クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

小川山 2009/06/28 Sun

2009-06-28 23:59:59 | ChapⅦBigRock2009
朝、珍しくきくが早起きして(と言っても、朝食後、皆で2度寝して、世間様の活動スタート時間より、余程、遅い時間だが(-"-))、林ダ君と私を起こす。グズグズと準備が整い、さて、出発!と思ったら、「アッコさん、行っちゃった。2人がいつまでも起きないからだよ\(`o´)/」、って、ママに合流するつもりだったのね。大丈夫だよ。行き先は分かっているし。

ママ達はおむすび山スラブへ行ったはず。私達は、スクールをちょっと冷やかしてから、おむすび山スラブの奥、雀卓スラブへ行く予定。
おむすび山スラブに到着するが、とても静か。誰もいない。どうやら、スクールの場所は変更になったらしい。少し空模様も怪しいし、キャンプ場近くのエリア2峰水晶辺りにでも、場所を変更したのだろう。私達は、おむすび山スラブに荷物を残置し、トポを片手に雀卓スラブを探す。トポの地図ではおむすび山を右に大きく巻くらしい。この道かな?かなり急登、ザックを担いで登るの、イヤだなぁ(゜-゜) ケルン発見。どうやら、道はあっているようだ。テクテクテクテクテクテクテクテク、で、どこまで登ればいいの(´o`;) 3人でよく考えてみる。林ダ君が更に上へ、きくはトラバースの可能性を探りに横へ、それぞれ偵察に出る。私は休憩(´o`;) きくの方が早く戻る。「トポにあるおむすび山の頂上の大きな木はこれだと思うんだよ。」と、1本の大きな木を指し示す。うん、多分そうだね。「この先を、ずっとトラバースして行くと、ルートの終了点付近が目の前の岩にあって、多分、それが雀卓スラブ。だけど、道はない(-"-)」。林ダ君も帰ってくる。「結構登ると、ガレ場に出て、多分それが頂上付近だと思う。空身ならともかく、荷物を背負って歩く感じじゃないなぁ(-"-)」。もしかして、私達、迷子?いつも、おむすび山スラブから眺めている、すぐ近くの岩場に辿り着けないの?なんか、情けなくない?きくが偵察に行った箇所を、皆で見に行く。・・・(-_-;) ロープを出して懸垂下降すれば、ルートの基部には行けそうだ。が、どうやって帰ってくるんだ?あの、バカ重たいザックを背負って登り返す覚悟は決まらない。天気だって怪しいのに・・・(-_-;) 敗退_| ̄|○ 先日の瑞牆、昨日の姉岩と、迷子続きの私は2人に、「なんか憑いてるんじゃないのか?」とイジメられる(TOT) が、言い返せない(-_-;)
休憩後、林ダ君がやりかけのPTA(5.11b)がある2峰へ移動。もう、歩くのヤダ(T_T) 2峰を目前に力尽きそうな私の耳に、先行していたきくが誰かと話す声が聞こえる。あっ、ママの声(^O^) 元気に駆け出す・・・、そんな事は無い(´o`;) ヨレヨレと辿り着く。なんと、ドンピシャで、ママがPTA(5.11b)の壁でスクールをしていた(^O^) 林ダ君は、ノンビリとPTA(5.11b)希望だったのだが・・・、純一さんがいるね( ̄ー ̄) 純一さんにお尻を蹴とばされたまえ!
まずは、登ることなくきくと私はランチ。林ダ君は「アップ代わりにお手本!」と、ママの指令でこれがジャックの結婚記念ルートではあんまりでせうか?(5.10c)をTR。しかも、他の生徒が嵌っている箇所で、リーチを炸裂させたらしく、「お手本にならない!」と苛められている。
コグレ大サーカス(5.10c)にTRを掛けに行くママを眺める。なんだか、登るママを眺めるのは久しぶりのような気がする。相変わらず、上手だね(^O^) ママのように、10台くらいスイスイと登れるように、いつになったらなれるのかなぁ?
林ダ君は純一さん攻撃にめげず、PTA(5.11b)にTRを張る。降りながらMOVEを確認。前回GWは、いつRP出来てもおかしくない!って感じだったのに、今日はいま一つ。スラブはGWか、11月だって言ってんじゃん(^O^) きくと私もTRで冷やかす。
ウダウダして、DDT(5.11a)をママにお手本!と言われTR。先日RPしたばかりなので、MOVEは完璧?苦労したところしか覚えていなかった_| ̄|○ 苦労した箇所を抜けると、頭は真っ白!どうするんだっけ?まっ、トップアウト。
回収予定だった生徒からGiveUp宣言が出た。代打でコグレ大サーカス(5.10c)をTR。核心部、ママが以前よりホールドの掛かりがよくなっていると言う。私がRPした時は、そのホールドは使えずもっとバランスで登ったはずだ。ママの言っていたホールドを使ってみる。撃沈_(.・)/ ドテッ! このホールドを使って登るには、私の体幹は弱すぎるみたいだ。腰が入らない。何度か試すが、やっぱり出来ない。かといって、RP時のバランシーな動きも出来ずズルして回収。
ママ達は、お引越しをしてしまった。私達は居残りで林ダ君のPTA(5.11b)。状態が悪いのか、本人が悪いのかは分からないが、林ダ君は、今日、RP便を出すのは諦めたみたいだ。TRでMOVEのおさらい。

今日の林ダ君、これがジャックの結婚記念ルートではあんまりでせうか?(5.10c)をTR、PTA(5.11b)をリード1便、TRを3便くらいだったっけ?
今日のきく、PTA(5.11b)星と光(5.12a)DDT(5.11a)をTRくらいしか登ってなかったんじゃないかな?しかも敗退しまくり。まっ、体がバキバキって言っていたしね。今週末は昨日のジャックと豆の木(5.10b/c)をRPで、満足したのだろう。
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小川山 2009/06/27 Sat

2009-06-27 23:59:59 | ChapⅦBigRock2009
きくは、この男はやる気があるのか?と私をイライラさせることが多い。私にきくの肉体があったら、もっともっと登るのに!そんなきくだけど、年に数回ルートに恋をする。今回、きくが恋をしたのはジャックと豆の木(5.10b/c)!GWに、スクールのTRを冷やかしたら、とても面白かったらしく、#5のカムを買い込み、登りに来る事のできる日を待っていた(→珍しいことをするから、週末は雨続き。)。でも、問題が1つ、人気ルートだよ、大丈夫?恋は盲目、きくは、行列に立ち向かうつもりらしい。

妹岩へ。アップで愛情物語(5.8)、きくが登っている間にジャックと豆の木(5.10b/c)をチェックしている人が3人。愛情物語(5.8)から降りてきたばかりのきくに、とっとと仕度する方がよいと伝えると、「降りてきたばっかりなんだから!」と、きくは面倒臭さそうだ。
そうこうしている間に、ジャックと豆の木(5.10b/c)には人が付いてしまった。「だから、言ったでしょ\(`o´)/」と文句を言う。きくは、「次に、順番を入れたから(^-^)」と暢気だ。分かってないなぁ(-_-;) クラックは、登れない(けどあきらめない)人が取り付いちゃうと、無茶苦茶時間がかかるんだからね\(゜□゜)/ 林ダ君と私は、周りのルートでも登るつもりだったが、とてもそんな感じではない。ルート前に張り付いていないと(゜-゜)
ジャックと豆の木(5.10b/c)、きくの順番が回って来る。きくの後ろには、行列!この便で登れなければ、次に順番が回ってくるのは夕方?きくが登り始める。私は、このルートを触った事がないのでよくわからないが、下部が核心らしい。きくは、核心と言われる箇所は気にならないと言っていた。その言葉通り、きくはサクサク登っていく。あのダイクに立てば一区切りだろうと思われる場所まで、危なげない。次のパートもきくはどんどんロープを伸ばす。壁に張り付いてビレイしている私には、状況がつかめない。きくの動きが止まる。ここからが、きくの核心。終了点下、壁の右面に出ていく箇所がキライだと言っていた。きくはMOVEを起こす、が、すぐに戻る。踏ん切りがつかないらしい。カムをもう1つセットしようとするが、決まらないらしくガチャ掛けに戻す。ん~(-_-;) きくはカムをもう1つセットしたいようなパートに、カムをセット出来ずに今から突っ込むんだね(-_-;) そう思うと、ビレイをしている私が緊張。きくは、ロングなレスト。最後にセットしているカムは何番なのだろう?右面に出るんだから、振られて落ちるのか・・・(-_-;) 色々と考えてしまう。覚悟を決めたらしい、きくが動く。ロープがどんどん出て行く。右面に移ったら、すぐに終了点だと思っていたが、結構、距離があるらしい。ロープがテンポよく出て行くから簡単なのだろう。でも、クリップする気配はないのでランナウト。動きが止まった。終了点?そうみたいだ。きくちゃん、ナ~イス!恋したルートには強いね(^O^) RP。
さて、引っ越し。姉岩へ行ってみる?きく、初めてでしょ(^O^) 少し遠回りして(←迷ってとも言う)、姉岩に到着。貸切\(^O^)/ まずは、のんびりとランチ。
林ダ君から。た・タンカ(5.10a)、テンションが入る。以前、林ダ君も私も一撃しているはずだ。ん~(-_-;) 嫌なルートだった記憶がある。林ダ君は、どうにかこうにかトップアウト。次は私、林ダ君と同じ場所でテンション。ん~(-_-;) ボルト上のスラブに立つ、上手く説明できないな(゜-゜) とにかく、ちょっと覚悟を決めて起こすMOVEだ。気持ちが入っていない私に、このMOVEは起こせない。敗退・・・(-_-;) きくに交代、きくも同じ所でテンション。きくも、気持ちが入らないようだ。ジャックと豆の木(5.10b/c)で、ランナウトしながら突っ込んで行くきくとは別人。クライミングって、つくづく、メンタルの占める割合が大きい遊びだと思う。ぐずぐず言いながらきくはトップアウト。私はその後、TR。
下の姉岩より、上の姉岩の方が素直なルートが多かったような記憶がある。上の姉岩へ引っ越し。たしか前回、Ka-Ching!(5.10a)と言うルートには触っていない。私から、登りやすいルートだ。私は、特徴のあるMOVEが出てくるルートより、万遍なくそのグレードの難しさが散らばっているようなルートが好き。こう言うの、ボルダー力が弱いって言うんだろうな。OS。下から物言いがつく。終了点直下、私は軽く右に巻いたが、直上じゃないか?と言っている。直上のMOVEを試してみる。なるほど(゜-゜) 多分、開拓者の意図はこちらだろう。でも、気にしない(^O^) 私はOSなんて、そんなものだと思っている。ボルトから離れない範囲に、如何にもってガバがあって、それがOSトライなら、普通、使うでしょ。それが限定だというのなら、ルートが悪い!と私は言いたい。林ダ君、きくもなんなくFL。
きくが、隣のハラペーニョ(5.10d)に回ってTRをセット。私がフォローでKa-Ching!(5.10a)を登って、回収。
ハラペーニョ(5.10d)をTRで林ダ君ときく。私はお昼寝(-_-)Zzzしていたのでよくわかりません。私もTRで1回。リードしたら最後のランナウトっぷりが、痺れるだろうなぁ(゜-゜)

今日の林ダ君、愛情物語(5.8)をTR、た・タンカ(5.10a)をリード×、数年前はRP出来たのにねぇ(^O^) あっ、私もか!Ka-Ching!(5.10a)をFL、ハラペーニョ(5.10d)をTR。
今日のきく、愛情物語(5.8)を再登。ジャックと豆の木(5.10b/c)をRP、お見事でした。た・タンカ(5.10a)をリード×、Ka-Ching!(5.10a)をFL、ハラペーニョ(5.10d)をTR。
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BigRock 2009/06/24 Wed

2009-06-24 23:59:59 | ChapⅦBigRock2009
ちなみに、週末は雨で出掛けませんでした。だから、ブログもお休みです。

さて、今日は会社を出遅れてしまいBigRockに21:00前の到着。ここしばらく続いている水曜日大混雑を覚悟していたのに、今日はあれ?人が少ない(^O^) 先週の混雑はいったい何だったんだろう?皆さん、あの混雑に、嫌気がさしてしまったのだろうか?この空きっぷりは、これで心配になる(-"-)
アップはスラブ壁TRで2往復だったか?
ママがBigRockで始まるヨガ教室に参加するのだと、言っている。(←詳細は、BigRockにお問合せください。) 私はちょっと心配。ママはなんでも面白がる人なので、きっと、ヨガの事も楽しむに違いない!それはよいのだけど・・・(-_-;) もともと、膝を痛めていたり、最近、肩を痛めたりしたというのに、新しいことをはじめると、張り切りすぎてしまいそうで・・・(-_-;)

・・・、ここまで書いて、ほったらかしてあったら、記憶喪失/(-_-)\ そうそう、ママとちょっと、ヨガのポーズをとって遊んでいたのは覚えているんだけど・・・(゜-゜) あぁぁぁ、ダメ、全然、思い出せない/(-_-)\ もう、お終い。
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BigRock 2009/06/17 Wed

2009-06-17 23:59:59 | ChapⅦBigRock2009
BigRock新館は、\(◎o◎)/\(◎o◎)/\(◎o◎)/ カウンターで来店名簿に名前を書いて、そのまま、靴も脱がずにO沢君と話しこむ。「スゴイネ!」、私が知る限り、BigRock新館の水曜夜来店者数記録更新ではないだろうか?さすがに、ここに居ても仕方が無い気分になる。「本館は?」「向こうもスゴイみたいです。」、・・・(-"-) 私、お店の存続が危ぶまれるような閑散としたBigRockが好き(。_。)
取りあえず、きくと合流しないと話が始まらない。おっと!林ダ君だ!生意気な事に、私よりもBigRock到着時間が早かったらしい。ボルダー壁で、アップしていたようだ。あっ、Yマグチ家!久しぶりにあったAユミちゃんは、急に大きくなったように見える。細っそりして、大人びた感じになったのかな?多分、私の生活で一番身近な子供がAユミちゃん(→姪達は年に1度、会うか会わないか?くらい。)、たった、1ヶ月やそこいらで、これ程、変わるものかとビックリする(゜O゜;) 成長期ってスゴイなぁ(゜-゜) 出会った頃は、本当に子供ちゃんだったのに、今はもうすっかり娘さんって感じ(゜-゜)
さて、Aユミちゃんと一緒に、前傾壁右の壁に何とか割り込みアップ。
いつの間にか、きくも登場。林ダ君ときくはボルダー壁で遊んでいる。私はボケー(゜_゜)っと。もちろん、壁が一瞬たりとも空かないという訳ではない。割り込もうと思えば、割り込めるのだが、なんだか気力が湧いてこない。雑談して時間を過ごす。「もしね、私が外でも中でもこう言う状態を気にせずに登れるなら、きっと今頃、12とか登ってるよ!」、だって、落ち着かないって言うか、登りにくいって言うか・・・(-_-;) 苦手なんだもん(..)
きくのビレイで、前傾壁、真ん中の壁で1本登る。まっ、先週、先々週のパターンだと、21:00くらいには、なんとなく空いてくるはず。ラスト1時間半勝負って事で、ウダーっと。
ママの話によると、昨日、19:00から21:00くらいまでスゴイ雨だったらしい。最近の関東地方は昨年夏によく発生したゲリラ豪雨っぽい雨が良く降る。そういえば、昨日の夜もそんな感じだった。「だから、昨日、来れなかった人が今日になったんじゃないかなぁ?」、かもね。時間は、いつも空いてくる21:00が近づいてくるけど、店内の雰囲気は変わらない。今日は、いつもの水曜日のお客さんとはやはり違う人たちのようだ(←いつも顔を合わしているはずの人達だが、周りに全く興味がないので私は覚えていない。だから、当然、どの人がいつも水曜日にいる人なのか分からない。) 我慢が・・・(-_-;) ダメだ!ゲームしよっと!妙齢の女性のかばんの中から、PSPが取り出されるのもどうか?って、話もあるが、実は何を隠そう、私は相当なゲームっ子です(^^ゞ
すっかり、ゲームっ子になっていると、壁の前から林ダ君が、オイデオイデしている。今、ゲームのキリが悪いんだよね(゜-゜) 時計をフト見ると22:00過ぎ・・・_| ̄|○ 全く、何をしに来たのだか(-"-) ゲームを切り上げ、壁に向かう。が、モチベーションは無し。前傾壁の右端の壁(だったか?)で1本登る。今日は、これでお終い。
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??? 2009/06/14 Sun

2009-06-14 23:59:59 | ChapⅦBigRock2009
昨夜、林ダ君ときくに合流。そして、朝、純一さんとママに合流。sskさんは予定があり、帰って行った(←宴会には参加だったので朝帰り!)。今日は、まだ、未発表の純一さんが開拓中のエリアへ。

純一さんが怪しい事を口走る。「道、覚えてないかも!」、マジですか?大体の位置は聞いている。結構、山を登ったところだ。その高さまで、もしかして・・・(-_-;) 純一さんを先頭に直登_| ̄|○ 今週末の私の運勢は、きっと、歩けば吉!なのだろう・・・(-"-)
岩に突き当たる。が、この岩は違うらしい。純一さんもママも、その岩に見覚えがあるような無いようなって感じのようだ。そのまま、突き進む。少し開けた場所に出た。純一さんは、皆を置いて上の方を探索。ママは、手近かな岩に登って周りを見回す。「じゅ~ん。この岩だよぉぉぉ!」、どうやら、ママが登った手近かな岩が、目的の岩だったようだ。やったぁ\(^O^)/ ハードだったけど、昨日の5分の1くらいしか歩いていない(^O^) (←基準が壊れた。)ママが「いく、来る?気持ちがいいよ(^-^)」と私を誘う。当然、ママを追いかけ岩塔の上へ。林ダ君も高いところがイヤだ!って言うくせについてきた。「きくもおいでよ!気持ちいいよぉ(^O^)」と誘ったが、きくは逃げて行ってしまった。

さて、純一さんが開拓中のルートが2本(3本かな?)。私達はお呼びじゃないグレードのようだ。私達は少し下ったところにある別の岩に遊びに行こう!
純一さんが、岩の周囲をウロウロしている。私達は、やっと目的地に到着してグッタリ。「こっちに、掃除したら面白そうなクラックがあるぞぉ!」と、純一さんの声が響く。林ダ君が、その声に反応して純一さんの所へ。私も遅れて見に行く。純一さんは泥と岩茸だらけのクラックを語るが、林ダ君と私はその奥にある壁に目を奪われる。あれは、きっとガバ(^O^) あれも、多分、ガバ(^O^)やっぱ、ボルトルートよね(^O^) 見た目は5.7~5.8くらいのライン。純一さんはそんな壁に興味は示さない。けど、私達が余りにはしゃぐので付き合ってくれる。「あの、コーナークラックから・・・」「ボルトルートがいいの!」「じゃあ、クラックとフェイスで2本作ればいいじゃないか!」、えっ?作れば?気が付くと、見事、純一Magicにかけられ、すっかり開拓する気分になっていた。きくもヤル気だ。ママを引っ張ってきて、壁を見せる。ママは、「コーナークラックからスタートして、クラックが閉じたところからフェイスね。」と言う。
狙いは純一さんが見初めたクラックと、林ダ君&私が見初めたクラック&フェイス。まずは掃除。掃除の基本は上から下にらしい。林ダ君ときくが、裏から回って岩塔の上に出て、ロープをセットしてくる。きくは、さっき、逃げたくせに、今は嬉々として出掛けて行った。本当にわからん男だ。
きくが、セットしてきたロープで岩の下から3分の1くらいにある木まで登って、純一さんお勧めのクラックの方にロープをセットする。そして、おもむろに掃除を始める。風向きのせいか、全ての泥が下にいる林ダ君と私の方に降って来る。逃げる。。。。゛(ノ‥)ノ 林ダ君は、何かブツブツ言っている。林ダ君が見初めたガバのある壁面、下からは見えないが頂上までクラックが走っているらしい。しかし、そのクラック、幅が広くてプロテクションが取れそうに無いと言う。「一緒に来て、見てよ!」、ハイハイ。
クラックチェック!で岩塔の上から懸垂下降。確かにクラックがある。幅は、私ならすっぽり入れるくらい。でも、クラックの中には入らず登れる感じ。しかし、確かに広いね。プロテクションの目処が立たない。そして、簡単そうだ(ここ、重要!)。岩塔の頂上に抜けるルートは気持ちがいいもんね(^O^) 判定は、ママにパス。私はそのまま下へ、林ダ君は下部の掃除を始める。
林ダ君のルートも、きくのルートも、ドサドサ土が落ちてくる。きくが、ポソッと呟く。「どこまで掃除すればいいのかなぁ?ホラ、いくがよく登るところだけしか掃除してない!とか言うじゃん。やっぱり、周りも綺麗な方が、人に登ってもらえるよね(^-^)」、自己完結して終ったようだ。一方、林ダ君はムキになって、クラックから土をかき出している。林ダ君のクラックは、どこまでも土が埋まっていて底がない。延々、土をかき出すが・・・、「こんな奥まで、使わないよね。これでいいか!」と、諦めたようだ。私は暇なので、岩茸拾いに精を出す。
食後、ママと純一さんに、林ダ君お掃除ルートの上部幅広クラックが、ルートになるかどうかチェックしてもらう。ルートになるならプロテクションをどうすればいいかも考えてね。ママは「階段ね(^-^) プロテクション、いらないわよ(^-^)」と、無茶な事を言う。「(キャメロットの)6番かな?」、かな?って、普通、持っていません。純一さんにチェンジ、純一さんには(キャメロットの)5番を持って上がってもらう。「ここ決まるよ!」と、プロテクションが決まる場所を見つけてくれた。2人の判定、ボルトはいらない!そうですか_| ̄|○ イヤね、分かるよ、そりゃ。クラックの横にボルトは打たないって言うのはね。チョ~簡単!って事も分かる。でも、15mくらいでナチプロ2つってどうなのよ_| ̄|○
お掃除部隊はホッタラかして、純一さんルートをTRで登らせてもらう。「いく、登れる?」「真ん中くらいまでは簡単よ(^-^) あっ、まだ登っていないからホールドを壊さないでね(^-^)」、もちろん注意はする。だけど、無茶な事言うなぁ(-_-;) 形あるものは全て壊れるんだよ(-_-;) 登り始める。難しくなるとすぐに落ちる。ほぼ1MOVE毎のテンション、たまに2~3MOVE繋がる。どうにかこうにかトップアウトした。降りてくるとママが「いく、登れるんじゃない?全部、MOVEが出来たじゃん(^-^) 後は、繋げるだけよ(^-^)」と、・・・(-_-;) それが簡単に出来るなら苦労しないって(-_-;)
お掃除部隊の方に戻ると、2人ともお掃除完了。あの、泥だらけの岩茸だらけだったクラックが見違えるようだ。きくが「登っていいよ!でも、痛いかも(゜-゜)」と言うので、がっつりテープを巻いてTRで登る。が・・・(-_-;) 痛い、痛すぎる。スタートのコーナークラックで、前腕の皮膚が擦り傷だらけになる(TOT) ジャムを決めている箇所からも、ポロポロと風化した岩が崩れてくる(←当然痛い(TOT)) ・・・、挫けて敗退。きくがTRで登る。きくはテープも巻かない。鈍いんじゃないの?きくはトップアウト。簡単そうだ。林ダ君のルートもピッカピカ!林ダ君も「登っていいよ!」と言う。林ダ君は、ナチプロでリードした事がない。だから、私に初登しろと言いたいらしい。こんなにピッカピカにしたんだから、自分で初登しなさい\(゜□゜)/ 簡単だから平気だよ(^O^) 上部は懸垂下降しながら眺めただけ、まずは林ダ君もTRで試登。
プラプラしていると、ママに「初登しないと、また、来る事になるのよ!早く、登っちゃいなさい\(゜□゜)/」とお尻を蹴飛ばされ、きくが登る。あっさり、RP。だけど、ロワーダウン時、ロープがスタックしてしまい身動きが取れなくなった。ん~(-_-;) 何か、良い方法はないものか?まっ、リード&フォローで登ればよいのだけど。ここでもう一つの問題、グレードは?5.9とか5.10aくらい?自分達が登ったことのあるクラックを思い起こすが、同じようなタイプのクラックが、そもそも思い出せない。引き出しが少なすぎ!ママに、グレード判定を依頼!ママの所感では、9+くらいのようだ。でも、「手に厚みのある人はシンハンドになってもう少し難しく感じるかも!」らしい。まっ、きくのルートはこれで一区切り。
先程から空が急に暗くなり、遠くに聞こえていた雷の音がどんどん近付いてくる。林ダ君のルートも、登るだけだと言うのに・・・、撤収!林ダ君、残念。また、来ようね。

ところで、掃除している2人がバンバン落とす岩茸が余りに立派なサイズで・・・。ちょっと拾うつもりが気が付くとコンビニ袋2つ分になった。これは・・・(゜-゜) お風呂で洗うしかないな。でも、1人で食べきれるのか?

帰りの車中、ルート名について語りあう。掃除をしている時、「(きくのルートの)名前、『ぷり~ん』にしなよ!」と言っていた。ルートの上部、蒲鉾を横に貼り付けたみたいなハングがあって、そこにまっすぐのクラック。なんだか、プリプリのお尻みたい!だと思って。純一さんが林ダ君ときくのルートの間の壁を見て「お化けの顔みたいだな!」と言っていた。ゴーストバスターズのマシュマロマンみたいな感じ、「林ダ君のルートがマシュマロマン右で、きくのルートがマシュマロマン左でいいじゃん!」。「あのさ、浣腸!は?お尻みたいなクラックに手をオリャオリャって入れてジャムを決めるじゃん(^-^)」、きく、下品だから(-_-;) 私が非難すると、「じゃ、100年殺しは?」ときく。「100年殺しって何?」と私。「7年殺しじゃないの?」と林ダ君。100年でも7年でも良いわよ。それ、何?「浣腸のこと(^-^)」、勝手にしなさい/(-_-)\
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