クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

二子山 2004/02/29 Sun

2004-02-29 23:59:29 | ChapⅠCatsForest2004
今日は、大石さんが合流。先生のご実家から、どこかの駅に大石さんをお迎えに行き、二子山・祠エリアでフリークライミング練習である。

祠エリアで、話がピーマン(5.10a)というルートを、練習する。が、核心部はテンション(というか、先生が引っ張り挙げてくれているような?)いっぱいで超えて、なんとか、ジタバタと終了点にしがみつく。
近辺で一番簡単なグレードのルートを登れない私はそのあと、何を練習するか?そう、登れないだろうけどもっと難しいルートである。大石さんがお稽古中のシリアル(5.10d)を練習した。途中、3箇所、しっかりレストできるポイントがあるのだが、私は3箇所目のレストポイントの後、
テンションし、そのまま終了。(もちろんそれまでにすでにいっぱいテンション&ヘロヘロ女である。)

しかし、シリアル(5.10d)の最後のテンションは少し心が残った。右手はしっかり、絶対ここに違いない!ってホールドを掴んでいたのに、まったく、効かないのである。握力の問題なのか、他の筋肉の問題なのか、MOVEの問題なのか、力の方向の問題なのか。先生に聞いてみた。ら、何もかものようである。とりあえず、地上10cmでコソ練である。って、大石さんもいるんだから、コソ練じゃなくって、普通の練習だが。なんとなく、わかったような気もするが・・・。ここだ!というポイントで先生が空中を飛んできて、地上10cmの時と同じように背後から指導していただきたいもんだ。まぁ、あとは、せっせと筋肉をつけよう!

帰りの車中で、
「昨日は、すごく、気持ちよかったけど、今日は、やったぁ!って瞬間はなかったなぁ。」
と、つぶやいていると、
「スイスイ登れるルートばっかり登ってても、練習にならないでしょ!」
と、先生。確かに、登れるルートしか登らないんだったら、ただの自己満足女である。うちの先生は、たまに、とっても、いい事を言う。
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二子山 2004/02/28 Sat

2004-02-28 23:59:28 | ChapⅠCatsForest2004
今日は二子山である。先生が、自宅の最寄り駅まで迎えに来てくれて、出発である。が、大渋滞。予定では10時には岩場の予定が、大幅に遅れて12時半の到着となった。

今日は、吃驚アルパインクライミング(で言い方あってる?はず)の日だった。(事前に講習内容を確認しろよ!)西岳中央稜の初心者向けルート(二子山・I峰下部II級ルート~大テラス~中央稜上部)を、先生に連れられスイスイ(?)と。(今日は先生を独り占めである。)先生の甘~い言葉に(いつも)騙されその気になって目前の岩に取り付くが、先生待ってぇぇぇぇぇ!でも、どうせ待ってはくれないので、上の方からぐいぐい引かれるロープに、「引っ張っても無理なものは無理!」、「そのうち辿り着くから大人しく待ってなさいよ!」と、先生に聞こえないように悪態をつきながら(ちょっと弱虫)、ヘロヘロと登った。4ピッチ目を登る前に先生が、
「ここを登ると喫茶二子だから。」
と、先に行ってしまった。
そう、私はここを登りきったらのおぉぉんびり出来るテラスがあるんだ!お茶だお茶だ休憩だぁ!と、軽やかな足取り(?)で登り始めたのだが。。。。。着いたところは、せまい!思わず、
「白いテーブルクロスは?」
と、悪態をついてしまった。先生と二人、(問題が起こりそうもない距離を保って)きちんと座って、お茶タイムである。と、言うことはやっぱり広いテラスなのか?しかし、どう見積もっても畳一畳の四隅を大胆に景気よくカットした程度の広さのような気がする。半畳をつぶして変な形にした程度の広さとも言えそうだ。
「このテラスでビバークの練習もいいねぇ。」
とか、なんとか、先生の声が聞こえた。無視しようかとも思ったが、ここはきっちり言っておこう。
「無理です。あり得ません。」
敵も然る者である。私の言葉を無視し、膝の上での料理方法他を語りだした。出来そうな気がしてきた。出来るんだろうな。。。いかんいかん、なんだか最近、とっても、自分が変わってしまったような気がする。洗脳されてる?いやいや、洗脳ではなく、刷り込みか。こんなとこでビバークって座ったまま、ロープで確保しながら寝るなんて・・・。ん~、意外といけそうな気がする。なんだか、言葉とは裏腹に試してみたい気がしてきた。
足元をのぞいて見ると、登ってきた道は全然確認できない。ただ、垂直に切り立った壁があるだけだ。そして、いきなり、遥かかなたに地面がある。自分のボキャブラリの貧困さにはややあきれるが、
「すごいねぇ。」「すごいなぁ。」「すごいよ。」
と、すごいの大安売りである。でも、すごいんだから仕方がない。先生曰く、
「この風景を見ることが出来るのは、神様に選ばれた人だけだ!きっと、生まれる前にこの子にはこの風景を見せてやろう!と、神様が印をつけた人だけが、ここに辿り着くことが出来るんだ。」。
なんだか、先生はロマンティストだ。ラッキーなことに、神様は私に印をつけてくれていたようである。こんないい気分を味わっちゃうと、本当にクライミングがもっと好き好きになる。
その先も、順調に登りきり、フラットソールタイムは終了した。

靴を履き替え、西岳の山頂経由ろうそく岩、そして下山である。歩く私を見ながら、
「おっ、そんな動きが出来るようになったんだ。」
を、連発する先生である。そう、先生は初日の私の印象が強いらしく(そんなにヨタヨタしてたのか?)、私が何をやっても、とっても感激してくれる。パパが赤ちゃんの成長を見守っている、もしくは、動物園のサルをみて喜んでいる客、そんな感じである。

帰り道の車は、ブルドーザーに行く手を阻まれ、蕎麦屋さんには店を閉められ。。。。。さんざんな目にあいながら、先生のご実家に辿り着き、泊めていただくこととなった。

ところで、私の「クライミング友達一号」みゆきちゃんは、今日、コンペ(A5 The North Face Cup)に出場しているのだが。結果が気になる。
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T-WALL 錦糸町 2004/02/25 Wed

2004-02-25 23:59:25 | ChapⅠCatsForest2004
都内、T-WALL錦糸町店へ行ってきた。(先日行ったのは江戸川橋店。)一番簡単な課題は、一通り登れる能力が身についたようだ。フッフッフッ。ジム自体は、先日行ったT-WALL江戸川橋店に比べ、はるかに居心地がよかった。広さと、人口密度の問題?先生は、いまいちお気に召さなかったのか?
「傾斜の弱い壁ばかりなので自主トレに使うのは難しい(安全面に不安あり)かも・・・」
確かに、前傾壁じゃないボルダリング壁は、落ちる時に色々ぶつかりそうで少し怖い。今日も壁とマットの隙間に落ちたし、先日の捻挫のこともあるし。

ところで、登れないことが、以前ほど気にならなくなってきた。あせっても仕方がない。そのうち、登れるようになるだろう。私には妖精がついている。
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ストーンマジック 2004/02/22 Sun

2004-02-22 23:59:22 | ChapⅠCatsForest2004
さて、今日こそ!と、思っていたのだが、靴を履いていると。。。みゆきちゃんが向こうの方から元気よく、駈けてきて、
「一緒に登ろう!」
との、お誘いである。
「来たばっかりだから、ウォーミングアップが終わるまで待っててね。」

妖精課題で、軽く体を動かし、昨日のクライミングで昇れなかったルートに取り掛かる。終了点にはたどり着いたが。。。
「取れるか落ちてくるかどっちかだと思った。」
と、先生の弁。なんで、そうなるんだ?というムーブで終了点を取りに行ったらしい。ん~、筋肉も弱いが、脳みそも弱い?すこしは、考えろ!ってことか。次は捻挫課題も登ってみる。あっさりOK。少しは成長した、とか、疲れてないから、とか、登れちゃった理由はあるのだろうけど。。。ん~、やっぱり不思議だ!なんにしろ、良かった!二度とこの課題には近づかないことにしよう。
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ストーンマジック 2004/02/21 Sat

2004-02-21 23:59:21 | ChapⅠCatsForest2004
復活!ストーンマジックに行って来た。決戦に向け、気分を盛り上げるため、高いところに登ろうと思い、ストーンマジックで、初めてクライミングをやってみた。ボルダリング壁を遥か見下ろす高さである。ストーンマジックでハーネスを身に着けるのは、初日にビレイの練習をして以来だ。1つめは、あっさりと登れた。2つめは。。。最後のホールドが取れない。。。

ところで、みゆき姫がお待ちかねである。遊んで(遊ばれて)あげないと。大石さんが、やってきた。彼もコソ練である。大石さんをみゆきちゃんに引き合わせる。その後。。。二人そろってみゆき姫に遊ばれた。

捻挫課題は、今日も同じところで駄目。言い訳だが、さんざん、他のことをやった後だから?明日は、一番に取り掛かろうと思う。怖くなんかないもんね。
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