クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

BigRock 2004/03/31 Wed

2004-03-31 23:59:59 | ChapⅡBigRock2004
日記のカテゴリーを「ChapterⅠCatsForest」から「ChapterⅡBigRock」に、今日から変えてみる。なんだか、メルヘンの国から、パワーの国にお引越しと言った感じである。ちょっと、ベソをかきたいほど、心細くて。。。って、言ってても仕方がない。行こう!

BigRockに行ってきた。と言っても、保護者同伴だが。
予想通り、バス停が見つからず、綱島駅周辺で迷子。人に尋ねること2回。やっと、バスに乗れた。
バスを降りて、猫の森登山教室の黒澤先生に電話する。一足先にBigRockに到着していらした黒澤先生が、バス停までお迎えに。「んな、大げさな。」と、思ったのだが、黒澤先生の後をついて、BigRockに到着。。。微妙だ。一人では、本日2回目の迷子だったかも。
入り口を入ると。。。いきなり、大岩さんである。いつもなら、黒澤先生の後ろに隠れるところだが、今日はそう言うわけにはいかない。ご挨拶後、ジムの説明等々。
黒澤先生のビレイで、少し登ってみる。手が空いている時に、大岩さん(じゃなくて先生か。猫の森登山教室の受講生気分がどうも抜けない。)が、
「どうしてクライミングを始めたの?」
とか、適当に声を掛けてくださる。が、私はパパの背中に隠れる子供モードである。。。憧れの人すぎちゃって、なんだか、とても緊張する。今まで、黒澤先生にさんざん「あっこさんの・・」「あっこさんは・・」と、話を聞いて、なんと言うか、とにかく、憧れの人なのである。こんなんで、大丈夫なんだろうか?これじゃあまるで、恋する乙女である。大岩さんの他に、私は登る姿を見てみたい女性があと二人いる。南裏(加藤)保恵さんと、ほなみさん(黒澤先生の元奥さん)。黒澤先生の話を聞いているうちに、私の憧れの3女性になってしまった。彼女達みたいになれればいいなぁ。
黒澤先生がちょっと遠くに行ってしまっているときに、大岩さんが声をかけて下さる。
「聞きたい事があったら、何でも聞いてね。」
「黒澤さんの練習って、いつもこんな感じなの?スパルタね。腕、パンプしてるんじゃない?」
えっ?黒澤先生ってスパルタなの?今日はちょっとやさしいなぁと思ってる私は何?そう言えば、第三回猫の森カップの時に、安藤さんが、
「「猫の森」の看板を裏返すと「虎の穴」って書いてあるんだよ!」
と、おっしゃってらしたことを思い出した。
すごく長いクライミングの課題にチャレンジした。MOVEは全部出来るのに、どうしても途中でテンションが入ってしまう。
ストマジにこんなに高い壁ないもんね。」
と、黒澤先生。体力かなぁ?持久力かなぁ?MOVEがこなせるだけにとっても悔しい。綺麗に登って、黒澤先生にかっこいいとこ見せたかったんだけど、最後は必殺、
「腕、終わっちゃってるじゃん。」
で、無残にも終わってしまった。あぁ~あ。。。ボルダリングをして、懸垂ボードにぶら下がって、本当におしまい。これで、当分、黒澤先生と登る事はなくなちゃうんだね。
大岩さんに、ご挨拶をして、BigRockを出た。今週末からは、一人で通わなくては。がんばろう!

黒澤先生は帰り道になっても、注意事項を話し続ける。
ストマジとホールドの形が違うから。。。」「故障しないように。。。」
ねぇ、先生。そんなにいっぺんに話しても、覚え切れないって。いくの脳みそがちっちゃい事、忘れちゃったの?そんなに心配しなくても、大岩先生がきちんと、なんとかしてくださるわ。黒澤先生が恥ずかしくないようにがんばるから、大丈夫。今日は先生じゃなくてパパかな?でも、ありがとね。

ゴージャスな余談。ついに、小山田大さんの登る姿を見た。何ていうのかな。とっても、楽しそうに遊んでるって感じに見えた。うん、楽しそうって感じ。登っているときの彼は、とても大きく見える。んと、言葉にしようと思って、文章を考えてみたんだけど、無理。うん、百聞は一見に如かず。
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レッスンの谷間 2004/03/30 Tue

2004-03-30 23:59:59 | ChapⅠCatsForest2004
やっと、先生から連絡がきた。
「ところで、入れ違いで、先に電話されていたようですね。あき子さんには、僕からもお願いしておきましたので、ばっちり鍛えてくれると思います… (^^)v」
転校の根回し完了!
先生も、いくに「大岩さんについてきなさい!」と、言うつもりだったらしい。違う先生に勝手にレッスンを申し込んだりしなくて、よかった、よかった。さすが、先生の教育(刷り込み)の賜物ね。勝手な事をしても、大きくは外さない。

本日、必要書類等(?)を受け取る事となった。
書類はウソ!先生に買い物に付き合ってもらった。猫の森登山教室で、なんと私は、シューズ以外のクライミングギアを持たずにお稽古していたのだ。
「あるからこれ使いな!」 「んじゃ、お言葉に甘えて。」
で、2ヶ月ちょっとを過ごしたのである。で、これからは、いくらなんでもそう言うわけにはいかないので、まずは、お買い物である。
ギアを選んでくれている先生は、小学校にあがる娘のお買い物をする父親って言うか、嫁に出す娘の花嫁道具を選ぶ父親って言うか。。。フリークライミングをする為に必要な最低限の道具を選び、
「あとは、あっこさんに相談しながら買い足していきなさい。」
と言い聞かされて、お買い物終了である。
それから、私は、全て先生にお任せしていたので、自分が今どれくらい登れるのか?と言うことすらよくわからない。この件に関しては、
「昨日、あき子さんに、だいたいのことを電話でお伝えしておきました…
だいじょうぶ。後のことは、あき子さんに何でも聞いて下さい。初心者を教えるのがとても上手な方です。幾つかのことは、僕とダブルかもしれませんが、講習生の実力を見抜くのがとても上手いので、すぐに仲良くなれると思いますよ^^」
と、メールを頂いていたのだか。結局、態度はデカイが気は小さい(ついでに、核心が岩場(ジム)にたどり着く前に存在する)中村の泣きが入って、明日、ビッグロック横浜店を父兄(先生)同伴で訪ねる事となった。ちょっと、恥ずかしいかも。でも、一人じゃ不安だし。

さて、先生、わがままを聞いていただき、ありがとうございます。
短い間でしたが、大変お世話になりました。
クライミングに、先生に出会う事が出来て、本当に良かったです。
いくは、何がどうなっちゃったのか自分でも良くわからないくらいクライミングが大好きです。
すっごいクライマーになる予定ですので、楽しみにしていてください。
ありがとうございました。

とか、言いながら、大岩先生のOKが出たら、面白そうな話はどこでも乱入するから、声をかけてくださいね。第4回猫の森カップには呼んでくださいね。面白そうな講習会(「海外行くぞ~」)とかあったら参加するから、声かけてくださいね。今生の別れってわけじゃないんだから、あちこちの岩場でお会いしましょう(って、言うかきっとイヤでもあうに違いない!)。ストーンマジックにだって登りにいくことがあるかも知れないし(バッタリ会ったら、帰りは橋本駅まで送ってね!)。

と、これは約束。悪魔のエチュード(5.10a)は、絶対にオンサイトを狙います。(すごく、グレード違いになってからだったりして。自信度50%くらいが成功したとき気持ち良いんでしたっけ?)その時には、ビレイしてください。お願いします。

さて、もう一つ。
阿部さん、大石さん、ゆりちゃん、以上のような事(以上のようなって理由はどこに書いてあるんだ?)で、猫の森登山教室を離れる事になりました。が、機会があれば、いつでも皆さんと登りたいと思います。誘ってくださいね。
阿部さん、大石さん、二人が山壁に行くときには、いくがセカンドで付いていきますから、絶対、誘ってくださいね。お二人が、猫の森登山教室を卒業して、山壁にいくを誘ってくださる日を、首をながぁくして(「キリン」くらいにしてね。「ろくろっ首」は。。。怖いでしょ!)待ってます。

先生、かわいい娘をお嫁に出す気分でしょ!たまには、里帰りするわ。心配しないでね。
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レッスンの谷間 2004/03/29 Mon

2004-03-29 23:59:59 | ChapⅠCatsForest2004
第三回猫の森カップで、壁にへばりつきすぎて上半身がすごいことになってしまった。背中、上腕、首と筋肉痛と言うよりは、寝違えたとか言った感じの痛みである。指先は。。。痛くないかと思ったが、痛い!が、他の部位がすごすぎて、痛みとして認識できない。今までにない痛みなだけに、今までの練習でいまいち気合が入っていなかったのかと、反省しきりである。

さて、色々あって、猫の森登山教室を離れようと思う。先生に相談して、新しい先生を紹介していただける事になっていたのだが。。。連絡が無い!そう言えば、先生は泡盛を飲んでいた。もしかして、本日、潰れちゃってるんだろうか?約束そのものを忘れてるって事なんて無いよね。それとも、お忙しいだけ?お~い!早くしないと、いくの体動かし日の水曜日が、やってくるぞぉ!ついでに4月になっちゃうぞぉ!

連絡を待ちながら、あちこち彷徨っていたら、BigRock横浜店のHPにたどり着いた。しかも、スクールがあるではないか。先生との会話の中でよく登場し、私がとってもあこがれていた大岩さんところだ!と思ったら、つい、申し込んでしまった。(「定員になり次第、締め切り」って書いてあったのでつい。)
申し込みの電話中、今までの事を質問された。電話の相手は、あこがれの大岩あき子さんである。
「相模原の、猫の森の黒澤先生にお世話になっていました。」
「あぁ、黒澤さんの旦那さんのところでしょ!」
ん~、大岩さんと、先生に親交がある事は知っていたのだが。。。隠しても仕方が無いし。。。(だいたい悪い事している訳では。。。ん~。いくら連絡が取れないからと言って、先生の人間関係の中に勝手に乗り込んじゃったのは失礼だよね。本当だったら、先生に相談して、「大岩さんところにお世話になりたい。」って言って、先生に、OKを貰って、先生の指示に従って、連絡とったりするべきだよね。判ってるんだけど。。。だって、先生、連絡取れないじゃん!)
事後報告のメールを送ったが、先生からの返信が無い。先生、生きてる?ちょっと、心配。
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ストーンマジック 2004/03/28 Sun

2004-03-28 23:59:59 | ChapⅠCatsForest2004
ストーンマジックにて、第三回猫の森カップが華々しく(?)開催された。猫の森登山教室の卒業生、先生のお知り合い、もちろん現役受講生等々、楽しくボルダリングコンペである。

優勝者の大石さんは、いつも通り。彼と一緒のレッスンが一番多いせいか、「うん、いつも通り。」以外の感激がない。ずっと、彼に追いつきたくてがんばっているのだが。。。まだ、かなわない。そのうち、追い越すから、首を洗って待ってなさい!
準優勝の安藤さんのクライミングは、先日の二子山での阿部さんのような、とても綺麗なクライミングである。綺麗なクライミングを見ると、とにかく目が行ってしまう。
三位の私は、昨日のコソ練で腕が。。。と言うのは、冗談として、まぁ、実力通りの結果なのかなぁ。と言った感じである。今現在、オサボリ中の人たちよりは上の順位、現役で鍛え中の人たちの中では最下位である。もっと、登りたかったなぁ。。。
四位の大竹さんは、準決勝5課題の2つが完登で、残りの3つには+か-が付いている。これは、実は今回の私の目標だったのだが。。。登ると言う意思を持って、動き続けることは私の目標である。その意思さえあれば、体力、技術がついてくれば、いずれどんな壁でも登れるはずである。体力や技術はトレーニングでどうにでもなる。大竹さんは、オサボリしているからこの順位になっただけで、きっと、登れる人に違いない。(重そうだが)
五位の青木さんは。。。すいません、登り順が私の次でいらっしゃったので、私が、へたりこんじゃっていて、ほとんど見ていませんでした。すいません。
第三回猫の森カップ公式リザルト

デモンストレーションを見せてくださった山口さんは。。。なんだか、すごい!の一言である。これ以上、私の貧困なボキャブラリーでは表現できません。とにかく、すごい!

アフターは町田の馬肉屋さんで宴会!そう、猫の森登山教室に通い始めて2回目に私が記憶喪失になった思い出のお店である。さすがに、泡盛をグビグビの気分にはなれないが、先輩方のお話を伺いながらの楽しいお酒となった。
3月7日の二子山・大石さん先生怒らせ事件について話していた時、キーワードの
「絶対に無理な(登れない)んですか?」
を聞いた安藤さんからは、
「今日はこれで終わりなんですか?」
と、発言し、大変な事になってしまった過去が公開された。もし、これから猫の森登山教室の門を叩こうと言う人が読んでらっしゃったら、この(現在判明している)2つの台詞は黒澤先生の地雷ですからね。言っちゃダメですよ!大変な目にあいますよ。自分が言わなくても、誰かが言っちゃうと巻き込まれますからね。誰かがもし言っちゃったら。。。潔く諦めましょう。

今回、準優勝の安藤さんは、私がずっとお会いしたかった猫の森登山教室の卒業生である。(今更ながら、)私がなぜ、クライミングにたどり着いたかと言うと、とにかく、安藤さんなのである。
ある日、会社での会話の中で出た、ヘミングウェイからスタートして、こんな感じ。「ヘミングウェイ」→「キリマンジャロの雪」→「インターネットでキリマンジャロを検索」→「安藤さんのHP」(安藤さんはキリマンジャロSummiteer。ここで、私もキリマンジャロに登りたくなる。)→「猫の森のHP」→「山に便利なFAQ(お試し版)」のなかの、

【質問】クライミングって何の役に立つんですか?
→クライミングには (中略) 本当の山登りが知りたかったら、まずはクライミングから入るのが早道なのです。


と、言うくだりをみて「キリマンジャロに行くには、山に登れるようにならなくちゃ。で、クライミングが、早道なのか!」と、この日記のスタート「問合わせ 2004/01/15 Thu」にたどり着いた。

それと、私がこの日記を書き始めたのも、安藤さんのHPの影響である。この日記は、いずれ安藤さんの山行の記録のようになっていくはずなのだが。写真をとってないからダメか。

ちなみに、私は山に便利なFAQ(お試し版)が大好きだ。が、先生には、「あれを読んでうちに来るなんて。。。」と、珍しがられている。全体を通して、とっても楽しい内容で、私に、この先生に教えてもらおう!と、決心させた名文だと思っているのだが。
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J&S 2004/03/27 Sat

2004-03-27 23:59:59 | ChapⅠCatsForest2004
以前から行って見たかったボルダリングジムのJ&Sへ、行ってきた。恵比寿駅から歩いていける事、平日は23:00まで営業している事が行ってみたかった最大の理由である。
そして、初めて、一人ぼっちでトレーニングをした。

感想は。。。倉庫のような大きさのジムにしか行った事がないので、あまりのこじんまりとした狭さにちょっと吃驚!高さがないため、横に進む課題が多く、普段、縦に向かって練習する事の多い私にとって、ちょっと新鮮。また、フットホールドが(私にとっては)悪いものが多く、いつも先生に言われる「足を丁寧に置きなさい!」が、頭の中をグルグルした。そう、私の足捌きはとても雑である。

たまたま、行った時間帯がよかったらしく、適度に空いていて快適に練習ができた。そろそろ帰ろうかと思った頃、男の人がやってきた。私が玉砕したトラバースの課題を彼は、あっと言う間に1周してしまった。目の前で、そんな事をされちゃうと俄然、闘志に火がついてしまう。(とは言え、能力不足は如何ともしがたいのだが)むきになって、トラバースの課題(26手だったかな?)を2周もがんばってしまった。もちろん、あちこちで落ちまくりながら、落ちた所からやり直し方式である。おかげで、気が付くと、腕が完全に終わってしまった。明日(第三回猫の森カップ)はどうするんだ!

一人でトレーニングをすると、いつもなら届くはずのホールドに手が届かない。いつも先生に、「足はもうひとつ下」「体は左を向けて」ともらっているアドバイスがないせいなのか、「先にやるから見ててごらん」と見せてもらうデモンストレーションがないせいなのか?とにかくとても心細いトレーニングとなった。が、先生と一緒のトレーニングでちょっと、登れるような気分になってた自分に、本当の実力はこんなものなんだと再確認させる意味ではよい機会だったのかもな。
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