クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

二子山 2006/04/30 Sun

2006-04-30 23:59:59 | ChapⅣBigRock2006
朝、林ダ君の足は痛みが増してきたようだ。念の為に、病院に連れて行く事になった。きくが林ダ君のお世話係、阿部ちゃんと私は二子山へ。林ダ君は、帰る時間まで読書でもして待っていてもらい、きくとは祠エリアで待ち合わせる事にして解散。

中央稜(6P)(Ⅲ、5.8、5.8、Ⅲ~Ⅳ+)でも、登ろうか?」、と提案。中央稜(6P)(Ⅲ、5.8、5.8、Ⅲ~Ⅳ+)は、私の一番のお気に入りルートだ(*^o^*) 終了点の手前のテラスから眺める景色は、私のクライミングの原点と言うか・・・。あのテラスに座らなければ、きっとこんな風にクライミングを続けたりはしなかったと思う。誰もがテクテクと歩いて登ってこれる山頂から見る風景ではなく、壁を登らないとたどり着けないあのテラスから眺める景色は、私にとってとても特別なのだ。世界の前半分は空間、後ろ半分は壁、足の下にも空間が広がっていて壁の中にポツンと私がいて、パートナー以外の人はいなくて、そこから見える景色を独り占めって気分になる。上手く言葉にならないけど、とにかくとても素敵な場所だ(*^▽^*) もっと、こんな景色を眺めてみたい、もっと、いろんな場所に登ってみたい、こんな素敵な場所がもっとたくさんあるに違いない、もっと、登れるようにならなくちゃ、そんな気持ちが私のクライミングの原動力だ。

1P目は、私のリード、テクテク登ってお終い。ロープをあげるが、これがダルイ(´o`;) 60mロープを持ってきたせいだ。でも、ちょっと、思惑がある。きくをあまり待たせては可哀想なので、早く中央稜(6P)(Ⅲ、5.8、5.8、Ⅲ~Ⅳ+)を抜けたい。阿部ちゃんと私なら・・・。1P目と2P目の間はラインが大きく屈曲するからピッチを切らなくてはいけない。でも、2P目と3P目は1枚の壁、ピッチを切らずに一気に抜けられる。その先、4P目以降も1枚の壁、ロープが続く限り繋げる事が出来る。隣のスーパータジヤン(3P)(5.10d、5.10c、5.10a)の2P目と3P目を繋げて登った事がある。あの時のロープは50mだったか?平行しているラインだから、60mロープがあれば、中央稜(6P)(Ⅲ、5.8、5.8、Ⅲ~Ⅳ+)の2P目と3P目も繋げる事ができるはず。ガチャも、ヌンチャクを12本、カムを1セット、スリングを4本、空きビナが4枚、合計22枚持ってきた。ヌンチャクを分解すれば、ビナの枚数は更に増える。阿部ちゃんと私の腰に、ヌンチャクを1本づつ掛けたけど、20箇所、3mに1回はプロテクションが取れる。更に阿部ちゃんがスリングと空きビナをいくつか持ってきている。
2P目、「行けそうだったら、上のテラスまで繋げちゃってよ。」と、阿部ちゃんを送り出す。ビレイ点に到着したようだ。「上まで行って来るよ。」との声を聞きながら、ビレイを続ける。と、阿部ちゃんの動きが止まった。ラインが分からないとか、ビナが足りないとか言っている。なんですと(・_・;) だって、登った事、あるでしょ?ビナが足りないって??? 「クライムダウンするから。」、ホイホイ(・_・;) 阿部ちゃんがビレイ点に到着。「セルフ取りましたぁ~。」、なんだか私にはよくわからない。だって・・・、阿部ちゃんに抜けられない所が私に抜けられるはずが無い。敗退するなら中央稜(6P)(Ⅲ、5.8、5.8、Ⅲ~Ⅳ+)の敗退ポイントは、私のいるテラスか、3P目が終わった所のテラスだ。そんな所でピッチを切ってどうすんのよ?
とにかく、時間が掛かりそうだ。きくに電話する。なんと(゜◇゜;)~、林ダ君骨折判明(×_×;)。きくは「林ダ君に付き添って一緒に待ってるから、登っておいで。」と言う。ん~/(-_-)\ まずは、阿部ちゃんと私の現状を解決しなければ。阿部ちゃんのいる場所まで登る事にする。
まず、どうしてラインが分からないの?阿部ちゃんと会話をする。なんと(゜◇゜;)~、阿部ちゃんは中央稜(6P)(Ⅲ、5.8、5.8、Ⅲ~Ⅳ+)の下部はエスケープルートからしか登っておらず、初見だと言う。私は、阿部ちゃんは再登だと思い込んでいた。しっかり会話をしなかったミスだ。更に、ハーケンが途中から見えなくなり進むべき方向がわからなくなったと言う(・_・;) なんだか、言葉を失う。そんな・・・、ラインは自分で見つけてくださいm(_ _)m、としか言いようが無い。更に、ヌンチャクが無くなったとも言う。その余りまくっているカムとスリングは飾りなのか?重りを持って登ってるんじゃないのよ(`e´) と、だんだん腹が立ってくる。阿部ちゃんに?いや、自分にである。私は大好きな中央稜(6P)(Ⅲ、5.8、5.8、Ⅲ~Ⅳ+)を登る事に舞い上がっていたようだ。阿部ちゃんは、ママでもきくでもない。「クラック登りなよ!」と言う私に、阿部ちゃんはいつも、「カムのセットに自信が無い。」と、答えるではないか。阿部ちゃんにとってカムはプロテクションではない。いつも阿部ちゃんは登る前に「あそこガバだよね。」「あそこのMOVEは、こうかなぁ?」と、周りに聞きまくるではないか。阿部ちゃんは初見でよくわからない場所に突っ込める人ではない。失敗だ/(-_-)\ 今、私が回収しながら2P目を登ってきたから、ガチャは足りている。でも、阿部ちゃんは登るにしろ、敗退するにしろ、自分で決断するつもりはなさそうだ。私は、反省したらなんだか落ち着いてきた。私も2P目&3P目は初見だが、私達が中央稜(6P)(Ⅲ、5.8、5.8、Ⅲ~Ⅳ+)を登れないはずが無い。空は晴天、ルートは貸切だ。行こう(^O^)/
3P目、私がリード。核心にはお助けスリング、迷わず掴む。絶対に敗退なんかしない。 使えるものはなんでも使う。核心を抜けた所、阿部ちゃんが下から、そこでハーケンがなくなるとかなんとか言ってる。ウルサァイ!ハーケンはボルトじゃないんだから、見えやすい場所じゃなく、打ちやすい場所に打ってあるの。ダブルクラックだけど、どうみたってコーナークラックの方が簡単だ。見上げるとテラスまでは10mも無い。もし、プロテクションが取れなくても、落ちるようなラインじゃない。落ちたとしても、ぶつかるような場所も無い。Go!Go!カムを一つ突っ込んで、一段上がると、ホラッ、残置ハーケン。でも、階段状の所にハーケンがあるから、ビナは入らない。スリングを出すのが手間なので、隣のクラックにカムを突っ込んで、あっと言う間にテラスに到着(^O^) 阿部ちゃんを引っ張りあげて、お終い。
4P目、5P目は阿部ちゃんがリード。彼曰く、私が「行け!行け!」って、言うから繋げて登ったらしい。私が早く抜けたかった理由は、林ダ君ときくちゃんが気になるから。阿部ちゃんはスピードって気にならないのかなぁ?無謀なルートに突っ込んでいる訳ではない。ロープいっぱい伸ばしたって、阿部ちゃんならお釣が来る様なルートだ。私が何を言ったと言う話ではなく、自分から行っちゃおうかなぁとは、思わないのかなぁ?ふざけているだけ?まっ、私も登る。たどり着いた私のお気に入りのテラスは、色々あってもいつも通り気持ちのいい場所だ(^O^)
6P目は私がリードしてトップアウト。阿部ちゃんが登ってきてお終い。

昨日、二子山は山開きでたくさんの人が登っていたらしい。そして、鎖場で死亡事故があったと聞いた。その鎖場を使って下山。看板が目に入る。「引き返す勇気を!」、なんだか可笑しい(^O^) 阿部ちゃんは正しかったのだ。阿部ちゃんは無謀な事はしない、引き返す勇気があるんだ(^O^) 阿部ちゃん、なんだか、反省点がいっぱいの登攀だったね。登る前によく話し合ったり、得意不得意を補い合ったり、これからもよろしくね(^O^)/

ところで、林ダ君。なんだか踝だか内踝だかの先端がとにかく骨折らしいのだ。足にはギプス、手には松葉杖姿である。全くぅ(`e´)、牛乳飲んで、小魚食べなさぁい。
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黒山・聖人岩 2006/04/29 Sat

2006-04-29 23:59:59 | ChapⅣBigRock2006
GWツアースタート(*^o^*) 顔ぶれはいつもの4人。場所は黒山・聖人岩から。岩場は貸切(^O^) 関東のクライマーはみんな遠出してしまったようだ。黒山・聖人岩はきくのリクエスト。きくは4/9に来た時に、登り残してしまったまぜご飯たべようよ(5.11a)に未練がある。阿部ちゃんはやはり4/9に登り残した豹が見ていた(5.11b)。林ダ君と私はホケーっと適当に。

アップはb>風の子カンテ(5.10a)、きくはこのルートを登るのが初めてだ。苦戦(~_~;) きくさんガンバ(^O^)/私は彼が張ってくれたTRで楽をする。
次は、阿部ちゃんと林ダ君がアップしていたおっとりマミちゃん(5.9)に便乗してTR。降りてきてふと考える。隣のルミちゃんは気が早い(5.10c)にTRを張ってくればよかった(~_~;) もう一回、TRで登りなおし。
ルミちゃんは気が早い(5.10c)に、ヌンチャクまで掛けてきたのに、結局、終了点が同じウォーミングアップ(5.10b)にTRでチョッカイ出す。これって、確か悪いんだよなぁ。登った事は無いが、ママと一緒に来た時に、ママが言ったんだっけ?それとも他所のパーティの会話を小耳に挟んだのか?登ってみると、確かに悪い。ん~、気合一発!任せなさい(^O^)/林ダ君が後に続くが苦戦、ガンバ(^O^)/
きくは、睨みつけていたまぜご飯たべようよ(5.11a)をRP、ご機嫌だ。私はウォーミングアップ(5.10b)をリードする。TRで余りに問題がなかったので、何も考えずに登り始めると(・_・;)、何か違う(・_・;) 下からさっきと足の位置が違うのどうのと、声が飛ぶが分からん(~_~;) へっへっ_(.・)/ 後でね。
なんだか、ツアーに出掛けると私はいつも贅沢な気分になる。明日も明後日もず~っとクライミングだ(^O^) 焦んなくってもいいもんね。寝ちゃおっと(-_-)Zzz 私がお昼寝している間に、阿部ちゃんが豹が見ていた(5.11b)に、ヤラレテしまった。みんなの声で何となく目が覚めるが、やっぱりお昼寝(-_-)Zzz その次の便で、阿部ちゃんRP、やったねv(^-^)v
「いい加減に登らないと日没になっちゃうよ!」と、起され、さて、行きますか。先に林ダ君が登る。あぁあ、また、先に登られちゃうなぁ(-_-) 先に登られるとプレッシャーなんだよなぁ(-_-) と眺めていると、落ちた。ウフッ(^O^) かわいい奴め(^O^) と、思ったら、落ちた時に壁を蹴った足が痛いと言う。捻挫?「痛い!」とは言っているが、取りあえず、動ける。まっ、林ダ君はきくと同じで、具合が悪い事に対し過敏な人だ。ちょっと、心配だけど・・・、どうせ、大した事はないだろう(^O^) でも、後からきっと痛みが強くなってくるから、動ける間に先に下山させる事にする。
結局、手も触れなかったルミちゃんは気が早い(5.10c)の回収もしなくっちゃいけないし、ウォーミングアップ(5.10b)も手を付けちゃったからRPしておきたいし。ウォーミングアップ(5.10b)のリードを始めるが、先ほどと同じ所でやっぱり変な手順になる(-_-) ん、なんか、バタバタして気持ちが切れちゃったみたいだ。降ろしてもらって、今日はウォーミングアップ(5.10b)は見送り。TRで回収に登る事にする。TRでも、バタバタ、今日はもう、どうしようも無いらしい。回収便に徹する事にする。

遅れて下山した私達を待つ林ダ君は・・・、ヘラヘラしている。大丈夫そうだ(^O^) 明日の予定は二子山、阿部ちゃんと林ダ君は、5/1・2はお仕事。林ダ君は、捻挫した足で帰るよりも、皆と一緒に居たいらしい。取りあえず足を冷やして宿泊場所に連れて行くことにする。

今日の林ダ君、おっとりマミちゃん(5.9)をOS、b>風の子カンテ(5.10a)をTR、ウォーミングアップ(5.10b)をTR&リード、最後のリードで足を捻挫?
今日のきくb>風の子カンテ(5.10a)をOS、まぜご飯たべようよ(5.11a)をRP。
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BigRock 2006/04/27 Thu

2006-04-27 23:59:59 | ChapⅣBigRock2006
昨日は、仕事になってしまった(..) 今日はスクールで天王岩に行くはずだったのだが、雨天中止。と、言う事でBigRock

で、これを書いているのは翌日の4/28、もう時間切れ。今日からはきくと、お出かけ。今度は帰って来ないので続きはGW明けの溜め書き。では、行ってきまぁす(^O^)/

今日は5/7。帰ってきた(^O^)/怒涛の日記の溜書きスタート(~_~;)

プラプラしていると「オール・神奈川、どうだった?」と、あちこちから声が掛かる。「来年は、優勝カップを持って帰ってきます(^。^;)」。
プラプラとボルダーで遊ぶ。壁が変わったばかりなので、人の多い入り口付近の壁を避けて、奥の傾斜のある壁で遊ぶ。簡単な課題でガバばっかり使っていたら、指の硬くなっている皮がビロ~ンと剥ける。気にせずに登り続けたら痛い。・゜゜・(>_<)・゜゜・。 ガバ、大好きだけど、嫌い(-_-;) 乙女心は複雑だ。
カチにしよう(^O^) と、垂壁のルートへ変更。ママに「ビレイして(^O^)」と、ジャレつくと、なんとママはスクール中だった(゜O゜;) 新しいスクール生は、私よりもチョッとだけ若そうな(-_-)、背の高い男の人。その内、上手になるんだろうなぁ(..)早いんだろうなぁ(..)と、ちょっと彼の年齢や体格に焼餅を焼く。彼のビレイで登る。初心者の人のTRのビレイは、エレベータみたいでラクチン(^O^) 調子に乗って、難しい課題に手を出して落ちる_(.・)/
なんだか、ダルイなぁ(゜_゜) 疲れているような気がする。せっかくお休みがいっぱいあっても、登れなくては意味が無い(-_-;) 週末からツアーだし適当に切り上げて帰るかぁ!と、ウロウロしていると先ほどの彼がボルダー垂壁のボルダーに遊ばれている。ちょっと、冷やかすか(^O^) 「んとね、こんな感じ(^O^)」、相変わらず言葉で上手く説明できない私は登ってみせる。出来ない。「んとね、・・・。」、普段、私は、なぁんにも考えずに登ってる。でも、こんな時は何とか登り方を伝えたくて、自分が今、何をやっているのか考える。フム(-_-) どうやらスタートホールドで足を送って、次のホールドを取った所で重心を移動して、スタートホールドをプッシュして・・・。たどたどしく説明を始める私をママが番台の中から(^-^)と見ている。結局、彼は登れない。ん~(-_-;)、出来ると思うんだけどなぁ。教え方が悪いのかなぁ?「大丈夫(^O^) 1ヶ月後には登れます(^O^)」と、言ってお終い。根拠は・・・、彼の若さと身体つき。

じゃ、ママ、小川山でね(^O^)/
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十石峠 2006/04/25 Tue

2006-04-25 23:59:59 | ChapⅣBigRock2006
昨夜は、吉田ハウス泊。朝から、空を眺め、携帯で天気予報をチェックしながら何処に向かうか考える。早起きの純一さんは100岩場の関東版を読み上げながら、「ここには行った事がない!」「面白そうだ!」と、行き先を検討。ママは寝起きでボケ~(-_-)っと。私は、純一さんが暴れだすんじゃないかとドキドキするが、これが大岩夫妻のペースなんだろうと、ママを見習ってボケ~(-_-)っとする。結局、ボケ~(-_-)っとチームは、純一さんが車に荷物を詰め込み始めた頃にやっと活動開始。が、なんと、ママは掃除機をかけはじめた。純一さんのせっかちさに恐れを抱かないママはさすが夫婦暦25年である(-_-;)
若かりし日々に登り尽くして二子山に、食指の動かない夫妻に連れられ十石峠へGo!お天気は、山を越える度、コロコロ変る。バンビースパイヤーは日陰で寒そうなので、かえる岩ひらめ岩に向かう。荷物を準備、今日もお日様サンサンで、暑くなりそうだ。
アプローチは、激悪。と、言うか、これは岩に向かって直登してるんじゃないのだろうか?純一さん、恐るべし(ーー;)ひらめ岩まで、あと一歩って所で雲行きが怪しくなってきた。って言うか、雪(≧◇≦) 純一さん、ママ、二人揃って、私のせいにする。揃って、私を雪女呼ばわりだ(`e´) 確かに、私は降る筈のない場所、ない季節にあちこちで雪に行き当たった過去を持つ。けど・・・、考えてみたら、私のいる場所にはママもいる。もしかして、ママが雪女じゃないんだろうか?
しばらく、待機、ちょっとやんだ?すかさず、純一さんがひらめの縁側(5.11a)に突進した。二人は私に当然のようにTRを準備してくれる。幸せ者だぁ(^O^) って、ウソォォォo(≧~≦)o 朝一だし、アップだし、雪が降っちゃうくらい寒いし・・・、でも、取り合えず登る。テンションが入るがなんとかトップアウト、1便目、5.11aでトップアウトできるなんて上出来である(^O^)
そうこうしている内に、完全に雪も上がった。かえる岩にお引越し。今度は可愛く、アンバランス(5.10b)、がんばろう(^O^) 当然のように、ロープは抜かれちゃったけど、10bなら、何とかなる。いつも通り、ヨタヨタと登る。一箇所だけ、えぇぇぇぇo(≧~≦)oって箇所があるが、オリャ(`e´) 一撃、FL o(*^▽^*)o 私的には、本日、終了気分。
「向こうに5.9があるよ(^-^)」と、ママに言われ、やっと私の時代がやって来た(^O^)と、腹ヘリ娘は荷物に戻ってご飯を食べながら二人を待つ。けど、二人は戻って来やしない(-_-;) あっ(*゜□゜*)、登り始めやがった。10bの隣のレインボーダンス(5.10d)だ。ご飯が終わって、レインボーダンス(5.10d)に向かう。きっと、今日、一日戯れる事になるルートを見上げママに聞いてみる。「いく、いきなりリードで大丈夫?」「一撃できるかどうかは分からないけどトップアウトは出来る(^-^)」、ロープは抜かれた。がんばるよ(-_-;) 登りはじめてみると、それなりに順調(^O^) で、そのまま・・・、なんて事は無い(-_-;) 必殺!クリップ出来ないo(≧~≦)o とても、長いルートで、あと2クリップくらいでお終いなのに(-_-;) 重くてロープが上がらないのだ(-_-;) 2回手繰ってもダメ(-_-;)3回手繰ると、もう、ホールドを掴んでいる方の手が開いてくる。クロスクリップに替えてみる。同じだ(-_-;) 下のボルトの上、50cmくらい?もっと?何度か試して、やっとクリップ出来たo(*^▽^*)o 後は、終了点までヒョイヒョイ登ってFL。エライ、一撃だ!降りてくると、「強くなったネェ(^O^) クリップ出来たの4回目だったのよ(^O^) 持久力ついたネェ(^O^)」と、ママにいい子いい子されてご機嫌(*^o^*) って、持久力と言うか、怖がりになって落ちたくないって思いが強くなっただけ(・_・;) 腰クリップなら、落ちてたかも(^^ゞ
純一さんが、腰を痛がり、先に降りると言う。昨日、一日ぶら下がってたのに、朝、寒くて体が動いてないのに、オリャって登っちゃったからだよ。昨日だって、今朝だって登る事を楽しみにしてたのに・・・、可哀想(・_・;) ゆっくりしてね。
純一さんを、余り待たせてもなぁ。チャッチャと5.9を登って降りよう(^O^) と、ちゅー(5.9)にマスターで取り付く。こっ、これは(*゜□゜*) ルート間違ってないよねぇぇぇ(≧~≦) ガバからガバの横引きを取って、足が無い(・_・;) スメアリングでクリップしたとして、その次の手も無い。頭爆発。・゜゜・(>_<)・゜゜・。 怒涛のクライムダウンで4クリップ手前から地面まで(・_・;) クライムダウンできるんだから確かに5.9のようだ。ママに泣きつく。・゜゜・(>_<)・゜゜・。 問題の箇所、「なんにも無いネェ(^-^)」と言いながら、左足をヒールフックしてあっさりクリップ。ママ、賢い(^O^) と、言うかまだまだだなぁ。私には、そんな発想は出ない(・_・;) 石灰岩にも前傾壁にも慣れていないとは思う。けど・・・(・_・;) ママの真似をして、FL。本日、一番苦戦のルートになった。「いくも正対気味の登り方をするから、ヒールフックを使えるようにならないと。使えると、登りが楽になるわよ(^-^)」、はぁい(・_・;)
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二子山 2006/04/24 Mon

2006-04-24 23:59:59 | ChapⅣBigRock2006
実は、22日から、私のGWが始まった。今週は、お仕事おサボリ(●^o^●)本当は、ママにヨーロッパに行きたい!とおねだりをしていたのだが、何だかんだで中止になった。じゃ、国内でって話になったのだが、何だかんだで都合が付かず、結局、近場をウロウロする事になったのだ。ヨーロッパじゃなくても、毎日、登っていられるなんて、幸せ(●^o^●)

で、今日は二子山、本日のお題は、いつも混み合っていて近づけない悪魔のエチュード(5.10a)
悪魔のエチュード(5.10a)に取り付く私のちょっと向こうでは唐獅子牡丹(5.13b)に取り付く純一さん。って、登っている訳ではない。今日、純一さんは、ルート整備なのだ。

悪魔のエチュード(5.10a)、まずは、アップ兼ヌンチャク掛け便。あわよくば行けるかなぁと、取り付くが3ピン目で、左腕がパンパン。テヘッ(^O^)と、ロープを張ってもらう。しばらく休んで上へ。テンション掛けちゃったし、各駅停車で行こうかなぁと、「テンションかけていい(^O^)」と下を見ると、「甘えてないで登りなさい\(`o´)/」と、ママ。チェッ(; ;)
よし、きちんと登ろう!と、悪魔のエチュード(5.10a)をTR。「何やってるんだ、リードしろリード!」、唐獅子牡丹(5.13b)から、罵声が飛ぶが、そんな声は聞こえないふりをして、登る。ヒョイヒョイだ(^O^) 降りてくると、「全然大丈夫じゃないの。リードしなさい、リード!」とママ。相変わらずの似た者夫婦だ(^O^)
今度は、きちんとリードで登る。ヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイと、終了点にクリップしてお終い。懸案の悪魔のエチュード(5.10a)をRP。で、テンションをかけてフッと思った。「ママ、もしかしてこのルートって、もうちょっと上がるの?」「うん、本当はね。」、しまった(*゜□゜*) どうして気が付いちゃったんだろう?この位置からは、ヌンチャクがかかっていたからクリップできたけど、かかっていなければクリップできない(-_-;) でも、まっ、いいか(^O^) 登り直したら、きっと出来るに違いない、と、登れた事にする。

さて、今日のママは大忙し。純一さんのアシスタントと、いくのビレイでてんてこ舞だ。小川山屋根岩2峰で、ルート整備をしていた時の純一さんは、1人でヒョイヒョイと作業をしていたが、今日はそういう訳にはいかない。前傾壁だから、壁から剥がされないためのあの手、この手が必要で、アシスタントが必要なのだ。
純一さんをほったらかす訳にもいかず、場所が移動できないため、私はプラプラ。ママが気を使ってくれるが大丈夫(^O^) いくのお休みはまだまだいっぱいあるし、純一さんはいつかいくも登る(登れるのか?)ルートを整備してくれてるんだから、良い子にしてるよ(^O^)/
ルート整備を行う純一さんとママを見ていると、全く頭が下がるm(_ _)m 道具を上げるのは重いし、作業をするのは力仕事だし、汚れるし、・・・。誰もがルート整備を出来ればなぁと、思う。でも、ルート整備には、道具の取扱い以外の技術も必要だ。ボルトの位置が変って、そのルートの難易度が変ったりするとおかしな話になる。例えば、クリップホールドからボルト位置が離れてクリップが難しくなったり、スタンスが使い辛くなって難しくなったり、逆に簡単になっても困る。きちんと、そういう事が考えられる人じゃないと、ルートの整備なんて出来ない。

さて、純一さんの本日の作業は、唐獅子牡丹(5.13b)の他にもう一本、おいしいよー(5.12c)。こちらは、時間&ドリルのバッテリーの関係で曲っているハンガーを直すだけ。FIXされていたロープを、「後で、遊ぼうかなぁ。」と、純一さんがTRにする。私がプラプラしているのを目に留めた純一さんが、「おいしいよー(5.12c)を登ればいいじゃないか。」と、無茶苦茶な事を言い出す。いくらなんでも、5.12cを今の私にどうしろって言うんだ(゜O゜;) でも、普段登ってて、5.12cにTRが張られる事も、弓状がこんなに空いている事も無い。行っちゃおうかなぁ(^O^)
おいしいよー(5.12c)をTR、目標は2ピン目。ママに「引っ張り上げてね(^O^)/」と、お願いして登り始める。ママの愛のお陰で2ピン目はクリアしたがそこまで。いつになったら、ここにたどり着けるのかなぁ?
もう一回、おいしいよー(5.12c)をTR。「さっき行けた所までは、ロープを張らないからね。」と、今度は意地悪ママ。そうすると、見事に到達点が下がる。まっ、離陸できるだけで上出来である(^O^)
もう一回、今度は最初と同じ、きちんと引っ張り上げてもらう。1回目よりも、もうちょっと到達高度が上がった。「ダイクさんに、TRでテンション入ったけどトップアウト出来ちゃった(^O^)、って言って、驚かせようか(*^▽^*)」、そんな事を言ったら、ビックリするだろうなァ。
「遊ぼうかなぁ。」と、言っていた純一さんはすっかりお疲れ&明日に向けて体力温存で登らないと言う。ママも明日に向けてと、考えていたけど登っちゃおう気分になったらしい。「いくより登れなかったらどうしよう(^-^)」と、私をからかって登り始める。んな事、ある訳無いでしょ( ̄へ ̄) 私がヒョェェェとかギャーとかなったホールドをママはスイスイと登っていく。相変わらず、ウチのママはカッコイイ(^O^) 途中、何度かテンションをかけて休憩しながら、きちんとトップアウト。「久しぶりに登ってみるといいルートねぇ(^-^)」と、ママは楽しそう。

今日はここまで。

そうそう、純一さんとママが壁を見ながら何度もs'il vous plaitと言うルート名を口に出す。トポを眺めるのが趣味の私の頭は???しかも、二子山のページは私のお気に入りなのに、記憶に無い。しばらく、二人の話を聞いていて、もしかして(ーー;)、「s'il vous plaitって、SVP(5.12b)の事?」、二人は当然のような顔をして「そうよ!」。今日まで、SVP(5.12b)って、車の名前とかかと思ってた(..)
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