クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

BigRock 2004/08/29 Sun

2004-08-29 23:59:59 | ChapⅡBigRock2004
週末BigRockである。嵐を呼ぶ女が、台風16号を呼び寄せてしまった。。。嫌われ者である。到着したBigRockは、間違いなく私が今まで体験したなかで、もっとも混雑していた。ベニさんは、
「いつも、雨の日曜日だったらいいのに!」
って、店長発言を出していたが。。。ダメェ!こんなに混んでたら、未熟者クライマーが割り込めないじゃん!って、割り込んだけど。

さて、ジムの話。最近、って言うか、結構、長く伸び悩み中である。ルートは5.11に跳ね返され、ボルダーは5級+に歯が立たない。今日は時間がたっぷりあったので、ボルダーの棚卸をした。が、やっぱりダメ。伸び悩み始めて2ヶ月くらいだっけ?登れないボルダー課題を、色々な人をとっ摑まえて登ってもらう。真似をしてみるけど、やっぱりダメ!私の登りを見た彼らの感想は、
「ここで、引き付けられないと。。。」「このホールドで耐えられないと。。。」。。。。。
って、感じ。自分自身、登っていて思うことは、やはり、力なのである。ホールドを一瞬掴む事は出来ても耐えられない。反対の手でしっかり引き付けられないから、出した手が狙った位置に届かない。。。垂壁なら、同じグレードの課題が登れてしまうのである。力かぁ。
今までは、「登れない!」と騒ぎながら、周りの皆さんにHELPを求め、
「右足をもう一つ上げてごらん!」「正対じゃなくて、左足をキョンにすれば!」
と言うアドバイスに従えば、どうにかなったのである。しかし、今、登れないのは皆さんの感想どおり、まさに落ちてしまうホールドで耐える力がないからなのだ!じっくりと構えて、指の力、肩の力をつけていくしか解決法は無いようである。
最後にあっ子先生のご神託が下った。
「緑でしょ!5級+くらいあるから、普通、1年くらいかかるよ!焦らないで、色々、登りなさい!」
はぁい、ママ。とても、素直に納得である。がんばりまぁす。目標は、この先2ヶ月以内に緑課題制覇!
そう言えば、あっ子先生に一番初めに筋トレを薦められたときの事を思い出した。
「MOVEや、技で11-くらいまでは登れるけど、その先を目指すなら必ず力が必要になる。でも、11-が登れるようになっちゃうと、筋トレなんて面倒くさくなっちゃって、自分が登れるタイプのイレブンだけを楽しむクライマーになっちゃうから、イレブン以上を目指したいのなら、力から逃げちゃダメ!」
ってな感じの事を言われたのだ!そう、私は最近、すっかり垂壁好きになってしまった。垂壁の4級の課題はなんとかなっちゃうから。。。登れなくても、まったく手も足も出ないわけではなく、解決方法がイメージできるのである。そう、足をもう一つ外にしてみよう!とかね。力から逃げてるなぁ。。。反省である。
初心に戻ろう、クライミングはPowerだぁ!がんばろっと。
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BigRock 2004/08/25 Wed

2004-08-25 23:59:59 | ChapⅡBigRock2004
今日はすんなりBigRockにたどり着けた仕事帰り。出足好調である。

さて、本日、あっ子先生の車の中でず~っと保管されていた、ロープをデビューさせた。買ったものの、使う機会が、今まで無かったのだ。
あっ子先生の新しいロープのほぐし方講習である。ロープの中心から2重に畳まれているため、片手を輪の中に入れて、グルグルしながら。。。。
「きちんとしないと、今日はずっと絡まったロープを解くだけで時間が終っちゃうからね!」
はぁい!グルグルしてる間に、頭の中がグルグルである。グルグルが終ったら、ロープの末端を掴んで、ロープの山を移動である。これを2回。次に、壁に取り付けられているヌンチャクに2箇所ロープを掛けて、右に左に3回。で、準備OK!
おNEWロープの使用権をスクール仲間にプレゼント。今日、彼はお誕生日なのだ。
次は私。新しく作られていた、子供ちゃん(身長130cm以下)向け課題。なんだか、視界に入るシールが一杯で、登る前にチェックした手順なんてどっかに吹っ飛んでしまった。ホールドは小さいし(子供ちゃんの手には多分ガバ)、やたらと狭いし。。。ダメだ、落ちる!が、NEWロープにテンションをかけるわけには行かないので、ホールド飛ばしまくりと言う姑息な技を使って終了点へ。
子供ちゃん向け課題2をスクール仲間が登る。彼をロワーダウンさせていると、ロープがするするATCから抜けていく。へっ?彼を落としてしまった。尻餅である。だって、┗(-_-;)┛オ・・オモイ・・・。と、思っていたら、NEWロープはコーティングがバリバリきていて、よくすべるものらしい。怖い。ごめんね。ギャーギャー騒ぐ二人を見て、ヨセミテに二人を引率するあっ子先生は。。。苦笑である。楽しいヨセミテになりそうである。
子供ちゃん向け課題3へ。キャー、無っ、無理!だって、ホールド両手とも手のひらすっぽりサイズでこのバランス???
「ごめん、はってぇぇぇぇ!」
あぁあ、今日は絶対に落ちない予定だったのにぃ!NEWロープにケチをつけてしまった。あっ子先生に文句(○`ε´○)ぶーっ(○`ε´○)ぶーっ。難しすぎる!あっ子先生に登ってもらいグレーティングを。10c判定である。ウソォ!ジムの10cだったら、登れるもん!
「外と同じよ!自分の使いたいホールドだけ使って登ればいいじゃん!」
ほへ?小さい脳みその負けである。
そのあと、鶴田さん、佐藤さんにNEWロープを使ってもらった。佐藤さん思いっきりFALLである。お~ほっほっほっ!これで、佐藤さんと私の力関係が確定である。私の運転手、3回ね。
これまたおNEWのロープバックに、ロープを突っ込み、あっ子先生と大騒ぎである。あっ子先生にとっても、新作ロープバックで、二人でああでもない、こうでもないと、ロープバックチェックである。

あっ子先生がいない間に、ロープをお外デビューさせないといけないので、ロープをお持ち帰りである。重い。このロープを背負って岩場に行くなんて。。。あぁあ、体力つけなきゃ。
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小川山 2004/08/22 Sun

2004-08-22 23:59:59 | ChapⅡBigRock2004
21日深夜、と言うか、22日超早朝、小川山着。テントを設営し、中にもぐり込むと。。。狭いながらも楽しい我が家。なんだか、とっても落ち着くぞぉ!

講習は妹岩からスタート。宿敵、カシオペア軌道(2p)(5.10b)から。って、ウォーミングアップもしないでいきなり取り付いてみると、スイスイと登れるはずの核心手前までが辛い!ウォーミングアップしないと体って動かないものだなぁ。どうにかこうにか核心手前まで。行くぜぇ!と、核心を一発で抜ける事ができた。\(^o^)/GWから、苦節3ヵ月半。修行を積んだかいがあるってもんである。あとはルンルンと、フレークを掴んで登りはじめたらズリッ!うっそぉぉぉぉ!下からは、純一さんとあっ子先生が非難轟轟である。
「何やってるんだぁ!」「何やってんのよぉ!」
仲良し夫婦である。って、そうじゃない!えぇぇぇぇぇぇ!グズグズしていると何を言われるか分からないので、とっとと終了点へ。降りてくると、手が滑っている。ふと手を見るとゲッ、血マルケである。あぁあ、朝一番からついてない。やっと核心を抜けられた喜びでホケホケしていると、
「登れたって言わないのよ!核心のMOVEが出来ただけだからね。登れてないんだからね!」
と、あっ子先生。ハイハイ、わかってますって。登りますよぉ。そのうちに。

愛情物語(5.8)を、なんちゃってリード。あっ子先生は、どうしても、カムのセットをさせたいらしい。行きますか。って、クラックのリードって、やっぱり出来そうな気がしないんだなぁ。フットジャム決めようとするところにカムがあるし、ロープも邪魔だし、と、ぶつぶつ思いながら登っていくと、
「ランナウトしすぎ!そこで落ちたらすごく落ちるよぉ!」
と、下からあっ子先生のお叱りが飛ぶ。ゲッ!あたふたと目の前のフレークに入るカムを探すが、無い。
「無いでしょ!セットするのもうちょっと下だったの。もう、いいから行っちゃいなさい!」
と、あっ子先生。はぁい。あっ子先生のカムセット採点登りの結果、90点。カムのセットは100点だけど、上部のセット忘れで減点10点である。きちんとセット出来てるって言われても。。。リードはなんだかなぁ、自信が持てない。

雪辱を晴らすべく屋根の上のタジヤン(5.9)。ここで、バッタリ、阿部さんの憬れの人、○○さん(名前を覚えてない)に遭遇。名前も覚えてないくせに、何故、阿部さんの憬れの人だと判ったかって言うと、あっ子先生である。小川山に向かう車の中、あっ子先生に阿部さんの憬れの人話をしたら、あっ子先生が阿部さんの憬れの人を見切ったのだ!
「阿部さんの憬れの人の○○先輩(先輩と呼ばれているらしい)だよ!」
と、紹介されたのだ。が、結局、○○先輩は、
「回収する時間勿体無いから、このまま使っちゃって。今日は一日この辺りにいますから!」
と、ヌンチャクを残したまま去っていってしまい登る姿は、見学できず。んと、結局、こんなに書いたのに、阿部さんへの自慢のつもりだったんだけど、自慢になっていないような気がする。
ともあれ、屋根の上のタジヤン(5.9)はレッドポイント!

遅れてマラ岩にやってきた純一さんに、
「次、ロッキーロード(5.12a)行っちゃおうかなぁ!」
「おぅ!行け行け!取り付きが悪いからがんばれよぉ!」
って、ねぇ。もうちょっと別のリアクションを期待したんだけど。。。「行け行け!」って言われたら「ごめんなさい!」で、話が終っちゃうじゃん(ーー;)
食事をしてたら、ロッキーロード(5.12a)を登る人登場!皆が見守る中、カッコよく完登。すっごぉぉい!カッコよすぎる。あっ子先生の「ナイスクライミング!」の声が響く。生徒達に言う「ナイスクライミング!」とは全然違う声だ。早く、あっ子先生にあんな風に「ナイスクライミング!」って言われるようにがんばろっ!

ホリデー(5.9+)。クライミング界の生き字引あっ子先生の解説が入る。
マラ岩で一番初めに作られたルートよ!」
って事は、弱点を突いた好ルート。のはず。なんだけど、なんだ、このナンチャッテフレークは!溝?こう言うなんというかフレークの振りして、つかみ所のないっていうか。。。キライ!

リバーサイドへ。度胸一発、マダム・バタフライ(5.10b)をドキドキのカムのセット交じりのリードである。先日のトップロープの好感触を思い出しつつ。。。えぇぇぇぇ!こんなに悪かったっけ?核心でFALLである。この前、どうやって登ったんだろ?2回、3回とTryするがダメ。足にはロープバーンである。
「ロープ変だった?」「ボルトの直ぐ上だから仕方がないよ!」
と、あっ子先生。にしても。。。ダメかぁ。
「この前、純一さんに始めて褒めて貰ったのにぃ。」とハングドッグしながら呟く私に、
「取り消し!」と純一さん。(T_T)ヒドイ。
トップロープで再度登ってみるが、全然ダメ。気持ちの問題?
「この前は、岩の状態がすごくよかったから。」
と、純一さん。でも、そのあと、スクール生の一人も登っちゃったし、あっ子先生も登っちゃうんだから、やっぱり、能力の問題だ。はぁ、がんばろう。
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BigRock 2004/08/18 Wed

2004-08-18 23:59:59 | ChapⅡBigRock2004
今日も元気にBigRockである。とっても、早く到着する予定だったのに。。。京急鶴見からバスに乗ろうとしてさ迷う事○○分。山でも都会でもアプローチは鬼門である。

今日のレッスンはボルダーの手足登り。
「右足と左足と逆!」「右足のアウトステップで置かないからバランスが悪いの!」・・・
小さい脳みそに対する指導が盛りだくさんである。最近、脳みその小ささをごまかす腕力が身に付いたから性質が悪いのである。が、ボルダーは腕力でごまかせるけど、ロングルートだとパワー切れになっちゃうから、脳みそも鍛えないとなぁ。

先日来、あっ子先生に「出来ない!」と訴え続けていたボルダー課題を、あっ子先生が「しっかり見てて!」と、登ってくださる。えっ!そんなに足を上げちゃうの?真似をして登ってみると、あっさり登れてしまった。ん~。やはり、敵は脳みそか!

先日、トミさんに「クラック講習受けているんでしょ!」と、質問されて答えられなかったシンクラックへのジャムの決め方をあっ子先生に聞いてみる。やり方を言葉では理解したのだが、BigRockのクラックは(と、言うか外岩も含めて今まで登ったクラックは)、私にとって全てがハンドジャムが決まるサイズなのだ!だからあっ子先生の説明を聞いてそれっぽい動きをしてみてもなんだかピンとこないのである。

レッスン後は、あっ子先生、若月さん、ウッチーさんとラーメン。時間がたつのがあっという間である。なんだか、すっかりBigRock色に染まってしまった。
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BigRock 2004/08/15 Sun

2004-08-15 23:59:59 | ChapⅡBigRock2004
目覚めはテントを叩く雨音。小川山は雨 。・゜゜・(>_<)・゜゜・。 うそぉぉぉ、私って本当に雨女なの?
別の予定で小川山に入っていた阿部さんから、今日どうするのメールである。(今回は阿部さん車に便乗なのだ!)BigRock教室はレッスン中止である旨を伝え、双方撤収準備である。
帰りますのご挨拶をする私に、純一さんの一言。
「早く、川上村から出てってくれ(笑)」
純一さん、ヒドイ!

さて、車に乗り込むと、
「温泉でも寄って帰ろうか?」と、ノンビリモードの私に、
「登り足りなくない?」と、阿部さん。望む所である。
で、阿部さん未体験ジムである!BigRockへ。

BigRockは、結構な人ごみである。
あっ子先生、純一さんの
「ジムで登れなくなってるよぉ!」
との言葉を思い出しながら、登り始めてみるといきなり手、足、背中と体のあちこちでプチプチ感が。。。筋繊維が切れまくっている。どうやら、小川山では本当に、たいした筋力を使わずに日々を過ごしていたらしい。明日、体中痛いだろうなぁ。

安部さんを、BigRockの全ての壁にご招待である。順にクライミング壁を登ってもらい、メイン壁で阿部さんダウン。ジジィである。一つ、登っていない壁があったのだが、安部さんの弱り具合を考慮し、ボルダースタート。若月さんとトミさんに遊んでもらう。

久しぶりに見た阿部さんは、微妙にフリフリ登りになっていた。へっ?正対登りはどうしちゃったの?コソ錬の成果らしい。次にあう時には、完全フリフリクライマーになってたりして。

弱りきった阿部さんを捨てて、ボルダーで一人でクールダウン。登れるグレードは及ばないが、体力勝負は勝利?私も、しばらくかぶった壁をサボってたからなぁ。垂壁ばっかり登ってないで、かぶった壁をもっと登らないとなぁ。

帰り道、BigRockの感想を阿部さんに聞いてみる。
「すっごく、いいジムだよね。来たいけど。。。ウチからBigRockの間にジムが3件くらいある。」
そうなんだよねぇ。遠いんだよねぇ。

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