クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

小川山 2005/09/18 Sun

2005-09-18 23:59:59 | ChapⅢBigRock2005
きくが起きてこない。けど、へっちゃら。合宿はまだ2日目。後8日間もある。余裕ブッチギリの寛大な心でコーヒーを飲みながら読書。のはずだったのだが・・・。起きないにも程がある。そう、元来、私は心の狭い女なのだ!このままでは、朝の緊急ミーティング、「きく、そこに正座しなさぁい!!」って所だったのだが、タープに来客。朝のおしゃべりに花が咲き、緊急ミーティング回避、きく、よかったね。

今日は水晶スラブ、私の狙いはアバタもエクボ(5.10c)だ。お昼前に出発、水晶スラブも一年ぶり。トポを見ながら、「この道から行こう!」と、元気よくスタート。「ん?」、曲り損ねた気がする。でも大丈夫。「展望台経由でいいじゃん!」、と、能天気に歩き続ける。が、今日も昨日に引き続き快晴。暑い、遠い、って言うか、登ってんじゃん!展望台経由なんだから、展望台までは登る!って事になんで気づかなかったのか(-_-;)?昨日に引き続き、干からびそうだ。
水晶スラブ付近に到着。多分、目の前にあるのはひょっとこ岩水晶スラブのお隣である。なのに、水晶スラブが無い。以前、来たときは、下から水晶スラブにやってきた。さまよう事、○○分(気分的には30分くらい。)、やっと、水晶スラブ発見。って、トポ通りじゃん!トポの地図って、岩場を探す時には、全く役立たずなのに、たどり着いてみると記載の通りなのだ。ん?地図を見ている、こちらの頭に問題があるのか(-_-;)?

アップで、越境者(5.10a)、きくがTRを張ってくれる。朝一スラブかぁ。全然、粘らずテンション。アップのルートが登れないのは、体が動いていないからじゃなく、心がついてこないから。こんなんで、いいのかなァ?

さて、アバタもエクボ(5.10c)。まずは、きくとルートを見上げ、去年の記憶を呼び覚ます。純一さんは、どう言ってたのか?ああでもない、こうでもない・・・。行ってみよう!
まずは、きくから。一撃は、出来ない。私、せっかくTRを張ったのに、やっぱり欲が出てリードする。が、ダメ。でも、感触は悪くない。
「先に、登られちゃうかもなぁ。」と、きく。フフッ。スラブは、きくと同じグレードを登れる、数少ないジャンルだ。がんばる!
が、RP出来たのは、きく。・゜゜・(>_<)・゜゜・。 いいもん、がんばるもん。きくが登る私を見ながら、「俺、安定したところから、両手とも手が届いちゃうんだよね。」、なんですと(?_?) 核心部で使用する(と思われる。だって、他に大した物はない。)凹みと言うか、窪みに、きくは安定した箇所から手が届くらしい。私は、両手とも届かない。スラブならきくと差がなく登れると思ってたのに・・・。いいもん、足に乗るもん。だけど、ちょっと冷静になった。TRでMOVEを固める。TRでもやはり感触はよく、きっちり核心が越えられる。大丈夫だ、行こう!
途中、女性3人組にルートを譲りながら、RPトライ。核心部を一歩、二歩、三歩、四歩、五歩???ギャー!なんで?なんで?なんで右手が足元にあるの?右手は頭上のポケットを取りに行っているはずなのに???間違えた、テンション。
もう一回、核心部を一歩・・・、五歩目で足が外れた。大丈夫、もう一回。
今度こそ!と、登り始めると、核心部の一歩目の足が外れた。気持ちが折れた、「きく、回収して。」。きくは、きっちり再登した。大丈夫、絶対に登れる!日を改めよう。

「あの女の人達さぁ・・・」「そうそう、あっこだって、笑っちゃった。」「もう一人の人はカズミだし。」、そう、アバタもエクボ(5.10c)で、割り込んでもらった女性3人組の一人は、あっこと呼ばれていた。ママと同じだ、登れそうと、聞き耳を立てていると、もう一人はカズミと呼ばれていた。カズミ姉ちゃんと同じだ。これまた登れそう。「あと一人、なんて名前だったのかなァ?」「福ちゃん、トシエちゃん・・・。」、強い女性クライマーの名前だったら、楽しいのに(^o^)

今日のきく、越境者(5.10a)をOS、アバタもエクボ(5.10c)をRP、フンだ(`^´)
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