クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

BigRock 2004/06/09 Wed

2004-06-09 23:59:59 | ChapⅡBigRock2004
今日はBigRockでレッスン。

まず、靴の話。BigRockでいつも一緒になる佐々木さんが、「買ったんだけど小さくて3回くらい履いただけでほってある靴があるから、持ってきてあげるよ!」と日曜日におっしゃって下さった。そして、今日、試し履きをして、OKだったら、格安で譲っていただく話になっていたのである。その靴は、足を正確に置かないと、足がすぐに外れてしまうと評判の靴である。「サイズがOKで、あんまり登れないようなら、ファイブ・テンへリソールに出せばいいよ!」と、あっ子先生が話していたのだが。。。
BigRockに到着するといきなり、「私が先に試しといた。中村さんには縦がきつくて、横がちょっと余っちゃうかもね。」と、あっ子先生。試しに履いてみた私の足をチェックしたあっ子先生は、「縦は、指がここならまぁ、こんなものか。ちょっと登ってらっしゃい。」。履いた感じは、確かに縦にきついが、痛くて履いていられない程ではない。横はジャストフィットってことは無いが、ちょっときつめに締めればいいかなって感じである。
ボルダー壁で簡単な課題を登ってみる。特に違和感はない。ウッチーさんが、いつの間にか背後からボルダー指導をして下さる。あの、練習してるんじゃなくて、試し履き中なんですけど。。。って、事を説明すると、「じゃあ、ブルースタンスで登ってごらん。」と、ウッチーさん。あっ、なるほど。そうやって、試すんだ。自分では、これだ!って気はしないが、特に問題も無いような気がする。「どうですか?」「きちんと乗れているしいいんじゃない。」と、ウッチーさん。
あっ子先生のもとに戻り報告。「いい感じのような気がする。」後は、お支払いを済ませ、靴、決定!佐々木さん、有難うございました。

スラブを登る。「結構、いい感じになってきたわよ!その靴なら、きちんと足を置かないと足が外れちゃうから、練習に調度いいんじゃない。リソールに出さないでしばらくそのままで履いてみたら。」と、あっ子先生のお言葉である。前半はやったぁ、後半は・・・。練習しまぁす。ところで、登っている時、足がよくミシンを踏む状態になる。「爪先立ちしてみて!」。大岩あき子バレイスクールである。踊っちゃうよ!「じゃあ、指でたってみて!」。まだ、震える。「ん~、どこだろうねぇ。」。あっ子先生のボディチェックである。上半身?「登る時にずっと、全身に力が入っているのね。力が必要なのは次のホールドを取りに行く瞬間だけ。後は、もっと力を抜くように気をつけて。。。」と言うあっ子先生を見つめる、私のつぶらな瞳である。「毎日、懸垂を100回出来るようになりなさい!なら、がんばれるんですけど。。。力を抜くとか。。。」ぐずぐず言う私に、「でしょうね。でもね、楽して登る事を覚えないと。」と、答えるあっ子先生は、心から『あなた、本当にそういう事苦手よねぇ。』って感じの顔つきである。小さい声ではぁい。根性系は得意なんですけどねぇ、脳みそ使う系、レスト系は。。。
「中村さんって、この壁で最高グレード、どれくらいだっけ?」「10a、b、c、dを、登れるルートは登れるし、苦手なルートは登れないって感じです。」「トップロープで11登ってみようか。」。登ってみた。ら、なんと必殺、2手目が取れない!ひょぇぇぇ!「ロープ要らなかったね。」と、あっ子先生。壁を相手にどたばたする私を見ながら、後ろであっ子先生とウッチーさんが、私のどこが悪いのか分析中である。結論、指が長い!じゃなくて、指の力がまだ付いていない。指先で保持するホールドが全然、保持できないのだ。はぁ。次は指ですか。そろそろ、この白魚のような指とお別れする季節が(季節か?)やってきたようである。「じゃあ、グレード下げて、10d登ってみて。」。10dは、登れる。ワングレードの差は大きい。

最後に懸垂。「すごく、右が上の斜めになってるよ!」。通りすがりに声を掛けられた。えっ?ウッチーさんを引っ張ってきてチェックしてもらう。と、確かに右手で体を持ち上げているらしい。えぇぇぇぇぇぇ。左右均等になるように注意してトレーニングしてきたのに。ちょっと、ショックである。「でも、懸垂できてるんだから、そんなに気にしなくてもいいよ!」と、ウッチーさん。はぁ、そんなものですかねぇ。まぁ、左右均等の力じゃなくても、要は左手でも体が支えられればいいんだから。。。まぁ、いいか!
コメント
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