぐ、右足を上げすぎて身動きが取れなくなった。「戻れ!」「右足下げて!」と、指令が下るが無理。テンションをして・・・。痛い(~_~;)全ての指が一斉に悲鳴をあげた。しばらく様子を伺う。帰り道、しっかりアイシングすれば大丈夫!テン山でトップアウト。
私が掛けたロープで、林ダさん、中野さんがTR。二人とも、苦戦。
阿部ちゃんが、イレギュラー(5.10d)に浮気している間に、レギュラー(5.10b/c)にもう一便。核心まで突き進み、さて、さっきのMOVEが起こせない。さっきはテンション直後に元気モリモリでMOVEを起こした。キィィィィィ!テンション。登りなおしてトップアウト、ワンテンである。行けそうだ。
この時点で、阿部ちゃん、きく、私とそれぞれ、ワンテン。誰が一抜けか?
阿部ちゃんがレギュラー(5.10b/c)に戻ってきて、核心返しにあい降りてくる。きくちゃん、イレギュラー(5.10d)に核心前に返され降りる。きく!到達点、下がってるよ。私、レギュラー(5.10b/c)核心返し。左足を上げる位置を間違えた。
純一さんの「誰でもいいから登ってくれよ!」と、心から情けなさそうな声。ん~、我ながら不甲斐ない。待っててね。次は登るから。と、思うのだが、スラブ慣れした体は、久しぶりのフェイスに全く対応できない。皆、ヘロヘロである。さて、ラストトライ。
きくちゃん、イレギュラー(5.10d)、撃沈。トップアウトする気力も無いらしく降りてくる。
阿部ちゃん、レギュラー(5.10b/c)、撃沈。やはり、トップアウトする気力は残ってないらしい。
私、レギュラー(5.10b/c)、核心のMOVEを起こすガバを掴むけど、もう、掴めている気が全然しない。右手をシェイクして、ガバを持って、駄目だァ、手が開いてズルズルズルっと、落ちた。「全滅かァ。」純一先生の情けなさそうな声!不甲斐ない生徒で、すいません。ところで、回収するの私?行くかァ!「回収便にしていい?」「駄目!登れ!トレーニングだ!」、と、純一さん。あぁ、行くさ!行けばいいんでしょ!と、登りはじめるがホールドを掴む握力も、体を引き上げる腕力も無い!もう一回テンションして、ヨタヨタと登る。最後のスラブ。ここに立ったら終わりダァ。カチを掴んだ右手は、肘が150度くらいの角度からピクリとも動かない。内腿は攣りそうである。信じられん!インドアでだって、ここまで登らんぞ!テンション(ToT) 最後の気力を振り絞りリトライ。立てた。けど、終了点は足ガバ手無しである。ロープを引き上げる気力も無い。「掴んでいい?」「ダメに決まってるでしょ!」、鬼婆!おっと、ママの激が飛んだ。ヤケクソでロープを引き上げクリップ。ロワーダウンして回収するカラビナのゲートを空けるのも四苦八苦。落としそうで、ロープに引っ掛けながら回収。ふぅ。

肩を寄せ合い健闘を讃えあう(自己弁護を繰り返す)3人に、「持久力が無い!」だのなんだのかんだの。ああそうさ、ヘタレ3人組さぁ。ダメダメだぁ!
今日は、悔しくなんか無い。ワンテンまでもっていけて、MOVEが解決しているルートを1日で片付けられない自分が情けなかった。

週末の予定を相談してると「後輩の結婚式が・・・。」と愚図る阿部ちゃんにきくが一言。「俺が友達の結婚式って言ったら、あっこさんに、クライマーの友達がいればいいでしょ!って言われた!」、ママァ(ーー;)

今日の林ダさん。屋根の上のタジヤン(5.9)、TR。川上小唄(5.7)、TR。???(5.10b?c?)(純一さんの弁によると、昔、ルートを作ろうと思ったんだけど、木が邪魔で結局作らなかったラインだとか)をTR。レギュラー(5.10b/c)をTRで2テン。屋根の上のタジヤン(5.9)をRP。龍の子太郎(2P)(5.9、5.8)の1P目をTR。
今日のきくさん。屋根の上のタジヤン(5.9)、TR。イレギュラー(5.10d)、ワンテン。イレギュラー(5.10d)、核心前敗退。イレギュラー(5.10d)、核心敗退。
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