友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

戦争の好きな人だけで戦いなさい

2012年09月21日 21時20分57秒 | Weblog

 民主党の代表選挙はやはり野田首相の圧倒的勝利だった。野田路線に反発して分裂し、それでも残った人たちだが、もし、野田さんでない人を選ぶようなら民主党という政党はますますよく分からなくなる。結果としては当然のことだと思うが、それでも野田さんに投票しなかった人たちの数に注目しておきたい。これで民主党はますます現実路線というか、第2自民党になっていくのだろう。自民党の総裁候補が全員、改憲を目指しているばかりか、改憲しなくても集団的自衛権を行使できるように法的整備を行なうべきだと主張している。

 野田さんの「近いうちに」が現実化するのは、来年になってからが濃厚になってしまったと思う。どのような時期になったとしても、民主党はかなりの議席を失うだろう。名古屋市長の河村さん人気で生まれた減税日本も、次の選挙では大幅な議席減となることは目に見えている。余りにも議員としての資質に欠けた人々を立候補させた。聞くところでは、河村さんは自営の人を選んだそうだ。たとえ、落選しても困らないというのが理由なのだろう。そんな人たちだから、全く政治家としての情熱も見識もない。市民の減税日本への期待は大きく裏切られたと言っていい。

 尖閣諸島の問題でも、東京都知事の石原さんは「弱腰だからなめられるのだ」と威勢のよいことを言っている。野田首相も「毅然とした態度で臨む」と言う。中国が軍艦を派遣してくれば、日本も自衛艦を現地に送るというのだろうか。ぶん殴られる前にぶん殴ってしまえというのは、ケンカの鉄則らしいが、殴り合いになればどちらかが降参するまでやるしかない。それを望む人たちは、尖閣諸島で切り合いでも撃ち合いでもやってケリをつけたらいいだろう。決して、海上保安庁の職員や自衛官を使うなと言いたい。

 戦争を決めた人は、いつも安全なところにいて、「国の運命がかかっているので、頑張って欲しい」と命令する。そんなに大事なことであれば、まずあなたが行きなさい。源平合戦のように、トップが出てきてふたりで決着をつけたらいい。国民を将棋の駒のように勝手に使わないで欲しい。国が戦争をしないためには、戦争をしたい人だけが無人島のようなところでケンカをやればいい。食糧も水も兵器も自分で運びなさい。人には助けを求めるな。その結果にみんなで従うように説得することくらいは出来る。その結果が不満な人はまた、集まってそれぞれ最後まで戦えばいいだろう。

 領土なんてくだらない。権益なんてくだらない。それを後生大事に思うなら、思う人だけで戦って欲しい。尖閣諸島や中国の反日運動、日本での中国人学校や商店への嫌がらせ、民主党の代表選挙や自民党の総裁選挙を見ていたら、そんな気持ちが強く湧いてきた。

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1 コメント

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Unknown (ぽぽ)
2012-09-28 21:00:15
私もまったく同感です!!!
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