クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

小川山 2004/06/13 Sun

2004-06-13 23:59:59 | ChapⅡBigRock2004
目覚めると、鶯の声。快晴である。昨夜のお酒も残ってないし、ん?筋肉痛?ひょぇぇぇ、太腿が痛い!ともあれ、支度を整え、岩場へGo!

本日は、おむすび山スラブ。トップロープが次々張られ、
「こっちから、10a、10c、9なんだけど、9より10aの方が登りやすいから、10aから。」と、あっ子先生。げっ!9あるんだ。今日もリードかぁ。しかも、10aの方が登りやすいって事は、難しい9なの?が、トポを見ていたウッチーさんが。。。
「10台しかないよ。9って何本目?」「えっ、ラベンダー2p(5.10a・5.10b)。」「2pで10aと10bになってるよ!」
グレードアップしたらしい。って事は。。。今日はリード無しだ!なんだかうれしい。なんて消極的。二日連続クライミングの二日目は、元気がない私である。だいたい、一日目に張り切りすぎなのだ!登るみんなを見ながらボケーっと。
「登ってないの?登んなきゃ駄目じゃん!疲れちゃった?」「太腿が筋肉痛。。。」「今度からトレーニングにスクワット入れようか!」とあっ子先生。はぁ?イヤイヤ。はい。スクワットでございますね。ハイ、やります。。。って、もう、自宅でやること覚え切れません。_(++)/ダメダ.....
根性で気力を振り絞り無名ルート(5.10a)。スタートが悪く、途中は快適、上部がスラブらしいスラブである。まったりと登っていると、やばっ!落ちる!何とか踏ん張る。体勢を立て直し、しばらく登ると、また、やばっ!もしかして、こういう事?そう、GWの小川山で散々注意された。「力を手に分散させずに、片足に全体重を掛けなさい!スメアを信じて!」である。片足にしっかり乗り込むと、足が効くのに、中途半端な状態でもう一方の足を上げそちらに体重をかけるとすごくバランスが悪くなる。やっと、注意されていた言葉を実感である。
ラベンダー2p(5.10a・5.10b)。マントリングが3回。体硬いんだよなぁ。足が上がらない。ぐぅぅぅぅぅ!無理矢理である。終了点手前で、みんながやたらと時間がかかっていた場所がある。どうやら、ここらしい。登る前にあっ子先生が、「だって、足が階段に。。。」とかなんとか。これ、階段?はぁ。あっ子先生には階段状に感じられるんだよね。大体、手はどこぉ?階段にはとても感じられないスタンスを使いオリャ!あそこにあると情報収集済みのガバに左手を伸ばす。終了!
リメンブランス(5.10c)。三野夫妻のご主人が、ビデオ撮影して下さる。今日は化粧もして無いし(してても、後姿しか映んないじゃん!)、じゃなくて、登れていないしイヤだなぁ。って、カッコイイ姿を撮るんじゃなくて、フォームチェックの為に撮ってもらうんだから、良いのである。しかし、登れないなぁ。さっき、気が付いたんだぁ。太腿が筋肉痛だとばかり思っていたら、指先の皮もムケムケで、手も痛かったらしい。気づけよ!慣れって怖いよなぁ。痛いのが当たり前になってるよ!無理矢理、力尽きかけながら登った。
メイストーム(5.10c)おむすび山スラブはスラブ&フェイスって感じなのだが、このルートのみドスラブである。ちょっと気合を入れて登り始める。が、足腰が付いてこない。何度か、ズリズリしてしまうが、なんとかがんばる。

少し早い時間だが、テントの後片付けがあるので、本日はこれで終了。
登れたり、登れなかったり、元気だったり、疲れていたり、まぁ、色々あるが、ちょっと、スラブの登り方と言うか、スメアリングと言うものが、実感できたような気がする。あっ子先生曰く「スラブは『おしん』の世界なのよ。我慢よ!」。解ったような気がします。はい。来月の小川山まで、この感触が残っていると良いのですが。。。
コメント
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